フェイエノールトは土曜にこのプレシーズン最初のプロクラブ相手の練習試合を行い、2スピッツシステムでFC ドルトレヒトに1-5で大勝した。HT前の15分間で3得点を奪い、セク・シセとルーベン・スハーケンがそれぞれ2ゴール、後半は唯一アナス・アシャバールがゴールを決めた。
このプレーズン一貫して4-3-3で練習試合を行っていたロナルド・クーマンだったが、初めてのプロクラブとの試合で初めてルーベン・スハーケンとセク・シセとの2スピッツ・システムをスタメンテスト。前半2人のFWのスピードを最大限に活かしたフェイエノールトは相手のボールを奪ってからのカウンターの形で4点の内の3点を決める。
スハーケンとシセは見なくてもお互いの場所が分かるかのような連携で前半それぞれ2得点。シセはスハーケンに2回のスルーパスを通してゴールを演出した。
フェイエノールトが2点目を奪うまでほとんどビジターチームに引けを取っていなかったFC ドルトレヒトも前半半ばにフェイエノールトが軽率に与えたCKからDF Josimar Limaがスペクタクルなオムハールを決めた。
HT明けにフェイエノールトは9人の選手を入れ替えたが、クーマンは2スピッツ・システムを継続。しかしほとんど完全に入れ替わっ他チームは前半ほどチャンスを作る事はできなかった。唯一、用心のためにピッチを後にしたミチェル・テ・フレーデに替わったアナス・アシャバールだけが、ギオン・フェルナンデスのシュートのリバウンドからネットを揺らした。
FC Dordrecht – Feyenoord 1-5
Scoreverloop:
12’ 0-1 Cissé
25’ 1-1 Lima
35’ 1-2 Schaken
41’ 1-3 Cissé
42’ 1-4 Schaken
74’ 1-5 Achahbar
Geel: Versluis (FC Dordrecht)
Opstelling Feyenoord:
Eerste helft: Mulder; Janmaat (64’ Mokotjo), De Vrij, Martins Indi, Nelom; Leerdam, Immers, Clasie, Vilhena; Schaken en Cissé.
Tweede helft: Mulder; Janmaat, Ramsteijn, Vlaar, Kongolo; Steenvoorden, Vormer, Cabral, Singh; Fernandez en Te Vrede (55’ Achahbar).
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120721_dordrecht_verslag
ロナルド・クーマン
「この相手に5得点なら、上手くいっているということ」
「我々にはこのやり方でプレーするための選手が揃っている。それは前半でも証明できた。このシステムをもっと利用することもできるだろう」
「これからの数日間で我々のプレー方法についてじっくり考えるつもりだ。Dinamo Kievの試合も観に行くしね。私はこういう試合で相手を驚かすための戦術を取りたいタイプ。今日と同じやり方をする可能性はある」
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120721_reactie_koeman_dorrdrecht
ようやくプロ相手の試合で2スピッツをテスト。まぁ昨シーズンも何度かやったのでなんとなく機能するのは分かってます。良かったのはクラーシとステファンがチームの核としてハイレベルで安定したプレー。カブラルも10番でなかなか良いところを見せ、アナスもクオリティを改めて証明。
悪かったのはせっかくの中盤起用に悲劇的だったレールダム、ボールをロストしまくったインマルス、いまいちまだ組み立てに落ち着きが無いブルーノ・・・な感じ。フラールが初めてプレーしましたが、どうなることやら。今日中にも結論が出るとか出ないとか。
今日はオープン・ダッハ、そしてマヨルカ戦やっていよいよCL予選。