フェイエノールトはエールディヴィジで重要な勝利。土曜夜にデ・カイプでスティーヴン・ベルフハイスの2得点によってヘラクレス・アルメロを2-1で下した。このバイテンスペーラーは前半に先制点を決め、後半にはペナルティスポットから決勝点。その時点でフェイエノールトは10人になっており、ニコライ・ヨルゲンセンが65分にレッドカードを受けて退場となった。
この夜すでにAZがホームでADOデン・ハーグに2-3で敗れたことが分かり、3ptsをデ・カイプに留めるというフェイエノールトの任務はより明確に。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはそれに成功したが、チームは10人で試合を終えなければならなかった。
多数のチャンス
最初の45分間を終えて苦戦の兆候は全く無かった。フェイエノールトは楽々とコンビネーションをし、多数のチャンスを作る。タイレル・マラシア(怪我のリチアーノ・ハプスの代わりに出場)、サム・ラーソン、エリック・ボテギン、イェンス・トールンストラがシュートを試みるも、しかしGK ヤニス・ブラスヴィッヒを抜くことができず。
30分過ぎにベルフハイスがそれに成功。ボテギンが良いヘディングでヘラクレスの攻撃をインターセプトすると、ラーソンとヨルゲンセンを経てボールはベルフハイスに。彼がブラスヴィッヒとの1対1を左足で冷静に決めて1-0.
ヨルゲンセンにレッドカード
しかし空に一片の曇りも無かったのは47分にクリストファー・ペーターソンが対面のクコ・マルティナを圧倒し、低いクロスがイェスパー・ドロストに届くまでだった。彼が至近距離から同点に。そして65分にヨルゲンセンがナートラッペンで一発退場となり、フェイエノールトの問題はさらに大きなものに。
ケネト・フェルメールがヨルゲンセンの退場後すぐに途中出場 アドリアーン・ダルマウのシュートをセーブする活躍を見せてフェイエノールトを立たせ続ける。ファン・ブロンクホルストはヨルディ・クラーシに代えてロビン・ファン・ペルシ投入でチームに決勝点を目指せと明確にすると、それが82分に生まれた。
マッチウィナーはベルフハイス
ボテギンへのファールの後に主審 ヨヘム・カンプハイスがボールをスポットに。オランダ・リーグ219試合目でエールディヴィジ最多出場のブラジル人として名前を刻んだこのDFが引き倒され、相応しいPK. ベルフハイスがそれを完璧なシュートで決め、最終スコアの2-1に。
来週またすぐ次のホームゲームが組まれており、4位AZを完売のデ・カイプに迎える。このチームは今夜ADOに敗れ、フェイエノールトはアルクマールダースとの差を4ptsに広げている。
Feyenoord - Heracles Almelo 2-1
scoreverloop:
33' Steven Berghuis 1-0
47' Jesper Drost 1-1
82’ Steven Berghuis 2-1 (str.)
Scheidsrechter: Jochem Kamphuis
Rode kaart: 65’ Nicolai Jørgensen
Gele kaarten: Malacia (Feyenoord), Breukers, Dalmau (Heracles)
Opstellingen:
Feyenoord: Vermeer; Martina (57' Nieuwkoop), Botteghin, Van Beek, Malacia; Clasie (78' Van Persie), Toornstra, Vilhena; Berghuis, Jørgensen, Larsson.
Heracles Almelo: Blaswich; Breukers, Rossmann, Van Hintum, Czyborra; Drost, Osman, Merkel; Kuwas (75' Van de Water), Dos Santos, Peterson (58' Dalmau).
