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オープニング・ヴェーツトライトに勝利でJCスハールへ (練習試合: Sociedad-thuis)

フェイエノールトは土曜にReal Sociedadに1-0勝利でプレシーズンを締めくくった。ヨハン・クライフ・スハール1週間前の伝統のオープニング・ヴェーツトライトで唯一のゴールを決めたのはニコライ・ヨルゲンセン

 

デ・カイプの有名なゴール音楽が今シーズン初めて響いたのはまだ15分も経たない時間帯。ヨルゲンセンがヘディングでネットを揺らし、昨シーズン同様にオープニング・ヴェーツトライトで先制。

 

リードを得たことでは無く、ゴールまでの過程にはファン・ブロンクホルストは満足する他無かっただろう。左サイドの素早いカウンターアタックはハプスを経てボエチウスにボールが渡り、パーフェクトなクロスを昨シーズンのエールディヴィジのトップスコアラーが締めくくった。

 

これこそ監督hが今シーズンもっと何度も見たいと望んでいる攻撃の形であり、フェイエノールトが獲得したハプスとボエチウスの2人のプラスαのクオリティが発揮されたシーンだった。ハプスはコンスタントな上がりとスピードのあるドリブル、ボエチウスはHT直前に見事なアクションから強烈なシュートがゴール横に僅かに逸れるなど、その後もこの2人はしっかりと価値を示した。

 

フェイエノールトがたった1得点でリードを得てHTに入れたのは30分行こう何度もReal Sociedadの激しい攻撃に立ちはだかったフェルメールのおかげだったが、スコアは後半も変わることなく時間が経過したのは試合のテンポが次第に落ちていったせいだった。部分的にはビジターチームに不必要なボールロストが増え、オフサイドを冒すようになったためだが、フェイエノールトもそれに対してカウンターで本当に危険なシーンを作ることはほとんどできなかった。

 

こうしてフィテッセとのヨハン・クライフ・スハール1週間前の試合はリードを一瞬も危うくすること無く終了。特に後半は『新しい』フェイエノールトがどこまで出来上がっているかの問いに明確な答えが無かったものの、少なくとも昨シーズンのスペイン6位相手のこの結果は今後の重要な数週間に向けて自信になるだろう。まずは来週、今シーズン最初のタイトルを賭けての勝負からだ。

 

Feyenoord - Real Sociedad 1-0

Scoreverloop:

12’ Nicolai Jørgensen 1-0

 

Scheidsrechter: Ed Janssen

Gele kaarten:

Vilhena, El Ahmadi, Amrabat (Feyenoord), Gorosabel, López (Sociedad)

 

Opstelling:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Kevin Diks, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps;

Jens Toornstra (66’ Sofyan Amrabat), Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena; Bilal Basaçikoglu, Nicolai Jørgensen (76’ Michiel Kramer), Jean-Paul Boëtius.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-real-sociedad-friendly-matches-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「良い相手に勝てた。カウンターアタックのテンポは希望通り。教科書通りのゴールだ。前半はコンパクトに保つのに苦労したが、後半は良くなった。勝利を決めるチャンスも十分作れていた。新しい選手たちはいつだって慣れが必要なもの。とにかくまずまずやってくれたと思う」

 

「もちろん我々はまだプレシーズン。すでに良いレベルにあるが、もっと上げないといけない。練習試合はあくまで練習試合であり、自分たちの立ち位置を語ることは難しい。今日は何度か良いプレーを見せたが、来週は全く別の試合。シーズン最初のタイトルを獲るために準備するよ」

 

「今日の中盤のスタメンは見れば昨年カイトと組んでいた中盤。しっかりとした軸がある。しかし我々は伊達にソフィアンを獲得した訳では無い。彼に多くの才能とクオリティがあるのは今日の途中出場でも見せてくれた。全てのポジションで競争を激しくしたい。そのために彼を獲得したんだ」

 

