フェイエノールトはリーグ戦で7試合連続の敗戦。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは日曜午後にPEC ズヴォレとのアウエーゲームに3-1で敗れた。ロッテルダマース唯一の得点はHT直前にスフェン・ファン・ベークによるもの。
41分にイェンス・トールンストラのCKを押し込んだファン・ベークの1-1となるゴールはファン・ブロンクホルストがこの数週間何度も口にしていた、チームに何もないところから自信を与えうる瞬間だった。同点から1分後にビラル・バサチコグルがシュートを放ったことで実際そうなるかにも思えたが、GK ミッキー・ファン・デル・ハルトが拳で弾く。HT明け直後にもこのバイテンスペーラーにこのGKが立ちはだかったものの、この二つのチャンスを得たことでフェイエノールト・サポーターは再び良い結果を信じることができていた。
ファン・ベークのゴールまでその信じる気持ちを持てなかったのは、前半のフェイエノールトがズヴォレに圧倒されいてたからだ。試合開始1時間前に除雪が行われて滑る人工芝の上でホームチームが良いコンビネーションフットボールを見せる一方、ビジターチームはそれがほとんどできず。前半45分間 フェイエノールトの側で活躍が光っていたのは間違いなくケネト・フェルメールだった。このGKは20分から30分の間にフェルトワイク、トーマス・ラム、ヴァウター・マリーヌスのシュートを悉くセーブし、クインシー・メニフのシュートがポスト外側に当たって外れる運もあった。
フェルメールの数々のセーブにとってズヴォレでのスコアは1-0から動かず。監督 ロン・ヤンスのチームの先制点は15分過ぎ、ヴァウト・ブラマがフェイエノールト守備陣の背後に出したボールを受けたフェルトワイクがエリック・ボテギンを引き離し、そのまま左足でフェルメールを破った。
そのフェルトワイクがHT明け4分後に再びフェイエノールトにビハインドを背負わせる。このスピッツがファン・ベークを抜いてゴール隅へのシュートで2-1. ロッテルダマースはマルコ・ヴェイノヴィッチに代えてエルジェロ・エリアをエクストラFWとして投入し、ズヴォレにプレッシャーを掛けようと試みる。トールンストラのパスでバサチコグルがゴールに迫ったがシュートはブロックされた。ファン・ブロンクホルストは終盤にミヒル・クラーメルも投入したが、望む結果は得られず。ロスタイム最後の1分にズヴォレのカウンターをキングスリー・エイジブエが締めくくり、フェイエノールトは再び大きな失望を味わわなければならなかった。
PEC Zwolle – Feyenoord 3-1
**Scoreverloop: **
15’ Veldwijk 1-0
41’ Van Beek 1-1
50’ Veldwijk 2-1
90+2’ Ehizibue 3-1
Scheidsrechter: Gözübüyük
Gele kaarten: Schenkeveld, Dekker, Brama (PEC Zwolle), Basacikoglu (Feyenoord)
Opstellingen:
PEC Zwolle: Van der Hart, Marcellis, Lam, Bouy, Schenkeveld (88. Bruintjes), Brama, Dekker, Ehizibue, Marinus (61. Nijland), Menig, Veldwijk
Feyenoord: Vermeer, Nieuwkoop, Van Beek, Botteghin, Kongolo, El Ahmadi, Vejinovic (58. Elia), Vilhena, Toornstra (89. Tapia), Kuyt, Basacikoglu (79. Kramer)
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「私にとっても辛いし選手にとっても辛い結果。数字は嘘をつかない」
「非常に奇妙な試合だった。簡単に1-0にされ、同じ形で2-0にされてもおかしくなかったが1-1にできた。我々にはHT直前1-2にするチャンスがあったがし、HT明けも1-2にするチャンスがあった。だがその後簡単にゴールを許して2-1にさて、再び追いかけなければならなくなった。そこからまだ2-2にするチャンスもあったが決まらず、最終的にカウンターで3-1にされた。いや、自暴自棄にはなってはいない。チャンスの数では対等だったし、少なくともたった1点止まりではなくもっと決めるチャンスは十分あったんだ」
「もちろんミスは多くあった。両チームにとって難しい環境での難しい試合だったが、その状況では守りを固めなければいけないのに我々はそれがほとんどできなかった」
