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ズヴォレで遂に縛めを破る (第28節: PEC-uit)

フェイエノールトは日曜午後にズヴォレでの2つのネガテイヴな記録を終わらせた。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはMAC3PARKスタディオンで2003年以来初めてPEC ズヴォレに勝利を収め、さらに今シーズン エールディヴィジでのアウエーゲーム勝利無しを5試合で終わらせた。フェイエノールトのゴールを決めたのはロビン・ファン・ペルシ、カリム・エル・アマーディ、トニー・フィレーナ。そしてこの勝利によってフェイエノールトはFC ユトレヒトを順位表で抜き、エールディヴィジの4位となった。

 

つま先の感染症で先週末のAZ戦は90分間ベンチに座り続けたロビン・ファン・ペルシがスタメン出場できるだけフィットすると、このベテランはズヴォレで10分も立たない内に先制点を決め、再び好調であることをすぐに見せる。

 

攻撃的MFとしてファン・ペルシはペナルティエリアの中央に侵入し、ジャン・パウル・ボエチウスとスティーヴン・ベルフハイスの両バイテンスペーラーを経た美しい攻撃の末にボールを得る。ベルフハイスがボールをお膳立てし、今シーズン リーグ戦10アシスト目。ファン・ペルシにとってはエールディヴィジの人工芝での初得点となった。

 

冷静なファン・ペルシ
5分後にファン・ペルシが再びゴールを決め、ボエチウスが今回も重要な役割を果たした。このバイテンスペーラーはセプ・ファン・デン・ベルフの雑なパスを見逃さず、ライアン・トーマスからボールを奪うとペナルティエリア内でファン・デン・ベルフをかわし、ファン・ペルシの足元にボールを送る。ファン・ペルシはターンしつつ左足で冷静なフィニッシュを見せ、今シーズン4点目で0-2に。

 

アウエーボックスの500人のサポーターと共に旅してきたフェイエノールトにとってMAC3PARKスタディオンでこれ以上のスタートは望めないものだったが、先制点の1分前にはPECズヴォレがこの試合最初のチャンスを得ていた。ユネス・モクタールがカリム・エル・アマーディとGK ブラッド・ジョーンスとのコミュニケーション・ミスから足元にボールを得たが、ロブはバーの上に。

 

完全にコントロール
モクタールの大チャンスを除けばホームチームに前半もうチャンスが無かったのはフェイエノールトが完全に試合をコントロールしていたため。HT明けにようやくPECは試合にもっと上手く入れるようになったが、その時間帯に突然カリム・エル・アマーディの名前がスコアボードに記された。

 

キャプテンが遠目から火の出るようなシュートを放ち、PECのGK ディーデリク・ブールにとって抑えられるボールに思われたが、実際はそれに失敗して0-3. しかしこのMFが51分目に決まった今シーズン リーグ戦2点目を長く味わうことはできず、1分もしないうちにジョーンスもボールをネットから取り出さなければならなかった。ズヴォレナーレンのスムーズに流れた攻撃の最後にムスタファ・サイマクが待ち構え、ゴール左隅へのシュートにジョーンスはノーチャンス。

 

ズヴォルスが攻勢もフィレーナが得点
このゴールがズヴォルスの攻勢の始まりを告げるシグナルとなり、監督 ジョン・ファン・スキップのチームが次々にチャンスを作る。最大のものは70分過ぎのトーマスに訪れたが、ジョーンスが警戒を怠らずにゴール前に飛び出して対応した。

 

フェイエノールトは後半勝負での粘りを多少失っていたが、それでもPEC ズヴォレをさらに引き離す。79分にトニー・フィレーナがベルフハイスのパスを押し込み、自身リーグ戦9得点目で過去3シーズンの自身の全得点に並んだ。

 

緊張感ある終盤
PECが85分にボエチウスの軽いファールで得たPKを途中出場 ピョートル・パルツィチェクが決め、4-2としたことで終盤に試合の緊張感が完全に戻る。3分後には同じくパルツィチェクが3-4に。しかし残り7分あまりの戦いの後にフェイエノールトにとって重要な勝利が現実のものとなり、ファン・ブロンクホルストのチームは遂にズヴォレから3ptsをロッテルダムに持ち帰ることができた。

 

PEC Zwolle - Feyenoord 3-4

Scoreverloop:
10' Robin van Persie 0-1
15' Robin van Persie 0-2
51' Karim El Ahmadi 0-3
52' Mustafa Saymak 1-3
78' Tonny Vilhena 1-4
85' Piotr Parzyszek 2-4 (str.)
88' Piotr Parzyszek 3-4

 

Scheidsrechter: Pol van Boekel
Gele kaart: Berghuis

 

