フェイエノールトは土曜夜にフィテッセ相手に重要な勝利を収めた。ニコライ・ヨルゲンセンの序盤のゴールにとって監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはデ・カイプで1-0で勝利し、アーネマースとFC ユトレヒトと順位表で抜き去ってエールディヴィジの5位に上がった。
氷点下近く気温が下がった寒いデ・カイプに入ったヘット・レヒューンはすぐにフェイエノールトのための拍手で手を温める。ホームチームは上手く試合に入り、特に左サイドでサム・ラーソンと(怪我のリチアーノ・ハプスの代役の)ミケル・ネロムがタンデムを形成して即座に攻撃に出ると、数回良いシュートで危険なシーンを作っていたニコライ・ヨルゲンセンが9分でゴールを決めて先制。
この先制点に至る前の素晴らしい攻撃で主役を担っていたのはソフィアン・アムラバト。このMFがスティーヴン・ベルフハイスとのコンビネーションから、GK レムコ・パスフェールよりも一瞬早くボールに届き、そこからヨルゲンセンに逃しようのないチャンスを提供。このデンマーク人はフェイエノールダーとしては2014年12月のコリン・カジム・リチャーズ以来のエールディヴィジでの1シーズン 4試合連続得点を記録した。
先制点以降、試合展開は行ったり来たりし、フィテッセにも流れがあったが、それでもベストチャンスがあったのは明らかにフェイエノールト。サム・ラーソン、ベルフハイス、トニー・フィレーナが同じ攻撃でそろってトリガーを引き損ね、その後にもラーソンのシュートがパスフェール正面に。しかしその直前にはブラッド・ジョーンスもマタフスのシュートで初めてセーブを強いられたように、ビジターチームも時に攻撃に出ていた。
後半は長時間大きなチャンスが生まれず、デ・カイプは最後まで緊張感が残ることに。しかしフェイエノールトは守備面で集中したプレーで試合を終え、1-0勝利をモノにすることができた。これによって2連勝と8月27日以来のホーム戦勝利となり、さらにプラス面として、フェイエノールトは2つ順位を上げ、FC トゥエンテと引き分けたアヤックスとの差を2つ縮めた。
Feyenoord - Vitesse 1-0
Scoreverloop:
9’ Nicolai Jørgensen 1-0
Scheidsrechter: Pol van Boekel
Gele kaarnten: Amrabat (Feyenoord), Miazga (Vitesse)
Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop, Sven van Beek, Renato Tapia, Miquel Nelom; Sofyan Amrabat, Karim El Ahmadi (85’ Jens Toornstra), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Sam Larsson (90’ Jean-Paul Boëtius).
Vitesse: Remko Pasveer; Fankaty Dabo, Guram Kashia, Matthew Miazga, Lassana Faye (66’ Alexander Büttner); Thulani Serero (82’ Mitchell van Bergen), Navarone Foor, Mason Mount; Milot Rashica, Tim Matavž (72’ Luc Castaignos), Bryan Linssen.
