Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

マッケリー、WKで初のオランダ人ビデオ審判に

デニー・マッケリーがFIFAによってロシアでのWK 2018のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に選出された。35歳の審判はロシアで活動する13人のビデオ審判の1人に。WK本大会でビデオ判定が導入されるのは今回が初。

 

1934年にジョン・ファン・モールセルがWKで笛を吹いた史上初のオランダ人主審だった。2018年にマッケリーはビデオ審判としてのプレミアを務める。「私個人にとってもKNVBにとってもファンタスティックなニュース。この分野のパイオニアとして行動してきたKNVBの全ての努力に対するご褒美」とマッケリー。

 

マッケリーは少なくとも主審 ビヨルン・カイパース(先月彼の固定アシスタントのサンデル・ファン・ルーケルとエルヴィン・ザインストラと共にFIFAによって招集を受けた)が担当する試合でVARとして加わることになると予想される。それに加えて、他の国からの審判とも数試合をこなすことになる。「私はほぼ毎日仕事をしなければいけないだろう。とてもキツいが、楽しいことでしか無いよ。ホテルルームで待たなければならないより忙しい方が良いからね」

 

試合の緊張感
VAR'sは今回は固定された中心地から作業を行うことになる。「センタールームがあるのはアドバンテージ。日本とコレアでのWK Onder20ではスタディオン近くのバンからで常に移動続きだったし、毎日試合があるとかなりキツい。WKの雰囲気はあまり味わえないだろうが、緊張感は十分ある」

 

さらに他の審判団チームとも綿密なコンタクトを取ることになる。各主審と副審たちは試合ごとにモスクワに戻り、振り返りの議論を行う。「重要なのは主審や副審とプレーの見方やルールの解釈で1つのラインを作ること。カイパースとは間違いなくそれがある。我々は各状況に対して同じ見方を持っているから、一緒にやれるのは嬉しい」

 

初テスト
マッケリーは国内、国際の両トップ・フットボールでのビデオ判定の発展に当初からかなり綿密に関わってきた。2016年に行われた国際親善試合 イタリア-フランスではFIFAの初のライブテストに参加。マッケリーはビデオ審判を担当し、ピッチ上での笛を吹いたのはカイパースだった。マッケリーはクラブWK(2016)とWK Onder20(2017)でもビデオ審判を務めている。

 

FIFAがオランダ・チームを上記のライブテストに選んだのは、KNVBがビデオ判定の分野で国際的先駆者だからだ。「だから我々がWKで主審、2人の副審に加えて、さらにビデオ審判としてもWKに参加できるのはKNVBにとって相応しいご褒美」とマッケリー。「当初からマイク・ファン・デル・ルーストのリードの元、このプロジェクトでハードワークしてきた。我々が上手くやってきたことを、我々はいまあらゆる場所で示している」私だけではなく、オランダの全てのVAR'sがだ。オランダを代表して私がWKに参加できるのは本当にとてつもなく光栄に感じる

 

フットボールの将来
しかしスクリーンを見るよりもピッチに自分が立ちたい?「ああ、もちろん。VARは誰だってできるなら主審としてピッチに立ちたいと望むもの。しかし今回はビヨルン・カイパースが選ばれたし、私はEK 2020でその側になれるように全力を尽くす。この役割でもWKに参加できるのはもの凄く勉強になるし、重要な仕事。率直に言わせて貰えば、ビデオ判定はフットボールの将来だ」

 

https://www.knvb.nl/nieuws/themas/fifa-uefa/47983/makkelie-eerste-nederlandse-video-arbiter-op-wk