マルティン･ヨル
「彼らがプレッシャーをかけてくるとは思わない。フットボールをしようとすれば、彼らは強いチームだ。だが我々のアレナではフェイエノールトは自陣で守備的な陣形を取ってカウンターを狙うだろう。何も悪いことではない。例えば今季PSV戦ではそれで2回良い結果を出している。我々もアレナで守備的にプレーするチームを相手にするのには慣れている」
第33節の後にアルデルワイレルトとデ･ゼーウが、トゥエンテに2-0で敗れたフェイエノールトに対し批判的コメントを行った件に対して-
「私としては選手たちは言いたいことを言えるべきだと思う。それが彼らの意見なら、彼らは思うことを表明できるべきだ。それとは別にして、個人的には大ボラをふくような意見は好きではない」
「1試合の伝統は守られるべきだろう。そのためにはなるべく早く周囲の不幸な出来事や悪習をやめさせなければならない。我々のファンも他のオランダのすべてのファンも、もう一度フットボールについて話し合うべき」
「これはもう本当の決勝ではない。欧州戦のような感じがする。『ゴールを与えずに自分たちは得点する』というテーマは周知のこと。それをフェイエノールト相手に成功させなければならない」
マリオ･ベーン
「我々はどこにでも勝てる。アヤックスにもだ。私は監督としてそういう気持ちを選手たちに与えている。彼らもそれを信じてプレーしなければならない」
「アヤックスはかなりの得点力を持っている。その点我々は問題を抱えているが。日曜のアレナではゲートをしっかり閉じて開けさせないようにしたい。そうしなければデ･カイプで良いスタート地点に立つこともできない。誰がルイス･スアレスの相手をするか？私は3，4人考えている」
「2試合開催になってしまったのは今でも非常に残念に思っている。私はまだ賛成していないが、その一方でこれまでKNVBの決定に逆らったことはないから。こういう2試合での決勝は、1試合のそれとはまったく違うアプローチが要求される。日曜のアレナでのアウエーが非常に難しいものになるのは間違いない」
「我々は大衆に対しての模範。この問題についての義務があるし、行動で示したい。だがやる事は変わらない。日曜日アレナで最大限のパフォーマンスをするということ。その先の事は何も言えない」
ルイス･スアレス
「2試合になったのは良い事じゃないかな。僕らは最初にホームで戦える。もしフェイエノールト相手にデ･カイプでの1試合だけだったら、ずっと大変だっただろう」
ジョバンニ･ファン･ブロンクホルスト
「2試合でやるカップ戦決勝は本当の決勝ではない。今年オランダでそれができなかったのは残念。ああいう素晴らしい決勝戦を生み出す効果はほとんど無くなってしまった。来年はそうなることを願っている。だがフェイエノールトとアヤックスの間では難しいと考える人たちがいるのは変わらないだろう。お互いの憎しみがあまりにも大きい」
「私たち選手が両クラブのサポーターの間の関係を改善する役割を果たせるかもしれないと思っている。何にせよ、お互い話をするのは良いことだ。我々の支援者に効果があるのかは分からないけれどね。時間はかかるだろう」
ヨルが記者会見に45分の遅刻
http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/6588393/Jol_te_laat_voor_persconferentie.html
アレナ、満員にはほど遠く
金曜日までに売れたチケットは客席の51.000に対し、32.000枚のみ。第2戦の5月6日のデ･カイプのチケットはすでに20.000枚が売れている。
http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/6587876/ArenA_nog_lang_niet_vol.html
デ･ベーカーの授与者はベルフカンプかボスフェルト
5月6日の第2戦後のセレモニーで、KNVBはデ･ベーカーの授与者にそれぞれ元アヤックスのデニス･ベルフカンプと元フェイエノールトのパウル･ボスフェルトを指名。
http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/6587891/Bergkamp_reikt_Ajax_beker_uit.html
ヨル対ベーンは2-1
アヤックスの監督マルティン･ヨルは2回KNVB-bekerを獲っている。1975年にFCデン･ハーグの19歳の選手として決勝でFC トゥエンテに1-0で勝利。監督としても1997年ローダJCを率いて決勝でSC ヘーレンフェーンに4-2と勝利。当時のヘーレンフェーンでは現在フェイエノールトのヨン･ダール･トマソンがプレーしていた。
フェイエノールトの監督である46歳のマリオ･ベーンはまだ監督としては頂点でのでの成功を待つ身。選手としては1984年にフェイエノールトでダブルを達成。カップ戦決勝ではその年大成功を収めていたフォルトゥナ･シッタルト相手にヨハン･クライフのゴールで1-0と勝利した。
http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/6587919/__Jol_versus_Been2-1.html
