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エリアのゴールでヴィレムIIに勝利 (第5節ヴィレムII-thuis結果)

フェイエノールトは日曜午後に今シーズン3試合目のホームゲームにも勝利。FC ユトレヒトフィテッセに続き、ヴィレムIIも1-0で退けた。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはチャンスを逃し続けるも、途中出場 エルジェロ・エリアが後半半ばに決勝点を挙げた。

 

ヴィレムIIが0-0でHTを迎えられたのは大部分が元フェイエノールダー コスタス・ランプルーのおかげだ。特にミヒル・クラーメルとカリム・エル・アマーディからフェイエノールトは前半何度もチャンスを得たが、その度にこのギリシア人守護神が立ちはだかるか、シュートに鋭さを欠いた。

 

ケネト・フェルメールもまたデ・カイプでポジティヴに目を引く活躍。フェイエノールトが優勢にもかかわらず、数回迎えたセーブシーンでこのGKは素晴らしい対応。特にHT直前にフリーで抜け出したレスリー・デ・サーのボールをタックルで防いだシーンは大きな価値があった。

 

今シーズン初めて試合開始からピッチに立ったクラーメルだが、後半出だしに負傷し、担架でピッチを後に。その前にはエル・アマーディのシュートがポストに当たったリバウンドからゴールを狙ったが、またしてもランプルーに阻まれていた。

 

後半のフェイエノールトは組織的に守り続けるヴィレムIIの守備を突破することがなかなかできないまま時間が経過。しかし残り20分にリック・カルスドルプの力強いプレーによってようやくティルブルフのチームの守備に突破口を見つけることができた。後方から上がったこの右バックの鋭いスルーパスがマーカーを上手くかわしたエリアに通ると、ペナルティエリア際から低い弾道のシュートでフェイエノールトに相応しい勝利をもたらした。

 

Feyenoord - Willem II 1-0

Scoreverloop:

68’ Eljero Elia

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Gele kaarten: Terence Kongolo (Feyenoord), Dico Koppers, Frank van der Struijk (Willem II)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Rick Karsdorp, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo;

Jens Toornstra, Marko Vejinovic, Karim El Ahmadi; Dirk Kuyt, Michiel Kramer (55’ Colin Kazim-Richards), Bilal Basaçikoglu (68’ Eljero Elia)

 

Willem II: Kostas Lamprou; Frank van der Struijk, Dries Wuytens, Jordens Peters, Dico Koppers;

Stijn Wuytens, Erik Falkenburg, Funso Ojo; Lesley de Sa (64’ Ruben Ligeon), Richairo Zivkovic (20’ Robbie Haemhouts), Nick van der Velden (82’ Robert Braber)

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-willem-ii-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「スタートは良かったし、前半の最初はいくつか先制のチャンスを作っていた。しかしそれを決められず、その後コントロールを失っていってしまった。ヴィレムIIが盛り返し、フェルメールが立ち続けるのを我々を助けてくれた。特にHT直前のデ・サーをフェルメールが止めたシーンは決定的だった。彼のボールへのタックルはファンタスティックだったね」

 

「我々がチームとしてもっと良くならなければならないことは分かっている。例えば今日は1-0の後はもっと大人びたやり方でプレーしなければならなかった」

 

「我々はヴィレムIIを試合に残してしまい、コントロールもし続けられなかった。ボールを持った時に急ぎ過ぎていた。正しいテンポで試合を終わらせなければいけない」

 

「我々は前線の3つのポジションに6人の選手を抱えている。今日はクラーメルを使うことを決め、カイトとバサチコグルを選んだ。ビラルは我々にとって価値を示しているし、彼を信じて使った。それで我々が上手くいかない時に途中出場のエリアがプラスαをもたらせるのは良いことだし、彼が違いを作ってくれたことは嬉しい。最初のトラップが大きかったし、その後のフィニッシュも美しかった」

 

「ミヒルは足首が腫れており、月曜に様子を見る。しかし初診ではそれほど悪くないようだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98elia-maakte-het-verschil%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/33443-van-bronckhorst-looft-vermeer-hij-hield-ons-o.html

 

ディルク・カイト

「僕らは今日もやるべきことを一生懸命やった。チャンスをもっと前に決められなかったのは僕らのミス。リーグ戦再スタートを勝利で始められたし、最終的には結果が重要」

「もっと良くならなければいけないし、このセレクションなら絶対にもっと良くなるけど、試合に勝てたのはポジティヴ。一方で僕らは決めるべき良いチャンスを5,6回作った。ヴィレムIIもあったけど、ケネトのおかげで彼らは得点できなかった」

