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フリースラントで後半に立て直して勝利(第27節:ヘーレンフェーン-uit結果)

フェイエノールトは日曜午後にsc ヘーレンフェーンとの苦しいアウエーゲームで1-2の勝利。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは低調な前半にPKでビハインドを背負ったが、後半立て直してニコライ・ヨルゲンセンとトニー・フィレーナのゴールで逆転した。

 

アベ・レンストラ・スタディオンのアウエーボックスに歓びが爆発したのはHT明け10分。ニコライ・ヨルゲンセンが文字通り押し込んだボールがゴールラインを超え、重要な同点ゴール。アウエーボックスの1.280人のサポーターもヨルゲンセンのゴールの重要性を即座に悟っていたのは、前半のフェイエノールトが全く試合に入れていなかったためだ。

 

後半のチームは多くのエネルギーを注ぎ、ポジションチェンジを繰り返すことで、らしいフットボールを展開。1-1のゴール前にもエリック・ボテギンとディルク・カイトにチャンスがあったが、同点ゴールが実際に決まったことでフェイエノールトに必要だった自信が生まれた。

 

そのため前半何度もアクションが必要だった誕生日のブラッド・ジョーンスは後半の出だしは主に観客に。ただフェイエノールトがたった1-0のビハインドでロッカールームに戻れたのはこの誕生日のGKのおかげだった。ジョーンスはペレ・ファン・アーメルスフォールトの2回のシュートチャンスを阻み、ルーカス・バイケルのシュートも見事にセーブ。

 

しかし19分のレーザ・ホーチャネヤドのPKスポットからのシュートにはジョーンスもノーチャンスだった。これは直前にミケル・ネロムがこのスピッツを倒して与えたものであり、フェイエノールトが前半ホームチームを止めるのにファールが必要だったのがこれ1回だけでなかったのも確か。ヘーレンフェーンは何度もフリーマンを見つけ、さらにカウンターで危険であり、前半はネロムだけでなくイェンス・トールンストラとスティーヴン・ベルフハイスにもイエローカードが出された。

 

前半やや一つのシュートも枠内に放てなかったフェイエノールトだが、後半は全く違った姿に。同点ゴールからしばらく、フィレーナのシュートがムルデルのパンチングに防がれ、ボテギンのヘディングにもこの元フェイエノールトのGKが立ちはだかった。

 

ムルデルが膝を屈したのは残り20分。ベルフハイスの素晴らしいパスからフィレーナがパーフェクトなシュートをゴール逆隅に突き刺した。これにより彼は自身の見事なパフォーマンスに報いただけで無く、アウエーボックスにこの午後2回目の歓喜をもたらした。

 

ただヘーレンフェーンが終盤 途中出場のヘンク・フェールマンなどで一か八かのプレーに出たことでフェイエノールト・サポーターにとっては最後まで手に汗握る展開に。ジョーンスがここでも2回の卓越シアセーブでチームを救い、フェイエノールトは良いフィーリングで代表戦休みに入ることができる。

 

SC Heerenveen - Feyenoord 1-2

Scorverloop:

18’ Reza Ghoochannejhad (str.) 1-0

56’ Nicolai Jørgensen 1-1

70’ Tonny Vilhena 1-2

 

Scheidsrechter: Dennis Higler

Gele kaarten: Morten Thorsby (Heerenveen), Miquel Nelom, Jens Toornstra, Steven Berghuis (Feyenoord)

 

Opstellingen:

SC Heerenveen: Erwin Mulder; Stefano Marzo, Jerry St. Juste, Joost van Aken, Lucas Bijker; Yuki Kobayashi (64’ Younes Namli), Morten Thorsby, Pelle van Amersfoort; Luciano Slagveer (81’ Arber Zeneli), Reza Ghoochannejhad (72’ Henk Veerman).

