フェイエノールトは2018-2019シーズンからディルク・カイトがOnder19の監督/コーチに就任するとクラブサイトで発表。37歳の元選手は現在クイック・ボーイスでアシスタント・トレーナーを務めており、その中で必要な経験を積んでいる。
カイトは現在 UEFAのコーチライセンス Aコースを受講しており、フェイエノールトOnder19では監督/コーチとなって昨夏からアカデミーの最高年代チームを指導しているコル・アドリアーンセのアシストを受けることになる。Onder19と他のユースチームのスタッフなどがどうなるかは後日発表される。
ディルク・カイト
「とても楽しみにしているよ。今シーズンはテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールのもとでクラブを別の面から学ぶことができている。ファルケノールトを何度も訪れて、クラブの重要な生命線である育成にのめり込んだよ。フェイエノールトはそれを評価して私がフルタイムをフットボールに費やせるようにしてくれた。これはとても大きなリスペクトを示している。私は全ての指導者たちと話をして、彼らの指導法をより良く知ることができた。選択肢はいくつかあったけれど、Onder19でコル・アドリアーンセと共に指導することがすぐにベストだと感じたよ」
「私が選手としての最後の2シーズンで若い選手たちにしてきたように、自分のクオリティと経験をタレントたちに伝えることができると確信している。求められる事は変わらず、常に自分の最大限の力を発揮するということも分かっている。ユース選手たちにフェイエノールト・メンタリティを植え付け、彼らの成長に貢献し、最終的な目標としてなるべく多くの選手をデ・カイプにステップアップさせることは素晴らしい挑戦だ」
マルティン・ファン・ヘール
「ディルクがその大量の知識と経験、存在感でフェイエノールトとフェイエノールト・アカデミーに尽くそうとしてくれるのを我々は非常に喜んでいる。今シーズンかれはすでにクラブの台所を覗き、育成にものめり込んでいた。彼にとってこれは指導者としての成長の素晴らしい次のステップ」
「彼のようなステータスのある人物が毎日ファルケノールトにいて、我々のユース選手にとって大きな価値を持てるというのはファンタスティックなこと。ディルクがコル・アドリアーンセと共にファンタスティックなチームを作り、我々のタレントたちが適切な方法でトップチームに向けての重要なステップを踏む手助けをしてくれると我々は確信している」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/dirk-kuyt-nieuwe-trainer-feyenoord-onder-19
何かしらの役職に就くと噂されてましたが、まさかのいきなりのO19の監督。まぁタレントが揃った世代であり、コルさんがいて、ほとんどが新シーズンも残る年齢ということで、すでにチームのベースも技術的な指導者もいるから任せられる、ということでしょう。むしろリザーブの方が心配ですが。