「あのゴールはエリアにとってファンタスティックなこと。コーチ陣によって急がずにようやく投入されたけど、すぐにゴールを決められたのはファンタスティックだ」

「クラーメルはすぐに無理だと分かったようだ。以前もやった怪我。酷くないことを願っている」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33440-kuyt-resultaat-is-er-dat-is-wat-nu-telt.html

 

エルジェロ・エリア

「デ・カイプでデビューそてゴール、最高のシナリオだ。TVで何度も見ていたけど、自分で経験すると子供の夢のようだ。デ・カイプが揺れ、観客は完全に解き放たれ、ビールが宙を舞う。神様が僕をデ・カイプに連れてきてくれたことに感謝している」

 

「決勝点を決めるのはいつだってとてもいい気分。とても嬉しいよ。僕だけでなく、僕を信じてくれた人たちにとっても、もちろんサポーターにとっても大きな喜びだ。彼らは僕が入ってすぐ名前を歌ってくれたし、試合後もまた歌ってくれた。ものすごいよ。僕の初ゴールは彼らに捧げた。今日デ・カイプで初めてこのクラブでプレーできたのはとても素晴らしいことだと思う。これがもっと多くの素晴らしいことの始まりであると願っているよ。どれくらいゴールを決めるかって?それは言わないでおこう。僕はとにかくフェイエノールトで重要な存在になりたいし、まずはトレーニングから」

 

「まだ自分の力を証明したとは思わないし、ベストを尽くさなければいけない。もちそんできればスタメンで出たいけど、チームにとって何がベストかは監督が良くわかっている。僕は自分の力は分かっているし、もちろん監督も分かっている。僕らは一緒にプレーしたこともあるからね。僕は自分の時が来るのを待つしかない。今日の午後上手くいったようにね。僕は完全にフィットしてるけど、まだ1回90分間プレーしただけ。なるべく多くプレーしないといけないし、明日まだヨング・フェイエノールトでもプレーするつもりだよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/elia-%E2%80%98hopelijk-is-dit-pas-het-begin%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/33444-ontlading-groot-bij-elia-dit-was-pas-het-begi.html

 

リック・カルスドルプ

「今日の僕はとても精力的だったよ。ユースではもちろんいつもMFだったし、だから上がってのプレーには慣れている。特にあの時間帯の僕らはかなり幅を使ってプレーしていたから、そこを上手くパスで通せた。これは僕にとって重要なアシストだし、もちろんとてもいい気分だよ」

 

「今日の僕らはもっと力を見せられたはず。出だしは前後半とも良かったしチャンスも作れていたけど、苦しい時間帯もあった。ヴィレムIIもボールを持った時は落ち着いて回せていたけど、それはデ・カイプではあってはならないこと」

 

「メディカル・スタッフはPSV戦後にすぐ処置してくれて、万全の用意をしてくれた。僕もプレーしたかったし、金曜と土曜のトレーニングはグループに加わって問題なくやれたから大丈夫だと分かっていたよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karsdorp-%E2%80%98ik-was-heel-gretig%E2%80%99

 

 

相変わらず何の問題も解決されないまま、リックのスーパープレーからエリアのデビュー戦ゴールでなんとかかんとか3pts… 厳しいシーズンです。

 

クラーメルはそれなりに上手くやってましたし、期待感は十分あるので次ですね。怪我もそれほど酷くなさそうという話。攻撃面はカリムがかなり飛び出して奥行きを作ってフィニッシュに絡んでいたのは良いんですが、残念ながらフィニッシュ能力がほぼ皆無という落とし穴。逆にイェンスの存在感が出ず、なぜか良いクロスはクラーメルではなく全部カリムのところに…

 

両サイドは予想通り依然死んだままです。ディルクはほぼ消えてビラルも左サイドでは何もできないことが何度目かという再証明。エリアが早速決めてくれたので、今後に期待。もう右サイドはどうぜリックだけですね、はい。

 

今日はヤナーリーだけでなく珍しくスフェンも雑で、特に後半は全体的に不安げなプレー。前進守備が依然組織化されずにバラバラに追いかけてるのでなかなかコントロールできませんが、いつ頃良くなってくれるでしょうか… ここから連勝していきたい時期を勝利で始められたことが唯一の収穫。