Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

オランイェ、WK出場決定

オランダ代表がアンドラ相手に見せたものは決して大きくはなかった。しかしロビン・ファン・ペルシの2ゴールによってオランイェはフットボール界のタフな小星を0-2で退け、2014年ブラジルでのWK出場を決定づけた。

 

自らの勝利とトルコがルーマニアに勝った(0-2)ことでオランダのグループD首位が確定。これによりオランダは欧州一番乗りでWK出場を決めた国となった。これだけでもお祝いをする価値はある。オランダ代表は世界大会に10回目の出場であり、その内3回をファイナリストとして敗れている。

 

試合自体は残念ながらフェストとはならなかった。アンドラが予想通り自陣に引きこもり、オランダはアンドラの守備の穴を突けるだけのパフォーマンスを発揮するには正確なボールテンポを刻めなかった。オランダが本当に危険なシーンを作ることはほとんど無く、度々遠目からシュートを放つだけに。

 

こういう夜にはアルイェン・ロッベンのような個人技が試合を決められるものだが、残念ながらこのバイテンスペーラーはブルーノ・マルティンス・インディと共にアンドラでは出場停止。彼らの代わりにルーベン・スハーケンとロン・フラールが出場した。

 

後半に入ってようやくオランイェはホームチームを驚かせる。違いを作ったのはロビン・ファン・ペルシの独力でのクラッセだった。キャプテンは右サイドから中へ入ると左足でゴール逆隅に強烈なシュート。1-0としただけでなく、オランイェでデニス・ベルフカンプと並ぶ37ゴール目。

 

5分後にもファン・ペルシはアンドラGKのキャッチミスから38ゴール目を決め、オランダ代表で40ゴールの記録を持つパトリック・クライフェルトまであと2ゴールに。

 

ファン・ペルシはアンドラの小さなスタディオン(観客850人)でその数に並ぶこともできたが、ヘディングは正確な方向へ飛ばず。そのまま試合は終わりアンドラは小さな敗戦を喜び、オランダの選手たちも彼らが最後まで競り合いでの肉弾戦に来ずに済んだことで満足できた。

 

オランダはWK予選でまだ2試合を残しており、ハンガリーとのホームゲームとトルコとのアウエーゲーム。

 

Statistieken

 

Andorra-Nederland 0-2 (0-0).

 

Scoreverloop: 50. Van Persie, 54. Van Persie.

 

Scheidsrechter: Vučemilović-Šimunović Jr. (Kro).

 

Gele kaart: Martinez, Lima, Lorenzo, Vieira (And).

 

Opstelling Nederland: Vorm, Janmaat, De Vrij, Vlaar, Willems (46. Maher), Strootman, Schaars, Sneijder (78. Kuyt), Schaken, Van Persie, Lens.

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/16880/oranje-plaatst-zich-voor-wk

 

ルイ・ファン・ハール

アンドラは自陣の16mに4人のライン2本を敷いていた。だからハイテンポで彼らを疲労させなければならなかった。前半はそのための投資。アンドラは後半はもう疲れていた」

 

「守備は攻撃よりも簡単であり、こういう小国は徐々に鍛えられてきている。タフな試合になり得るのは予想していた」

 

「予選突破は簡単なタスクとは思っていなかった。セレクションはEKで良くなかった後だったしね。さらにみんな具合が悪く、弱々しく、吐き気があった。そして若返りをアリ通すのも簡単では無い。しかし我々はスイスと共に予選を突破した欧州で最初の国。それは誇りに思って良い」

 

「まだ仕事は終わっていないし、これは始まりに過ぎない。WKの第1ラウンドにすぐ様飛び立つという訳ではないがね。我々はまだ作り上げていく。プレーにはまだ改善の余地があるが、良くなって行くだろう」

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/16881/van-gaal-dit-pas-het-begin

 

ロビン・ファン・ペルシ

フットボールをするのがとても難しかった。彼らは8人か9人で守っていたからね。それを突破するのはとても大変。それでも僕らはもっとゴールを決められたし、決めるべきだった」

 

「彼らのそういうプレーを責める事はできない。彼らの立場だったら僕も同じようにしたかもしれないからね。後半すぐに先制できたのが良かった。あれでより落ち着いてプレーできるようになった」

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/16882/van-persie-heel-moeilijk-voetballen

 

 

予選が始まって約1年で一番チーム状態が悪い時期でしたが、困った時に「世界最高のスピッツ」が仕事をして無事に勝利。問題無くWK出場も決定です。

 

あれだけ引いた相手に2コントローラーの4-3-3でやる必要があったのかという疑問は残りますが、前半はリスクを冒さずに相手を疲れさせて後半しっかり仕留めたというのも評価できる事実。

 

本大会までにいろいろやることはあるでしょうが、まず個々のコンディションが第一ですね・・・ そしてファン・ペルシはいよいよクライフェルトの大記録にほぼ王手。