ディルク･カイトが来シーズン再びフェイエノールトのシャツを着る。このスピッツはイスタンブールの自宅で1年契約にサイン。テクニカル･ディレクター マルティン･ファン･ヘールらがトルコへ飛び、34歳のスピッツとの契約をまとめた。この人気者のフェイエノールダーにとっては9年ぶりのデ･カイプへの帰還となる。
カイトは契約にサインした後にとても幸せだと語った。「国外での素晴らしい9年間がこれで本当に終わる。僕はトルコで最高の3シーズンを過ごしたし、勝ち取れるモノを全て勝ち取った。今が戻るには最高のタイミング。僕はトップフィットしているし、デ･カイプで大きな成功を得たいと大きな衝動にかられているよ。最初の帰還とは一つ違いがあるのを願っている。今度こそ本当にタイトルを獲りたいんだ」
契約にサインした後にオランダに行く事になったと聞かされた4人の子供たちもそのニュースに歓声をあげた。「フェイエノールトが僕の家族においてどういう役割を持っているかを物語っているね」とカイト。「僕はなるべくフェイエノールトの試合をTVで見ているし、子供たちももう何年もフェイエノールト･シャツを着て走っている。オランダに、僕らの大好きなクラブに戻れるのは僕だけじゃなく、家族にとってもファンタスティックなことなんだ」
テクニカル･ディレクター ファン･ヘールはこのスピッツの帰還を歓迎。「フェイエノールトとヘット･レヒューンにとって素晴らしい日だ。ディルクが戻って来るのはとても嬉しい。彼が大きな価値を持つと私は確信しているよ。1年契約でまとまったが、お互いにそのつもりという訳ではない。ディルクはまだ数年やれるだろう。彼はフェイエノールトのRyan Giggsになれるし、我々はまだ何年間も一緒にいることになる。全てのフェイエノールダーがこの知らせを聞いて喜んでくれるだろう」
カイトは2003-2006の期間で今世紀最も愛されるフェイエノールダーに。このスピッツは加入後すぐに多くのゴールを保証してくれることを証明、2004-2005シーズンにはエールディヴィジのトップスコアラーとなり、2006年には最優秀選手にも選ばれた。
彼の人気はそれ以外にもそのエネルギッシュで闘争心溢れるプレースタイルから来ており、そのスタイルはクラブを去って何年も経っても未だ衰えていない。Liverpool, Fenerbahçe, オランダ代表でカイトは実り多い年月を過ごし、LiverpoolでCL決勝進出(2007), WKで2位(2010). 3位(2014)がそのハイライトと言える。その賞讃されるべき労働意欲によって、彼はプレーする全ての場所で愛されていた。
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/dirk-kuyt-terug-bij-feyenoord
すったもんだの末に本当に戻って来ました。いろいろあったし、言いたいこともありますが、まぁおかえりなさいという気持ちです。ファン･ヘールが本気を見せたということで、これがカンピューンスハップへの大きな起爆剤になると祈りましょう。