「第1GKはこの1週間で話し合う。フェルメールは良い試合をしたし、ジョーンスも良い試合をしている。難しい選択だが、選ばなければならない」

 

「ベルフハイスはWatfordでのプレシーズンにフルに参加しており、フィットもしている。彼はクラブもチームメイトも既に知っているしね」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/43417-van-bronckhorst-we-halen-al-een-aardig-nvieau.html

https://www.fr12.nl/nieuws/43419-lof-voor-amrabat-hebben-hem-niet-voor-niets-gehaald.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/31587/van-bronckhorst-over-lastige-beslissing-dat-gaan-we-deze-week-bespreken

 

カリム・エル・アマーディ

「まだ改善しなければならない点がある。Real Sociedadはフットボールをするチームで何度かかなり簡単に突破された。僕らも時々良い攻撃があったけれど、全体的にボールを持った時にもっと落ち着かないといけない。ボールロストが少なくなれば僕らは危険なチームになる。デ・カイプでまた勝ったし、来週に向けてこの結果を自信にしないと」

「新加入の選手たちはフェイエノールトに合っている。まだいつも上手く行くわけじゃ無いけど、僕は彼らにはかなり自信を持っているよ」

「多くの選手がJCスハールはまだ獲ったことが無い。来週最初のタイトルを獲れることを期待している」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/43416-el-ahmadi-rustiger-worden-aan-de-bal.html

 

リチアーノ・ハプス

「自分について話すのは好きじゃ無いけど、ポジティヴなことを言って貰えるのは良いこと。僕は自分のプレーをするしかないし、それがフェイエノールトに合っている。ジャン・パウル(・ボエチウス)とピッチ外でたくさん話をしているよ。彼がどういうボールが欲しいかとか、僕がどうするべきかとかね。綺麗なゴールだった。的確なタイミングでの上がり、正確なクロス、そしてヨルゲンセンの良いヘディングだ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/43418-haps-ik-praat-heel-veel-met-boetius.html

 

ケネト・フェルメール

「第1GKは監督が決めること。僕はリラックスしているよ。誰がプレーするか聞きに行っても意味が無いし、僕は自分のことをするしかない。良いプレシーズンを過ごせたと思うけど、ブラッドも自分のセーブをしていた」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/31586/vermeer-brad-maakt-ook-zijn-reddingen

 

 

伝統のオープニング・ヴェーツトライトで出来はどうかな、というところでしたが、前半はほとんどボールをキープできず、Sociedadにかなりかき回されてなかなかの苦戦。高い位置のスペースで両バイテンスペーラーがボールを受けられなかったのと、例のごとくCBデュオが下がって相手にスペースを与えてしまったのが大きなポイントでしょう。後半は多少良くなって少しずつフットボールもできるようになっていきましたが、Sociedadの交代が多かったのもあるので、なかなか判断が難しいところ。

 

明るい材料としてはハプスが期待通りのパフォーマンスで前への推進力を発揮。分かってましたが良いバックです。安定してこのレベルのプレーができれば大物になるでしょう。ボエチウスも良いプレーがありましたがもっとやってくれないと困るのも事実。逆に右サイドはディクスが全体的に大人しく、ビラルはカウンターで再三相手DFと激しく勝負して良いボールも入れてましたが精度の問題とこのレベルだとなかなかゴールに向かえないのも確か。出場時間が増えて自信が深まれば一皮剥ける雰囲気があるくらい好調なプレシーズンでしたが、ベルフハイスの獲得で再び難しい状況になるでしょう。う~ん。

 

中盤は途中からのカリム&アムラバトにトニーの10番システムがなかなかの機能。イェンスが酷使されそうなセレクションですし、チームとして安定感を増やしたい時にはこのオプションはかなり有効な手応え。

 

問題の第1GKはもはや趣味の領域。個人的には1対1に強いフェルメールは好きですが、なんとなく安心感のオーラがあるジョーンスが選ばれそうな予感。