Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

欧州挑戦はPraagで終焉

フェイエノールトの今シーズンの欧州での冒険の旅は木曜夜のPraagで終わってしまった。ロナルド・クーマンのチームは先週2-2で引き分けたSparta PraagをGenerali Arenaで苦しめることはできず。最後の30分間の2ゴールでチェコ・リーグのコップローパーが2-0で勝利、フェイエノールトはヨーロッパ・リーグをPOラウンドで敗退となった。足首の怪我からフィットしてスタメン出場したステファン・デ・フライは15分でまた新たな怪我を負って交代している。

 

Generali Arenaでの試合の重要性は試合前日に何人ものフェイエノールダーが強調していた。クーマンは若いチームにとってヨーロッパ・リーグのグループステージで得るモノは大きいと語り、ヨルディ・クラーシも昨シーズン2位という結果のご褒美に良い結果を出したいと話していた。

 

しかしやはりプレッシャーがあったのか、フェイエノールトは序盤落ち着きに欠け、ボールをキープするのに苦労していた印象。それによってSparta Praagにビジターチームに対してプレッシャーをかけていく切っ掛けを与えてしまった。

 

前半半ばを過ぎて、クーマンのチームはようやくグループとしてまとまり始める。プラン通りのコンビネーションプレーが数回見られ、この時間帯危険なシーンも何度か作り出していた。そしてHT10分前に前半最大のチャンスはフェイエノールトに訪れる。レクス・インマルスとルート・フォルメルの素晴らしい連携からSparta Praagの守備を破ると、フォルメルからセク・シセを抜け出させる見事なパス。しかしシセの低い弾道のシュートはGK Tomas Vaclíkにセーブされてしまった。

 

フェイエノールトが前半ホームチームのプレッシャーをかいくぐれたのはこれを入れて数回した無かったが、幸運にもクーマンのチームはデ・フライの負傷交代後も、しっかり組織された守備によって危険なシーンをほとんど作らせなかった。前半エルヴィン・ムルデルが本当に試されたのは、CKからDF Andrej Svejdikがヘディングで狙った1回だけ。

 

先週のデ・カイプでと同じように、後半開始と共にフェイエノールトは臆病さを投げ捨てて主導権を取り始める。最も大きなチャンスは中央を攻め上がったダリル・ヤンマートミドルシュートだったが、わずかに枠を外れた。

 

フェイエノールトが間違いなく優勢に立っていたまさにその瞬間、ピッチの反対側でSparta Praagが後半最初の本気の攻撃からPKを獲得。ミケル・ネロムがボールに手を当ててしまい、主審 Ivan BebekがPKを宣告。11mのキックをVaclav Kadlecがムルデルの守るゴール中央に蹴り込んで1-0。

 

そして10分もせずにSparta PraagがCKから2-0とリードを広げて試合は決まってしまった。DF Jiri Jarošíkがゴール前に完全にフリーで入り、いとも簡単にヘディングでゴール。

 

残り20分間で2ゴールが必要になったフェイエノールト。エクストラ・スピッツのギオン・フェルナンデスを投入したにも関わらず、終盤もホームチームのプレッシャーをなかなか抜け出せない展開に。ヤンマートがなんとかゴールにあと一歩と迫ったが、シュートはポストを叩いた。

 

敗退が決まった試合後もクーマンと選手たちは2012/2013シーズンの欧州戦終着駅となったGenerali Arenaまで遠征し、多くの声援を送ってくれた数百人のレヒューンに向かい感謝の拍手を送っていた。

 

Sparta Praag – Feyenoord 2-0

Scoreverloop:

61’ 1-0 Kadlec (strafschop)

70’ 2-0 Jarosik

 

Scheidsrechter: Ivan Bebek (Kro)

 

Geel: Immers, Janmaat, Mulder (Feyenoord), Matìjovský (Sparta Praag)

 

Opstellingen:

Sparta Praag: Vaclík; Vidlièka, Švejdík, Jarošík, Pamic; Kaderabek (88’ Skalak), Hušbauer, Matìjovský (77' Holek), Prikryl (68’ Krevci); Kadlec en Kweuke.

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij (18’ Nelom), Mathijsen, Martins Indi; Vormer, Clasie, Leerdam (73’ Fernandez), Immers; Schaken en Cissé (80’ Achahbar).

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120830_verslag_sparta_praag

 

ロナルド・クーマン

「我々は十分では無かった。Sparta Praagが進出するのに相応しい」

 

「我々は20分経ってようやく試合に入れたし、チャンスを多く作る事もできなかった。後半は我々の方に良い流れが来ていると感じたが、あまりにも簡単にPKを与えてしまった。そしてすぐSparta Praagに2点目を決められて試合は終わってしまった。今日の我々に2得点はあまりにも望み薄」

 

「この試合で見れたのは、我々の選手たちはもっとずる賢くならなければならない瞬間があるということ。4試合欧州戦を味わえたが、今シーズンこれで終わってしまったのはとても残念」

 

ステファン・デ・フライのハムストリング負傷について

「ステファンにとって大きな失望だろう。特に足首の怪我から戻ったばかりだったからね。もちろんチーム全体にとっても非常に残念な事。私自身、ステファンの怪我は欧州戦敗退よりも辛い」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120830_reactie_koeman

 

ダリル・ヤンマート

「とてつもなくガッカリだ。2失点は許されない与え方。あの2点を除けばSparta Praagはそんなに多くの大チャンスは作っていなかった」

 

「敗退は僕ら自身の責任。Sparta Praagはスーパーチームじゃないけど、今日の僕らは単純に良い日じゃなかった」

 

「リーグ戦では良いスタートを切れているし、これから数週間この調子を続けていかないといけない。いまはこの失望感を消化しないといけない。でもその後はすぐにリーグ戦に切り替えないと」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120830_reactie_janmaat

 

 

CL予選から最悪のシナリオで欧州戦予選敗退という結果に。今日はみんな良くなかったのでこの結果はしょうがないですね・・・。特に前半は酷いもので、セクが唯一のチャンスを決めてればまだ分からなかったですが、まぁ今の攻撃陣はGKと1対1になってもなかなか決められる気がしない。

 

後半のスタートはなかなか良く、ダリルが上がっていくいつもの形でチャンスも作ってましたが、ネロムのつまらないハンドで失点、例のごとくバラバラになったところをあり得ない形でトドメを刺されて終了。クラーシを含めて中盤にいまいち力強さが無くて、終盤もアナスとダリルで作ったチャンス程度、という出来。今日良かったのはダリルくらいで、あとはみんな本来のレベルを下回ってました。それにしても残念。

 

スピッツ問題から採用された4-4-2も結局このレベルでは「苦肉の策」でしかないのが明らかになり、どうやら降って沸いたペッレのレンタルが決まりそうという話。フィニッシュを決められるかどうか知りませんが、とりあえずボールは収めてくれるはずなので、あんなんでもいると助かるんじゃないでしょうか、っていうくらいちょっと前は絶望的。

 

ステファンがまた数週間の離脱で、頭が痛い・・・ とにかく今シーズンも週1の試合になるのでしっかりコンディション作りながら4位以内は確保しないといけないです。とりあえず日曜はテオ・ヤンセンが戻ったフィテッセ戦。アウエーですしいきなりの対戦でちょっと怖いですが、4位以内を目指すならきっちり勝っておきたい相手。