Speelrunde 20
ADO Den Haag - SC Heerenveen 3 - 1 (1 - 0)
12' Danny Buijs: 1 - 0 / 53' Charlton Vicento: 2 - 0 / 76' Bas Dost: 2 - 1 / 77' Lex Immers: 3 - 1
ADOはまた完全にフィットしていないブリキンをベンチに置いてヴィチェントがスタメンスピッツ。ヘーレンフェーンは例のごとくV.エルムがスタメンスピッツ。
序盤から持ち前の激しいプレスと攻撃的フットボールを見せたADO。まったくヘーレンフェーンにチャンスを与えないままヴィチェントの落としをバイスが決めて先制。その後ペースをやや落とすもヘーレフェーンを完全にコントロールし、後半に入ると右サイドからのクロスを中央で繋ぎ、逆サイドフリーで待ち構えたヴィチェントが豪快に決めて2-0。
ヤンスはエルム、スベック、ベーレンスを下げてドスト、ジュリチッチ、ナルシンを投入。ナルシンがペナルティエリア内で3人をかわし、ゴールエリアでマークを一瞬かわしたドストが1点返すも、すかさずカウンターでインマルスが決定的な3点目で勝負あり。
PO枠を争う相手を下して後半戦良いスタートを切った。
ジョン･ファン･デン･ブロム
「良い準備期間の後、良い相手に良い試合をできた。最初の1秒からまったくチャンスを与えなかった」
ロン･ヤンス
「私のチームが前半なぜあれほど酷いフットボールをしたのか分からない。あまりにスロー、あまりにずさんで、プレスもかからなかった。2-0担った時点で根本的な変化を狙い3人を替えた。2-1になった時は良かったが、すぐ3-1にされてしまった」
Heracles Almelo - AZ 0-0 (0-0)
絶対的なスピッツがいない両チーム。どちらも多少チャンスを作りつつ、ゴール前での迫力に欠ける展開。前半グドムンソンが決定的シュートもパスフェールが右手セーブ。後半立ち上がりにエバートンが至近距離からヘディングもロメロが好セーブ。
AZはグドムンソンに替えてベンスホップ、ヘラクレスはエバートンに替えてヴェイノヴィッチを投入。より効果的だったのはヘラクレスでヴェイノヴィッチの正確なパスで次々とチャンスを作る。しかしお互い最後までゴールは奪えず。
ペーター･ボス
「ホームではいつも勝ちたいから1ptは残念。しかし試合内容を見る限り満足すべきだろう」
ヘルトヤン･フェルベーク
「難しい試合だったがAZもヘラクレスも勝利に相応しくはなかった。どちらも2回のビッグチャンスと小さなチャンスがいくつかあった。我々にとってはタフな夜。1ptで満足すべきだろう」
NEC - NAC Breda 2-2 (1-0)
39' Bjorn Vleminckx: 1 - 0 / 77' Nemanja Gudelj: 1 - 1 / 79' John Goossens: 2 - 1 / 90' Marvin van der Pluijm: 2 - 2
アモア、レオナルド、ブサボンの攻撃陣にペンデルスまで欠いたNAC相手にたたみかけるNEC。中盤左サイドでボールを奪うとがら空きの右サイドを駆け上がったヴィルのクロスに誰も触れずフレミンクスががら空きのゴールに楽々先制。
後半ようやくチャンスを作り始めたNAC。クーンダースの素晴らしいフィードにグデリが抜け出して同点ゴール。しかし直後にゾメルのフィードをフレミンクスが落としたところをホーセンスが強烈なシュートを突き刺して勝ち越し。さらにシェーネの美しいパスにホーセンスが抜け出して狙ったがテン･ラウウェラールが神セーブ。
4分のロスタイムの3分55秒過ぎ、ルーリングが深い位置から一か八かのフィードを上げるとゾメルが頭でクリア。すると終盤から途中出場でデビューしたファン･デル･プライム(22)が足元に来たボールを強烈にシュート、ゾメルのつま先に当たりまさかの劇的同点ゴール。
ヴィルヤン･フルート
「勝ち点を逃したのは相手ではなく我々自身が原因。相手が粘りを見せてきた時にあまりに雑だった。効率よくプレーしなければならない。」
マルフィン･ファン･デル･プライム
「僕はスピードと上手いアクションが自慢のウィンガー。ゴールを決めることはほとんどなかったんだけど、ここで決められて嬉しいよ」
Willem II - Vitesse 1-0 (1-0)
26' Rangelo Janga: 1 - 0
ヴィレムIIは18歳ヤンガがスタメンスピッツでデビュー。メインスポンサーと別れて胸が黒の無地になったフィテッセはヤスダ、ヨルディ･ロペス、リベロラがスタメンでデビュー。スピッツはペデルセン。
CKからビーマンスが強烈なヘディングシュート。ロームが弾いたところにファーポストのヤンガが詰めて先制。
