ボンズコーチ ベルト･ファン･マルワイクは火曜に行われた記者会見で、水曜のオーストリアとの練習試合は練習をするためのものではないと再び強調した。
「5ヶ月に1度しか真剣勝負をせずにどうやって継続的にチームを作り上げていけるんだ？我々は11月にトルコと練習試合をし、3月末にはハンガリーとの重要なEK予選2連戦がある。私がこの3日間選手たちを集めたのが驚きに値する事だろうか？私にはオランダ代表でEKに参加するという使命がある。年に3回の活動ではそれは不可能だ。実際この水曜には多くの国が親善試合を行っている。我々ができない訳があるだろうか？」
ファン･マルワイクはオーストリア戦にアリエン･ロッベン、ラファエル･ファン･デル･ファールト、ナイジェル･デ･ヨング、ロビン･ファン･ペルシを使えない。しかしこの4人は今週末にはそれぞれのクラブでの試合に出場する可能性がある。
「彼らは簡単に辞退した訳ではない。選手たちが代表でまた集まるのをどれだけ楽しみにしているか私は知っている。クラブの興味と代表チームの興味が対立関係にあることも私は理解している。フットボール･カレンダーが過密すぎる事も私は度々言ってきた。しかしその問題をどう解決すればいいのかは私には全く分からないんだ。だが試合があまりにも、あまりにも多すぎる。それはハッキリしている。だからといってボンズコーチが自分の選手たちを見る機会を減す訳にはいかない」
EK予選でドイツに続くグループA2位のオーストリアに対し、ファン･マルワイクは上記の4人を使えない。ヨリス･マタイセンとウェズレイ･スナイデルもまだ負傷を引きずっており、おそらくフル出場はしない。21、22番目の選手であるケヴィン･ストロートマンとルーク･デ･ヨングがオランイェにデビューする可能性は十分あるだろう。
「彼らはトレーニングで素晴らしいモノを見せている。私が彼らを選んだのは、彼らが上手くやれているというサインを送りたかったから。その確証は得られた。彼らが我々のグループでずっと席を得られるかどうかは今後を待とう」
CLだなんだで過密日程だから無理に親善試合をやるな、とか言ってられないんですよ。
