Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

NACに敗れてホーム無敗記録が終了(第6節:NAC-thuis)

フェイエノールトは2016年1月31日以来初めてエールディヴィジでのホームゲームで敗戦。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはNACブレダ相手に0-2で敗れた。残り15分でミヒル・クラーメルがPKを失敗した後、終了直前にはブラッド・ジョーンスのミスが容赦無く罰せられた。

 

NACがデ・カイプで1ptを得れば満足であり、カウンターで密かにそれ以上を願っているというのは試合開始直後から明らかだった。ブレダナールスは11人が自陣に立ち、特に試合序盤は決してそのルールを破らず。そしてその決まりは33分にビジターチームが先制しても決して弱まることは無かった。エリック・ボテギンとトニー・フィレーナがCKの流れから再び入れられたボールにヘディングで競り負け、ジョヴァンニ・コルテがシンプルに決めて0-1.

 

この失点は決して完売のデ・カイプで上手く試合に入れ低泣き合ったフェイエノールトの自信を減らすことに。前半の光明はヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンのヘディングとジャン・パウル・ボエチウスからカリム・エル・アマーディへの良いスルーパス程度であり、フェイエノールトはそれ以外に組織的にプレーするブラバンダースを驚くような連携やテンポアップで圧倒することができず、スピッツ クラーメルもほとんどボールを受けられなかった。

 

ファン・ブロンクホルストにとってはスティーヴン・ベルフハイスの出場停止とニコライ・ヨルゲンセンの怪我以外にイェンス・トールンストラも負傷欠場によって攻撃面での交代策も限られていた。後半開始直後にバサチコグルに代えてサム・ラーソンの投入で攻撃面で危険なシーンを作ろうとし、それは効果もあったが、クラーメルのヘディングが枠を外れ、アムラバトのヘディングはバーを直撃してピッチに跳ね返った。

 

しかしこれらのチャンスがフェイエノールトに自信の一部を取り戻させ、ファン・ブロンクホルストはケヴィン・ディクスに代えてディラン・フェンテ投入で攻撃面にさらにプラスαを加えることを決定。ブレダナールスのゴールにさらにプレッシャーを高めるこのプランは上手く行っていたように思われたが、しかしゴールをもたらすことは無かった。そのいい見本が残り15分にソフィアン・アムラバトへのファールで得たPKも決まらなかったこと。水曜のADO戦と対照的にクラーメルの11mからのシュートはセーブされた。

 

残り時間でせめて1ptという最後に残された希望も、ジョーンスが途中出場 トーマス・エネフォルセンにボールを奪われ、そのチャンスを冷静に決められたことで消えて無くなった。これによりフェイエノールトはホームでのエールディヴィジ25試合で初めて何も得られず、チームは火曜のCL Napoli相手のハードなアウエーゲームに向けてすぐに立ち直らなければならない。

 

Feyenoord - NAC Breda 0-2

33’ 0-1 Giovanni Korte

87’ 0-2 Thomas Enevoldsen

 

Scheidsrechter: Jochem Kamphuis

Gele kaarten: Angeliño (NAC)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks (67’ Dylan Vente), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Miquel Nelom; Sofyan Amrabat, Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena; Bilal Basaçikoglu (55’ Sam Larsson), Michiel Kramer, Jean-Paul Boëtius.

NAC Bred: Mark Birighitti; James Horsfield (70’ Fabian Sporkslede), Menno Koch, Pablo Marí Villar, Angeliño; Mounir El Allouchi, Arno Verschueren, Karol Mets; Giovanni Korte (78’ Richelor Sprangers), Thierry Ambrose (86’ Thomas Enevoldsen), Manuel García.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-nac-breda-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「最低レベルを酷く下回った。こんなプレーでは勝つ権利も無い。私自身ショックが大きい。タイトルを争うには毎週しっかりやらなければいけないが、今日はそうではなかった。こんなことはあってはならないし、もう二度とあってはならない。これは私が見たいフェイエノールトでは無い」

 

「スタートはまずまずだったが、プレーに苦しんで多くのチャンスは作れなかった。後半は多少プレッシャーをかけられるようになり、追いつくチャンスもあった。クラーメルのPKは流れを変えるタイミングにできたはずだったが、残念ながらそうはならなかった。0-2にされた時点で試合は終わった」

 

「NAC相手でも100%を出さなければ行けないし、さもなければ失敗するということ。我々は昨シーズンあったびくともしない頑強さに欠けている。昨シーズンの我々は毎試合チームとして戦えていた」

 

「我々は失望しているしこれは痛いショック。我々にできる唯一のことはやり続けることだが、それはこういう姿勢ででは無い。火曜は自分たちにリベンジしなければならない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-deze-nederlaag-komt-hard-aan

 

カリム・エル・アマーディ

「僕らは深く恥じ入らなければいけない。これは本当にあり得ない。正当な敗戦。ほとんどチャンスを作れなかった。僕らはまだ昨年のような状態にはなっていないということ。この試合も支配はしてたけどほとんど何も生み出せなかった。NACにはあらゆるリスペクトを払うけど、僕らは自分たちで負けてしまった」

https://www.fr12.nl/nieuws/44275-el-ahmadi-mogen-ons-diep-schamen-schandalige-vertoning.html

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「大きなショック。ホームでNACに2-0負け。カンピューンに相応しいことではない。僕らにとってハードな週だ。ホームで負けるのはとても辛い。昨年僕らが成し遂げたことは全て何もかもハードワークからが始まり。これをシーズン残りへの厳しいレッスンにしないと」

https://www.fr12.nl/nieuws/44276-van-der-heijden-dit-is-een-dreun.html

 

ブラッド・ジョーンス

「僕がリスクを負うことを選び、それをプラスにできなかったのは明らか。でもGKの人生はこういうもの。残念ながらこういう事は起きる。これが初めてでは無いし、最後でも無い。今シーズンはもうミスが無いように努めるよ」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/32609/jones-het-leven-van-een-doelman

 

 

久々にショッキングな敗戦。正直言葉がありません。なかなかにスキャンダラスです。

どうやらPSV戦後半も偶々だったようで、今のチーム状態は『かなり悪い』様子。プレシーズンからプレッシングに一体感が薄いのは気になってましたが・・・三枚落ちとはいえ、これだけボールを持ってもクラーメルにほとんどクロスを届けられないのはかなり重傷。代表戦期間前まで何とか生き延びられるかと期待してましたが、どうやら週末のAZ-uitもかなり厳しそうです。