さらにラスニクのシュートがわずかに枠を外れ、右サイドでビュートネルを圧倒したヤンガのクロスにラスニクがゴール正面フリーでヘディングなど決定的場面を作る。HT直前にもヤンガがペナルティエリア内でビュートネルに倒されて微妙なシーンもファン･ブーケルがスルー。フィテッセは前半30分過ぎにペデルセンを下げてファン･ヒンケルを投入。60分過ぎにはステヴァノビッチを下げてスナイデルス。
アイサティがエリア外からミドルで脅かすと、CKからロペスがフリーでヘディングもランピが足でクリア。再び同じサイドのCKから頭で繋ぎ。最後再びロペスが頭で飛び込むもまたしてもランピが足でクリア。
ロスタイムのスナイデルスの強烈なシュートもフェルフルストがセーブし、凌ぎきって今シーズン初勝利。日曜に試合があるVVVに3pts差と迫った。
フィテッセはマティッチがフィテッセのゴールライン近くまで上がってボールを持った時も誰もエリア内のスペースに入らず、いらついてスナイデルスを叱責するなどまだチームとして体をなしておらず未だ内部崩壊の危険性がある。
ヘルト･へールケス
「選手たちにもテクニカル･スタッフにもクラブ全体に緊張感があったが、これでまだ最下位を脱出できる希望が出てきた。シーズン後半戦に最高のスタートを切れた」
ランゲロ･ヤンガ
「僕のデビュー戦で決勝点を決めてマン･オブ･ザ･マッチでおまけに3ptsも取れた。最初のゴールを決められて幸せだよ。今日はちょっとしたパーティだ。みんなこの調子を続けて僕もたくさん点が取れることを願っている。とても良いスタートが切れた。VVVとは接近しているし、追いつきたいね」
アルベルト･フェレール
「前半は相応しい態度で臨んでおらず、後半に入ってフットボールを始めたが、90分を通してやらなければならない。まだやるべき事は多くある。ペデルセンは全てのボールを失っていたのでああするしかなかった。私はまだ本当の9番を待っている。移籍市場はあと10日。なるべく早く加わることを願
っている」
Feyenoord - De Graafschap 0-1 (0-0)
88' Leon Broekhof: 0 - 1
ダルジェ･カレジッチ
「トレーニングキャンプの後で自信をもってこの試合に臨んだ。フェイエノールトに大きなリスペクトは払っていたが、怖れてはいなかった」
「最初の15分はまだ競えていたが、同業であるマリオ･ベーンの戦術的変更の後に我々は後ろへ追いやられた。HT前のジョルジニオ･ワィナルドゥムのチャンスが決まらなかったのが良かった。後半かなり難しくなることは分かっていたし、実際フェイエノールトもさらに良くなった。彼らは負けるのに相応しくなかっただろう」
「無失点に抑え続けていればフェイエノールトがよりリスクを冒してくると信じ続けた。そしてその通りになった。フェイエノールトの不注意によって得たFKで我々は0-1にできた。毎年フェイエノールトに勝てる訳ではないから選手たちを大いに褒めたい。サポーターのためにも3ptsを取ってドゥーティンヘムへ戻れるのはとれも嬉しい。しかしフェイエノールトは敗戦に相応しくはなかった」
FC Utrecht - Ajax 3-0 (2-0)
22' Édouard Duplan: 1 - 0 / 24' Édouard Duplan: 2 - 0 / 82' Ismo Vostermans: 3 - 0
アヤックスはACミランへの移籍が決まったエマヌエルソンがセレクションを外れてスナイデルが代わりにセレクション入り。
怪我人続出でアタッカーの数が足りないユトレヒトはシルバーバウアー、ストロートマン、アサレの中盤で4-3-3。
前半は明らかなユトレヒトペース。激しいプレスで一方的にフットボールをしてメルテンス、デムージュを中心にチャンスメーク。20分を過ぎ、中盤でボールを奪ったシルバーバウアーが持ち上がってのクロスにデムージュが頭で合わせるもポスト直撃。しかし直後ストロートマンのパスを受けたデュプランが素晴らしいシュートをゴール隅に決めて先制。さらにストロートマンのクロスにデュプランが豪快に飛び込んで頭で2点目。
中盤でストロートマンがボールを拾って繋ぎまくり、デムージュがアルデルワイレルトを圧倒したユトレヒト。途中からペースを落とすもアヤックスの攻撃を危なげなく凌ぎ、カウンターでもう2，3点取れるだけのチャンスを創り出した。
後半立ち上がりスキンヘッドのレンスキーのミスからスレイマニが決定機もいつも通りシュートを枠に打てず。流れが改善しないアヤックスはは後半早々にデ･ゼーウを諦め、エル･ハムダウイ＆スアレスに移籍の噂が昇る一方で全く名前の挙がってこなかったレンタル帰りのチビタニッチを投入。しかしイエローカードをもらっただけで大したプレーはできず、15分ほどで負傷してエズビリズにさらに交代。