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Miquel Nelom ; Karim El Ahmadi, Dirk Kuyt (74’ Bart Nieuwkoop), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen (87’ Michiel Kramer), Jens Toornstra.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/sc-heerenveen-feyenoord-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「試合のスタートでヘーレンフェーンのプレッシャーをかわせず、全く試合には入れなかったのにはショックを受けた。ヘーレンフェーンが非常にシャープなスタートだったせいもあって我々は劣勢だった。相手の鋭い出足に上手く対応できなかったが、前半は進むにつれていくらかプレーは良くなっていった」

 

「HTに選手たちに残り45分間でキャラクターを示さなければならないとハッキリ話した。後半はそれが上手くやれ、1分目から試合に入れていた。支配していたし、最終的には相応しい勝利。我々にひっくり返す力があるのは分かっているし、今日それを再び見せることができた。前半と後半の差が大きすぎるが、上手く立て直せたのはとても嬉しいし、キャラクターを示したチームは賞賛に値する」

 

「HTにカイトとベルフハイスのポジションを入れ替えたことで我々の両バックが高い位置を取れるようになり、ヘーレンフェーンのバックを本来のポジションから引き離せるようになった。それで彼らはプレッシャーを掛けるのが難しくなり、我々のプレーはかなりダイナミックになった。そうなると動く選手が多いというヘーレンフェーンの弱点が見えてくる。今日の我々はヘーレンフェーンの中盤に合わせて多少修正した。前半のやり方も後半のやり方も今週トレーニングを行っていたし、選手たちは前半の形により良いフィーリングを持っていたが、それが試合で出なかった。後半覆せて良かったよ」

 

「最も重要なのは一体感を保つこと。高い位置からプレッシャーを掛けられるのがベストだが、その時には後ろの選手たちも前にプレッシャーをかけ続けなければいけない。ヘーレンフェーンにはそこでラーソンの様な有効な選手たちがいる。例えばネロムはそういう選手を捕まえるのにかなり苦しんでいた。そういう時に試合の中でお互いを信頼し、お互いのために戦い続けなければいけないんだ。我々はそれをやった」

 

「ネロムを選んでヴァウデンベルフを選ばない理由?度々聞かれるか、ネロムは優秀なバック。私はトレーニングを見て選択している」

 

アヤックス戦を前に教訓を得られた。アヤックス戦ではスパルタ戦ともヘーレンフェーン戦とも違う姿でなければならない。準備期間が2週間あるし、とても素晴らしい試合にするためにも今日の後半のようなプレーえなければいけない。もちろん試合の最初からああいうプレーをしなければいけないし、みんなもちろんそうしようとしているが、上手く行かない時もある。そこには本当のところ監督も影響力を発揮できない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98we-zijn-in-staat-om-wedstrijden-te-kantelen%E2%80%99

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29458/karakter-getoond-niet-in-de-wedstrijd-zitten-en-dan-in-de-tweede-helft-de-wedstrijd-zo-weten-om-te-buigen

https://www.fr12.nl/nieuws/41589-spelers-duidelijk-gemaakt-dat-zij-karakter-moesten-tonen.html

 

ディルク・カイト

「難しいピッチでタフな試合だったけど今日の僕らはキャラクターを示した。前半の最後からちょっと良くなったと思うけど、後半のフェイエノールトが僕らが見たいもの。競り合いにシャープで相手に即座にプレッシャーをかけていた。フェイエノールトの力は相手を粉々にできることだと思う。フィジカル面でもメンタル面でも強さを見せられたことは素晴らしい気分」

 

「僕らはチーム内に多くのクオリティが揃っているし、他のポジションをこなせる選手が多いと思う。今日は最初ベルフハイスが左で僕が右だったけど、HTに入れ替えてそこから試合に粘りが出てきた」

 

「あとはアレナで勝って僕らが最強であることを本当に見せたい。あそこで勝つのがどんな気分かは僕は知っているしね」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29462/kuyt-hoopvol-we-willen-heel-graag-iets

 

カリム・エル・アマーディ

「スタートは良くなかった。ヘーレンフェーンが早めのプレッシャーを掛けてきて僕らはあまりにも早くロングボールを蹴ってしまっていた。上手く競り合えず、多くのチャンスを与えてしまった。そこから僕らもフットボールを始めたらチャンスを作れていたし、後半は何度もヘーレンフェーンを圧倒していた」

 

