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クーマン 「チーム内のクオリティにポジティブな驚きを感じている」

フェイエノールトの監督に就任したロナルド・クーマンには明確な目標がある。元DFの彼が求めているのは選手たちの能力を最大限発揮させることであり、そのためにホームゲームではデ・カイプの力を意識して利用したいと願っているとフェイエノールト・マガジンの今月号で語った。

 

今シーズンは非常に若いグループで仕事をすることになりますが、これはあなたにとっても大きなチャレンジでは?

「サインした時から、フェイエノールトがユース出身の選手が多い若いグループということは分かっていた。それはもちろん財政面の事も関係している。我々は才能ある選手たちを抱えているが、タレントとエールディヴィジで熟成した選手たちの間には何ステップか差があるんだ。選手たちはこのステップを他よりも速く進もうとしているよ」

 

あなたはデ・カイプでの就任会見の時から、タレントたちを鍛え上げたいと言っていましたね。

「そう。私は今の選手たちの、特に若手の中のクオリティにポジティブな驚きを感じているんだ。トレーニングやディスカッションを通して、私は彼らをフットボールの世界に馴染ませ、トップレベルで求められるものが何なのかを教えてきたい。フットボールというのは仕事であり、そういうアプローチも必要なんだ。若い選手たちもそういう問題と付き合っていくんだからね」

 

あなたはデ・カイプでの初日から、選手たちはフットボールに一日全てを捧げなければならないと強調していました。

「そうだ。良いパフォーマンスのために全てを尽くすことが重要だと私は考えている。何時間もかけて自分を成長させ、批判にも耳を塞がない。私は自分の経験からフットボールキャリアというものを分かっている。それがどれだけ素晴らしい職業かという事もね。自分の能力を最大限に発揮するために、どれだけの時間をかけられるかは自分次第。他人の助けも必要だけれど、まず最初は自分からなんだ」

 

選手たちの姿勢が改善されてきた感じはありますか?

「私がこれまで持っていた情報から考えると、もっとパフォーマンスに安定性が出てくるはずだと考えている。昨シーズンPSVに勝利した翌週にVVVに敗れたのが良い例で、こういう事が度々あった。これは選手たちが今度も勝てると、あまりに安易に考えてしまうため。心身のタフさとも関係する。それも若い選手たちの成長しなければならない一部分だろう」

 

それは個々の持つキャラクターの問題では?

「それはもちろん。だがテクニカル・スタッフとしては最大限の収獲を得られるようにしなければならない。選手たちがミスを繰り返していたら安定感は出てこない。ユースからAセレクションのステップは、決して最後のステップではないことを選手たちは理解しなければいけないんだ。若い選手たちはそこでもう一度周りを納得させなければいけない。何かを成し遂げようと思ったら、そこからやることはまだまだあるんだ」

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000038880-999-10010000000003.aspx

 

 

まだまだ評価は出せませんが、今のところ無難にチームをまとめてるかなという感じのクーマン。AZ時代の反省か、根本的に若手が多いせいか、どうやら思ったよりも厳しめにやってくれてるようで、JPやジオと一緒にタレントたちを上手く伸ばしていって欲しいものです。また下から上がってくる選手たちのためにもね・・・