終盤にはデムージュに替わって入ったユトレヒトの20歳スピッツ ブラワースがエリア内でブリントに倒されるもボッセンがスルー。しかしそのCKからシルバーバウアーのクロスをフォルステルマンスが決めて3-0。90分間消えていたデ･ヨングがロスタイム最後にエリア内でシュートも放つもフォルムがセーブし、伝統通りの強さで文句なしの完勝。スタンド観戦したファン･マルワイクに最もアピールしたのは間違いなくストロートマンだろう。
アヤックスは旗門ハルヘンワールトで若い選手たちの力不足を露呈。エマヌエルソンの代わりのブリントも何のインパクトも残せなかった。
フランク･デ･ブール
「多くの選手が本来のレベルを下回っているのを見るのはとても辛い。多くの1対1に負けて何度もボールを失った。もちろんユトレヒトのプレーも素晴らしかったが、自分たちの事を見つめなければならない。経験も足りなかった。我々は若いチーム。若い選手たちはそうそう6.5には届かないし、悪いプレーをすればすぐ4になる。それが我々の現状だ」
「チビタニッチは軽く骨にヒビが入っていると思う。エル･ハムダウイは土曜のトレーニングの時点で75％だった。火曜のNACとのベーカー戦には出られることを期待している」
VVV-Venlo - PSV 0-3 (0-2)
14' Wilfred Bouma: 0 - 1 / 45' Jeremain Lens: 0 - 2 / 46' Atiba Hutchinson: 0 - 3
VVVは出場停止のフルーレンに代わりエル･アクシャウィがスタメンデビュー。アフェライの抜けたPSVの中盤はトイヴォネンのトップ下にエンゲラールとヒュチンソンのコンビ。
マルセロが前半10分ほどで足を痛めてマザに交代。序盤やや堅さの見られたPSVだが次第にペースをつかむとCKからトイヴォネンがニアで頭で流し、ファーポストに走り込んだバウマがジャンピングボレーであわせて先制。ティミセラのシュートでサイドネットが破れ、VVVのアシスタントトレーナーが結んで修理。チャンスを作りながらなかなか追加点を決められないPSVだが、HT直前に右サイドからのクロスをニアポストでエル･アクシャウィがクリアミス。ボールを拾ったレンスが上手くループ気味に決めて2-0。
HTにVVVはアハハウィに代わりクレンが左ウィンガーでデビュー。PSVはベルフに替えてクーフェルマンス。後半開始早々ヒュチンソンがレンスのパスから右サイドのスペースに飛び出してそのままゴール。マノレフがエリア内でベジュワと接触し丁寧に倒れるも当然シミュレーション。VVVはさらにパーウェに代わりオーヨがデビュー。PSVもトイヴォネンを下げて久々ナイラントを投入。バッカルは出番無し。
勝ったものの90分を通して多くの決定機を活かせなかったPSV。VVVもボールを持った時間帯は数回PSVゴールに迫ったが決定的チャンスは得られずに終了。
ヴィム･ブーセン
「私はつねにポジティブ。3-0になった後でも我々はフットボールを続けていくらかチャンスを作った。レベルの差は非常に大きかった」
フレッド･ルテン
「もっと決めるべき時に決めなければならない。相手を精神的にタフにさせてしまった。勝ったことは良かったが」
「力の差は大きかったが、それをゴール数の差に出せなかった。ピッチは最初からかなりプレーするのが難しいコンディションだったため、自分たちが慣れているテンポを保てなかった」
「アティバ･ヒュチンソンは期待通りにやってくれた。何度もラインの間に上手く入り込んで、素晴らしいゴールも決めてくれた」
パーウェとやり合ってイエローカードを受けたベルフをHTに下げる。
「ベルフはもっとスマートにならないと。特に悪い噂が立たないようにね。彼には用心ための交代と説明した。我々には多くのFWがいて、その全員が必要なんだ」
FC Groningen - FC Twente 1-2 (1-1)
33' Tim Matavz: 1 - 0 / 40' Marc Janko: 1 - 1 / 81' Marc Janko: 1 - 2
フローニンゲンはマタフスとタディッチがスタメンに戻りいつもの11人。トゥエンテはまだ万全でないテオ･ヤンセンがベンチスタートで前節と同じスタメン。
前半フローニンゲンがやや主導権を取るも、お互い相手の堅い守備を崩せず。特にトゥエンテはなかなか両サイドで形を作れない。30分過ぎ右サイド エネフォルセンのクロスにブラマのマークを外したマタフスがダグラスより一歩先に出て触る見事なフィニッシュで先制。トゥエンテもCKから逆サイド ブラマのクロスをダグラスが足を当て、ヤンコが素早く反応して同点と両スピッツが少ないチャンスをしっかり決める。