「シーズン前半戦に2回大勝したPECに負ける理由?理解しがたいが、ウィンターストップの前後でフォームが別世界になっている」
「我々は流れを変えるためにこの1週間やってきたし、これを続けるしかない。チームが不調を乗り越えようと懸命にやっているのは私は目にしている。選手たちにとってはメンタル的にも苦しい状況。当然だ。我々はこの数週間決して圧倒されてはいないが、残るのは結果だけ。重要なのはシーズンを終えての順位。しかしいまは早急に上への道を見つけなければいけない」
「私はグループ内のことは把握できている。シーズン前半戦には我々が上手くいっていた時も誰も不満は言っていなかった」
「精神的にクラブの誰もが苦しんでいる。まだ何か起きる必要がある?それは私に聞くべきではないだろう」
「カンピューンになりたければリー分を通してバランスを保ち、コンスタントにパフォーマンスを発揮しなければいけない。この日曜だけでなく、この数週間の結果。これでアヤックスとはI9pts差になり、はるか下に落ちた。我々はPOを目指し、欧州直接枠のためにまだベーカーもある。そこで力を出さないといけない」
「カルスドルプは今週股関節に痛みがあった。土曜にトレーニングに参加できなかったため、今日はズヴォレにも帯同していない」
http://www.fr12.nl/nieuws/35853-van-bronckhorst-ik-heb-wel-grip-op-de-groep.html
http://www.fr-fans.nl/nieuws/22833/gio-ja-natuurlijk-er-ging-heel-veel-fout
ディルク・カイト
「この連敗は僕らみんなの責任。僕らのクオリティならこういう試合は普通に勝てなければいけない。でも僕らがチームとして失点し、チャンスを活かせないのを見れば、フットボールが良いとか悪いとかの問題じゃない。単に自分たちの力が大きく足りないということ」
「この状況を抜け出して解決しなければいけない。僕らにはファンタスティックな監督がいるし、なるべく良い準備をするために全力を尽くしてくれているのに、僕らグループがお笑い草なんだ。シーズン前半と後半の差があまりに大きすぎる。これは自分たちの責任」
「ローダJC相手のベーカー戦勝利とアヤックス戦の後で今日が流れを変えられる日になると思っていたけど、残念ながらそうならなかった。僕は運は信じないし、ハードワークを続けけて流れを変えるために全力を尽くすしかない。どんな内容でも良いからとにかく試合に勝つことで自信も戻る。僕はまだこのグループを信じている」
http://www.fr12.nl/nieuws/35854-kuyt-noemt-spelers-een-lachertje.html
エリック・ボテギン
「ロッカールームではあまり話さずにみんな落ち込んでいる。チームに何が起きているか説明するのは難しいけど、何もかも上手くいかない。僕らは良いトレーニングをしてベストの準備でここに来たし、自信もあったけど、僕らの思うようにならない。初めから全てが悪く進み、守備が悪くなり、中盤であまりに多くのボールロストに苦しみ。前線はほとんどチャンスを作れなかった」
「ズヴォレでまたフットボールができたのは嬉しいけど、もっと良い試合ができるのを期待していた。あまりに多く負ければ自信は減るし、試合中にも迷いが生まれる。僕らはハードワークを続けて勝つために自信を探さなければいけない。もちろん自分の責任もある。僕らはみんな負けたけど、僕ももっと上手くやらないといけない」
https://www.fr12.nl/nieuws/35860-botteghin-alles-gaat-mis-het-gebeurt-niet-voo.html
まぁそう簡単に良くはならないとは分かってましたが、そうこう言ってる内に遂に7連敗まで来ました。ここに来てPEC-uitは辛いカードでしたし、さらに凍った人工芝で非常に厳しい状況だったものの、ここに来て今シーズン最悪に近い内容ということでどこで終わるのかまだまだ先は見えず…
普通なら監督交代というカードを考える頃ですが、誰もジオが辞めるのは望んでおらず、むしろ怒りの矛先はフッデとファン・ヘールらに向いている状況。スポーツ面で果たしてここから何ができるのか… ジオに現状手が無いのもまぁ明らかで、JPとヴァウタースは何やってるんだという感じですが、とにかく選手のコンディションが総じて悲劇的でフェルメール以外ほとんどフォームを失ってるので誰が何をしても勝負にならないのも確か。怖ろしいことに現状詰んでいる気も…
3月のベーカー戦までになんとか立ち直って欲しいものですが、冷静に考えれば今シーズンまともな相手に良い試合を一つもしてないというのも事実なのでシーズンのこの時期に全くフットボールができてないのはいくらなんでも厳しいところ。