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「我々にとって非常に重要な勝利。ホームでまた勝てたのも大きい。早めのプレッシャーを上手く掛けて決勝点も決めた。スタートはかなり良かったし、多分前半にもっと得点を決めるべきだっただろう。しかし試合が進むにつれてプレーが低調になり、落ち着きが無くナーバスだった。後ろに向けてのプレーが多すぎた」
「主導権を手放してしまったのは多分現在の我々の状況が影響しただろう。チームに不安が見えたのは、ホームで多くの勝ち点を落とした後で1-0のまま時間が進めば当然のこと。ただ自分たちでかなり難しくしてしまった。組み立てで何度もブラッドをトラブルに陥らせてしまっていた。幸運にも今回は失点を繰り返すこと無く勝利して3ptsを得る事ができた。それが最も重要なこと」
「最も重要なのは選手たちが勝利を目指して必死に前に出て戦うのが見れたこと。VVV戦ではペナルティエリア内のたった1つの状況で失点したが、今日は3回とも誰かが全力で前に出ていた。最終的には我々はキャラクターを示した」
「カリムの怪我の程度について何か言うのはまだ時期尚早だが、深刻で無いことを願っている」
「順位表を見てもこれは重要な勝利。これで我々はここ2試合で6pts. この流れを続けていかなければいけない。水曜はCLでの最後の試合だし、相応しい形で欧州に別れを告げなければいけない」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-blij-met-belangrijke-zege-feyvit
https://www.fr-fans.nl/nieuws/33667/je-ziet-dat-er-wat-angst-in-de-ploeg-komt
https://www.fr12.nl/nieuws/45189-gio-over-uitvallen-el-ahmadi-nog-te-vroeg-om-iets-te-zeggen.html
ブラッド・ジョーンス
「この勝利は大きい。ここのところCLもあって結果が良くなかった。この数週間やっとまた守備陣が安定して前線もゴールを決められるようになった。おかげで僕らは多少コンスタントになったし昨シーズンのコンスタントさに少しずつ近づき始めている。自分たちが望んでいるところにほぼなってきている」
「デ・カイプでも相手には常にチャンスがあるし、一つのチャンスも与えないのは期待できない。でも僕らはここでまた勝たなければいけなかったし、無失点に抑えられたのは嬉しいよ」
「カリムの怪我のシーンはみんなが見たと思う。深刻なものでないのを願っているけど、良くは見えなかった」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/33665/jones-we-zijn-bijna-weer-waar-we-willen-zijn
ニコライ・ヨルゲンセン
「またゴールを決められて嬉しいよ。でも多分今日の僕はもっと決めなければいけなかっただろう。とにかくこの数試合で良くなってきている。スティーヴンとサムが僕のより近くでプレーするようになって、お互いにチャンスを提供できるようになった。形になってきているよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/45191-jorgensen-de-vorm-en-de-doelpunten-komen-weer.html
レナート・ターピア
「僕自身は自分のベストを尽くしただけ。僕らはかなり良いスタートだったけど、残念ながら全てのチャンスは決められない。
でも全体的には上手く行っていた。バックパスが多いのもフットボールの一部、相手のプレーにも関係すること。でも何よりも重要なのは結果だし、それは得られた」
https://www.fr12.nl/nieuws/45192-tapia-ik-probeer-nicolai-al-gek-te-maken.html
ようやくデ・カイプで勝利・・・ まぁいろいろと大変でした。今日も出だしはかなり良く、良い攻撃で先制点も決めたものの、その後フィテッセに押し返されると異様にミスを連発しててんやわんやというなかなか難しい展開。この辺りから妙にオープンになっていたので、前半半ばから気づかないうちにDFラインが下がって前線は前にプレッシャーをかけ続けてライン間が広がっていたような・・・
後半はもう全くチームの意思統一が取れず、ボールを持っても何もできない状況でしたが、なぜか守備面はそれなりに機能してセットプレーもしっかり凌いで無失点勝利。まぁ心臓には悪いです。今はとにかくウィンターストップまで何とか連勝して自信を取り戻したい時期。
今日もニコライは別格の仕事ぶり。毎度ながらニコライとベルフハイスの連携からでないと何のチャンスも作れない気がします。できればもう一人このレベルで仕事ができる選手が欲しい・・・ DFラインではターピアがかなり頑張ってました。正直CBとしてはシン・ジュステを使って欲しい気がまだしますが、ターピアのフットボーラーとしてのポテンシャルの高さが凄まじいものがあるのも事実。ウィンターストップまでこのままターピアの出番が続くかどうか。
得点力の無い中盤は今日はトニーがあまり働けず。アムラバトはアシストで絡むも、ベストの試合では無く、まだまだ難しいところ。左サイドもそんな機能してなかったので、今日は全体的に酷い試合でした。