HTにトゥエンテは一人この試合のレベルについて行けていない感がったジョンを下げてテオ･ヤンセンを投入。しかし試合の展開に決定的な変化は起きず、五分五分の展開でどちらも追加点の無いまま残り20分を過ぎするとフローニンゲンはガルシアに替えてアンデルソンを投入。トゥエンテもランツァートを下げて負傷明けのバイラミを投入。
残り10分、バイラミからボールを受けたヤンセンのクロスにフリーになったヤンコが華麗にジャンピングボレーで決めて勝ち越し。さらにバイラミのパスに反応してエリア内に走り込んだデ･ヨングがイヴェンスに倒されてヴェヘレーフがイエローカード＆PK判定。しかしテオ･ヤンセンからボールを渡されたヤンコが蹴ってポスト直撃。フローニンゲンもアンデルソンがミドルで狙うがわずかに枠の右。トゥエンテはヤンコを下げてベンソンを投入する万全の策で逃げ切り、後半戦最初の大一番を制した。
ミシェル･プレドーム
「我々は直接対決でアヤックスとフローニンゲンを倒し、PSVに近い位置に留まった。この勝利は今シーズンの中でも非常に価値のあるものだ」
「万全でないテオを出したのはラストパスの質を上げたかったから。その通りテオはマルク･ヤンコの決勝点を導くクロスをあげてくれた。リスタートの我々も非常に危険だった。だがフローニンゲンがいつも決めてきたのも知っていたからね」
「前半は五分五分。じっと動かない状況だった。多分お互いに相手を知り尽くしていたためだろう。両チームの得点も多くの人にとって『何でもない』もの。しかし我々は後半より多くのものを見せたと思う」
テオ･ヤンセン
「先週はずっと熱を出していた。もちろん決勝点をアシストできたのは嬉しい。今は気分がいいけど、薬が効いているだけだから月曜はどうなってるかわからないよ。水曜のPSVとのベーカー戦は多分出られると思う。どのくらい長い時間でられるかは様子を見ないとね。いまはとにかく早く家に帰りたい。妻が少し前の自分よりも重い病状なんだ」
Roda JC - Excelsior 3-0 (2-0)
14' Jimmy Hempte: 1 - 0 / 28' Pa-Modou Kah: 2 - 0 / 84' Morten Skoubo: 3 - 0
Rood: 64' Kaj Ramsteijn (2xGeel)
終盤から投入されたスクボが嬉しい復帰ゴール。プライムがローダでデビュー。
Stand
1 PSV 20 (13 5 2) 44 56 - 19
2 FC Twente 20 (13 4 3) 43 42 - 22
3 Ajax 20 (11 5 4) 38 39 - 20
4 FC Groningen 20 (11 4 5) 37 38 - 26
5 Roda JC Kerkrade 20 (9 8 3) 35 35 - 24
6 AZ 20 (9 7 4) 34 27 - 20
7 FC Utrecht 20 (10 2 8) 32 35 - 27
8 ADO Den Haag 20 (9 5 6) 32 34 - 31
9 sc Heerenveen 20 (8 6 6) 30 41 - 29
10 NAC Breda 20 (9 4 7) 30 31 - 30
11 NEC 20 (6 7 7) 25 35 - 37
12 De Graafschap 20 (6 6 8) 24 22 - 37
13 Heracles Almelo 20 (5 5 10) 20 30 - 39
14 Feyenoord 20 (5 5 10) 20 23 - 36
15 Vitesse 20 (4 6 10) 18 21 - 34
16 Excelsior 20 (4 4 12) 16 22 - 39
17 VVV-Venlo 20 (3 1 16) 10 18 - 45
18 Willem II 20 (1 4 15) 7 17 - 51
Topscorer
speler club goals pen. wed. gem.(%)
Vleminckx NEC 16 1 20 80
Janko FC Twente 14 0 19 73
Bulykin ADO Den Haag 11 0 16 68
El Hamdaoui Ajax 11 0 17 64
Van Wolfswinkel FC Utrecht 11 6 18 61
Toivonen PSV 11 0 19 57
Matavz FC Groningen 11 0 20 55
Dzsudzsák PSV 10 4 20 50
Assists
Dzsudzsák PSV 11
Lens PSV 9
Tadic FC Groningen 9
Assaidi Heerenveen 8
Mertens FC Utrecht 8
Verhoek ADO Den Haag 8
Grindheim Heerenveen 7
Koolwijk Excelsior 7
Suarez Ajax 7