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-sleept-punten-met-tien-man-uit-het-vuur---130419
https://matchcenter.feyenoord.nl/feyenoord-heracles-almelo-2018-2019
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「前半はほとんど問題無かったが、差を広げることができなかった。多くのチャンスがあったのに、HT明けに1-1になったのが痛かった」
「視界の隅で彼が相手を蹴ったのは見えた。だからロートなのは分かった。ニコライの愚かな行為。今日の我々の相手はヘラクレスであって、自分たちでは無かったんだ。今日の我々はニコへのレッドカードで自分たちを難しくしてしまった。リーグ戦のこの時期をこういう形で外れるというのは受け入れられるものではない」
「ヨルディの振る舞いは相応しいものではなく。これも私には受け入れられないもの。それは彼にも言い、彼は謝罪した。彼はもちろんとても感情を大切にする人間。誰もが自分の流儀で感情を処理する。もうだいぶ落ち着いたが、あの時点ではかなり悔しがっていた。しかし重要なのはクラーシでも私でも無く、フェイエノールト。ヨルディとは話をするし、マルティンとも話をする。この件についてどう対処するか検討する」
「我々はこの試合勝ちたかったし、だからFW3人でプレーを続けたかった。最終的にそれが成功し、とても嬉しい。しかし今日の我々は不必要に自分たちで難しくしてしまった」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-gvb-feyher-130419
https://www.fr12.nl/nieuws/50446-van-bronckhorst-we-zullen-daarin-maatregelen-nemen.html
ロビン・ファン・ペルシ
「僕はVARスクリーンの隣にいたからニコライの退場シーンの映像をよく見れたよ。とても小さなキック。あれはナートラッペンじゃなかった。ほんの少し払っただけ。僕の目にはヘールだった」
「ヨルディが交代に怒ったのは良くは無かったね。僕らは勝たないといけなかった。テンポを作って2点目を決めないと行けなかったんだ。幸いにも実際にできもした。誰が出るかは関係無い。テンポを作らないといけなかったんだ。僕らは1人少なくても2-1を目指さないといけなかった」
「PKシーンは僕は見えなかったけど、エリックが掴まれたんだと思う。スティーヴンが良いシュートで決めてくれた」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/40132/van-persie-niet-blij-met-actie-ploeggenoot-dat-is-niet-goed
ヨルディ・クラーシ
「10年間プレーしてきて経験しなかったこと。その時が来てしまった。大きな過ちだった。謝罪を申し出た。ちゃんとしないと。あんなリアクションはすべきじゃなかった。あれは大きな過ちだった。処分があるなら受け入れる」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/40138/clasie-reageert-als-dat-zo-is-dan-accepteer-ik-die
スティーヴン・ベルフハイス
「とても嬉しい。でももう遅い時間だから早く家に帰りたいよ」
「前半の僕らは良いプレーをして数回得点できる良いポジションに入ったけど、残念ながら決まらなかった。ニコライのアシストはパーフェクトだったね。でも僕のシュートもそんなに上手くなかった。ただこれは右サイドから中に入る左利きの問題の一つ。得意な足で蹴るにはまずボールの周りを回り込まないといけない。トレーニングでだんだん良くなっているよ」
「僕のペナルティエリア外からシュート51本で2得点は良い数字じゃ無い?その数字にぎょっとはしないよ。今シーズンの僕はペナルティエリア内によく入っているし、そこで昨シーズンより多く決めてるからね」
「PKシーンは最初ボテギンがファールしたと思ったよ」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/40140/erg-blij-maar-ik-wil-snel-naar-huis
やれやれな勝利です。試合後のコメントがほとんどプレー内容に触れてない事からもよく分かりますが・・・ まぁ前半はなかなか良かったです。特に両バックが元気でチームが前にフットボールする大きな原動力になってました。マラシアはチームを牽引していたと言って間違いないでしょう。ただヘラクレスもゴール前を固く守ってたのでなかなか最後を崩してのチャンスという形が作れず、この展開ならコクチュがいたパターンで見たかったなと。
後半は主導権を取られたから失点したのか、失点したから主導権を取られたのかよく分からないところですが、とにかく1-1以降は競り合いに勝てなくなってボールロストが続くかなり悪い状況に戻り、ちょっと不安な感じでした。そのフラストレーションからなのかどうかしりませんが、ニコライはこれでもうラストゲームの予感。ファン・ペルシかヨルゲンセンかの議論が意外な形で決着しました。まぁ馬鹿ですね。
で、さすがに流れ的に悪すぎて負けても仕方なかったところですが、フェルメールのおかげで踏ん張り、最後はややラッキーなPKで勝利。ラーソンが得点チャンスをちゃんと決めてればもう少し楽だったんですが、まぁとにかく決められません。最近割りと良いプレーをしてるのは確かな気がするんですが・・・
交代時のクラーシの態度は良くなく、スタンドからブーイングが飛んだのも仕方ないこと。ただ第2キャプテンでクラブの子であるクラーシとヘット・レヒューンの間でこういうシーンは誰も見たくないものです。
と、まぁいろいろありましたがこれでAZに4pts差で直接対決。向こうも最近調子が落ちているので、上手いこと快勝で3位を決めたいところ。