「前半はトールンストラとヨルゲンセンが頑張ってプレッシャーを掛けていたのに、フィレーナと僕がDF陣と一緒に下がってしまっていたんだ。僕らが全員でプレッシャーを掛ければすぐ危険なチームになるのは見れば分かったはず。それをもっと早くしなければいけなかった。1-1の時はチーム内に多くのスプリントがあったし、自分たちのスタディオンでやっているように試合の出だしからプレッシャーを掛ければもっと楽にやれるはずなんだ。アウエーゲームでの僕らはあまりにも慎重にプレーしようとして、ちょっと下がってしまっている。一旦プレッシャーを掛ければ僕らは相手をかなり圧倒できる。それが実際ベストなやり方だと思う」

 

「次の試合で最も重要なのは少なくとも4pts差を維持すること。それができれば良い気分だよ」

 

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/39931__.php

 

トニー・フィレーナ

「決勝点を決められてとても嬉しいよ。でも最も重要なのは僕らがチームとして戦って、3ptsをロッテルダムに持って帰れということ。前半はフットボールができず、何度もロングボールを蹴っていたけど、それを修正して後半はしっかりフットボールができたと思う」

 

「スパルタ戦が重要な教訓になっていたと思う。全ての試合でしっかり勝たなければいけないんだ。アヤックス戦はまだ先だし、まずは代表戦に向かうよ。でも次が決定的な試合になり得ると思う」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kuyt-en-vilhena-roemen-karakter-feyenoord

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29464/vilhena-ik-houd-me-daar-niet-mee-bezig

 

リック・カルスドルプ

フィレーナのゴール後の輪の中で肘打ちを受け

「僕の歯は折れずにすんだけど、トニーから肘打ちを食らったんだ。彼は肘をかなり高く上げたし、歯が抜けたかと思ったよ。エクセルシオールのファイクのように歯が無くならずに済んで幸運だった。歯医者も好きじゃ無いからね。多分トニーにはバスの中で肘打ちするかも」

 

「前半がなぜああなったのか棒には分からない。ピッチh確かに酷かったけどね。多分僕らもちょっとやり方を変えていたから、本来の力がっ出なかったのかもしれない。ディルクが右でスティーヴンが左だったけど、ベルフハイスは正真正銘左バイテンだし、カイトも正真正銘の10番になっている。昨シーズンはディルクが右サイドで上手く行っていたから、今日ももっと上手くやれたはずだけど、入れ替えた後半は最高に嵌まっていたね」

 

「僕らの力はキャラクター。相手よりも自分たちの方が強いというフィーリングだ。それが今日も後半見えた。僕らはお互いを知っているし、お互いに話してコーチングしている。これがこのフェイエノールトの素晴らしいところ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29461/karsdorp-over-elleboog-hij-zet-hem-wel-hoog-in-hij-krijgt-in-de-bus-nog-een-terug

 

 

ここ最近gdgdってたヘーレンフェーンが急に果敢にプレーしてきたのでえらい苦労しました。実際最初の30分近くは文字通り手も足も出ない状況だったので、ここでもう1点取られていたら普通に負けていてもおかしくなかった試合。以前なら間違いなく大混乱に陥ったまま崩壊してましたが、苦しい中で崩れずに我慢できるのがチームとして成長の跡。正直言えばもうちょっと早く修正して欲しいところですが、とにかくジョーンスに救われました。第1GKとしての価値を再び見事に証明。素晴らしいセーブの数々でした。なんとか契約延長できないものか・・・

 

前半の酷さについてジオの説明が難解ですが、やはりカリムの感想が今日も率直で的を射ているでしょう。風下なこともあって出だしロングボールで数回えぐられたせいか、DFラインが下がって信じられないほど中盤にスペースができてファン・アーメルスフォールトやコバヤシなどヘーレンフェーンの走力のある選手にいいようにやられてました。後半はボテギンもヤン・アーリーもネロムもしっかり前進守備ができてようやく競り合えるように。まぁCBデュオのスピードの無さは今に始まったことでは無いので、このパターンで後手に回るのが典型的負けパターンではありました。それに嵌まりかけた展開から立て直して勝てたのはやはり大きな3pt. 特にトニーが久しぶりにゴールを決められて良かったです。

 

で、エクセルシオールが頑張ってくれたおかげで4pts差が6pts差になって代表戦休みに。デ・クラシケルがどんな結果になってももうほとんど問題無い気がしなくは無いですが、ディルクが良いコメントをしてくれたので、まぁあとはプライドの問題でしょうか。