PEC Zwolle: Diederik Boer; Kingsley Ehizibue, Sepp van den Berg, Philippe Sandler, Ruben Ligeon; Ryan Thomas, Rick Dekker, Mustafa Saymak (72' Piotr Parzyszek); Younes Namli, Queensy Menig (83' Erik Israelsson), Youness Mokhtar (83' Terell Ondaan).
Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi, Robin van Persie (53' Jens Toornstra), Tonny Vilhena; Steven Berghuis (90' Eric Botteghin), Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/pec-zwolle-feyenoord-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「前半はかなり良いプレーだったと思う。コンパクトで、タスクを上手く実行し、2つの見事なゴールを決め、ほとんどチャンスを与えなかった」

 

「0-3になったのは実際内容に反していた。我々は後半はスタートからすでに良くなかった。PECがやり方を変え、より素早くプレッシャーを掛けて前線で1対1を仕掛けてくるのは分かっていたこと。それなら組み立てをせずにボールを彼らの最終ラインの後ろに蹴り出さなければいけないのに、我々はそれをせず、そのせいでもう試合に入れなくなってしまった。そしてすぐ1-3にされ、1-4にした後もPECが試合に戻るのを許してしまった」

 

「ロビンは今週しっかりトレーニングできていたし、今日も60分間十分やれたはずだが、後半またちょっと痛みがでたので交代させた。しかし彼はフェイエノールトにとって価値があることを今回も証明してくれた」

 

「2018年のアウエーでの初勝利。長年苦しんだここでようやく勝てたし、これで4位に戻った。下線付きで今日は良い気分だと言えるよ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-positief-gevoel-overheerst
https://www.fr12.nl/nieuws/46499-gio-de-tweede-helft-was-vanaf-het-begin-al-niet-goed.html

 

ロビン・ファン・ペルシ
「4-1になって『これで勝った』と思って、落ち着いてシャワーを浴びようとしたんだ。でも4-2になり、4-3になった時点でまた上に戻った。僕の携帯のスコア情報は2分遅れるからね。だから生で見ようと戻った」
「1点目はジャン・パウルがスティーヴンに良いボールを出し、スティーヴンが僕にパーフェクトなお膳立てをしてくれた。僕は前に出るだけで良かったよ。2点目は冷静にコースを狙った。"ファン・ペルシ"ゴール?言いたいこととは分かるよ。重要なのは落ち着いてコースを狙うこと。ああいう状況では枠内に飛ばすのが何より大事なんだ。」
「僕は先週プレーしなかったから、今日またプレーできてとても嬉しいよ。早めに交代したのはふくらはぎに問題があって痛みが出てきたから。深刻では無いし、続けたかったけどリスクは冒したくないからね。出場時間が第一だし、プレーできているのは嬉しい。そしてフェイエノールトのために価値ある存在でありたい。出場時間だけでなく、ピッチが出でもね。クラブに恩返しがしたいんだ」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35233/van-persie-als-je-hem-rustig-plaatst-dan-gaat-de-bal-er-bijna-altijd-in

 

カリム・エル・アマーディ
「あまりに自分たちで難しくしてしまった。前半は何度か良いプレーだったし、後半も上手く入って0-3にしたのに、すぐに失点してそこからパニックになり、バラバラになってしまった。もちろんあってはならにことだし、こういうやり方だと試合に緊張感を残してしまう。1-3でリードしていた時のオーラも無くなっていた。なぜこうなったのjかは僕にも分からない。今年まだアウエーで勝っていなかったせいかもしれない。でもズヴォレでアウエー勝利は良い結果だ」
「僕のゴールはGKの手助けによるものだろう。ちょっと方向が変わったしね。でもああいうゴールでも毎週決められたら不満は無いよ」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/el-ahmadi-uitzege-in-zwolle-goede-prestatie
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35234/el-ahmadi-we-maken-het-onszelf-veel-te-moeilijk

 

スティーヴン・ベルフハイス
「僕らはプレッシャーを受けた中でフットボールでそれをかわすのではなくロングボールでプレーしていた。監督はリスクを冒すのを望んでいないんだ。もう少し落ち着けば僕らはプレッシャーを受けた中でもやれるはずだと思うけど、彼がボスだからね」
「ファン・ペルシはスペシャルだ。凄すぎる。彼が途中で交代してしまったのが残念だったよ。彼はプレッシャーを受けた中でも冷静さを失わない。それこそ僕らに欠けているもの」

https://www.fr12.nl/nieuws/46500-berghuis-kritisch-op-gio-maar-hij-is-de-baas.html

 

予想外の展開から予想外に快勝の流れでしたが、結局最後は予想通りの苦戦の末にズヴォレで嬉しい勝利。ここでの3ptsは正直計算してなかったので4位争いで非常に大きな勝ち点です。ジオの脅迫話など若干嫌なムードもあったので、先週に続いて結果が出たのは何より。

 

今日はなんというか、意味が分からないほど簡単にゴールが決まり、効率良く得点を重ねて、それ以外はビジネスライクに試合をしていた印象。まぁたまにはこういう試合も良いでしょう。フットボール面でもっと良くならないとなかなか厳しいですが、ここからの2週間の代表期間で多少なりとも前進できるかどうか。カリムとトニーがいないのが残念ですが、恒例のチャリティマッチもありますし。