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チャリティマッチでスパルタに勝利

フェイエノールトは木曜夜の『命のためのチャリティマッチ』でスパルタ・ロッテルダムに2-0で勝利。だが勝ったことはほぼ満員のデ・カイプでの特別なフットボールの夜においてそれほど重要なことではなく、より重要なのは心臓財団への貢献と亡くなったヨハン・クライフへの印象的な追悼だった。

 

木曜に肺ガンのため68歳で亡くなった史上最も偉大なフットボール選手の追悼が行われたのは14分目。主審 ポル・ファン・ブーケルが一旦プレーを止め、選手とサポーターが拍手によって1983-1984シーズンにフェイエノールトでプレーし、このクラブでランズティートルとKNVBベーカーを勝ち取った背人物への敬意を示した。

 

クライフの死去は心臓財団への寄付のために行われたこの試合へ影を落とすことになった。予定されたいくつかの行為は中止か縮小。だが両チームとも心臓財団のロゴの入ったシャツで試合を行った。このユニークなシャツは試合後にはオークションに掛けられ、その収入も心臓財団に寄付されている。財団はこのお金をなるべく多くのAEDの設置のために使い、市民の心肺停止の際の心肺蘇生に役立てられるだろう。

 

メルフィン・キングセールとラシャーン・フェルナンデスにとっては個人的にも特別な夜になった。フェイエノールトOnder19の選手たちはチャリティマッチにスタメンで登場し、控えGK パル・ハンソンと共にフェイエノールト1での非公式デビューを果たした。ただ代表義務で9人が不在のフェイエノールトがジュピラー・リーグのコップローパー相手にも優勢だったためにハンソンがすべきことはほとんど無かった。両チーム慎重な序盤の後、前半半ばにアナス・アチャバールのパスを受けたシモン・グスタフソンががら空きのゴールに決めてホームチームが先制。

 

HT直前にはディルク・カイトが2点目に近づいたが、シュートはポストの外側を叩き、HT明け直後のスパルタン トーマス・フェルハールも同様。フェルハールは60分過ぎにもシェリル・マクドナルドとの連携でハンソンと1対1のチャンスを潰した。それから間もなくエルジェロ・エリアとの交代でユース選手 バイジェル・ロベルタがデビュー。このバイテンスペーラーが83分に2点目の起点に。彼がスパルタのDFに倒されると主審がペナルティエリア内と判断し、与えられたPKを途中出場 イェンス・トールンストラが文句無しのキックで決めた。

 

こうして観客はヨハン・クライフへの印象的な追悼となったこの特別なフットボールの夜に2回目の歓声を上げることができた。

 

Feyenoord – Sparta Rotterdam

Scoreverloop:

23’ 1-0 Gustafson

83’ 2-0 Toornstra (strafschop)

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Opstellingen:

Feyenoord: Hansson; Kingsale, Botteghin, Van der Heijden, Nelom; Vejinovic, Kuyt (55’ Toornstra), Gustafson; Fernandes, Achahbar en Elia (63’ Robertha).

Sparta Rotterdam: Kortsmit; Floranus (77’ Supusepa), Dijkstra, Breuer (85’ Neral) , Dougall; Sanusi, Van Moorsel (73’ Alhaft), Klaasen (58’ Spierings); Verhaar (85’ Salhi), Bergkamp (46’ Mac-Donald) en Brogno.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/programma/feyenoord-sparta-rotterdam/verslag

 

 

ジュピラー・リーグを独走するスパルタ相手にもっと苦労するかと思いましたが、どうもそんな雰囲気でも無かったせいか、それともスパルタの調子が落ちてるせいなのか、全体に緩い雰囲気の試合に。ユース組の右サイドとディルクとシモンの併用、アナスのスタメン・スピッツあたりが注目でしたが、どれも時たま良いプレーは出るものの決定的な印象は残せず。ラシャーンはカブラルほどでは無いもののテクニック面で良いものがあり、フィジカル面もそれなりにあるのである程度できそう。中盤は例のごとくプレスが掛からないシーンが非常に多いですが、ボテギンとヤナーリーのCBデュオだと下がり過ぎるのが原因か…

 

アナスはマークを外してスペースでボールを受けられれば何でもできますが、今日は相手DFを背負った時にボールロストがかなり多かったので、これではまだジオを納得させるのは困難でしょうかねぇ。シモンとの連携はかなり良かったですし、小さなスペースでのプレーではクラーメルと比べるまでも無いですが。

 

それにして主審も線審も適当でした。練習試合で良かったです。