木曜日、オランダ代表のセレクションとスタッフによってヨハネスブルクの中心地Hillbrowにクライフ･コートが大々的にお披露目された。オランイェの全セレクション以外に、ヨハン･クライフとルート･フリットがアフトラップ(キックオフ)のデモンストレーションのために出席した。
ルート･フリット
「かつて私は西アムステルダムに住んでいたが、遊ぶ場所を見つけるのに苦労したものだ。子供たちにこういうスポーツをするチャンスが得られる場所が与えられるのは大切な事。彼らは交流しあう事を学び、お互いを尊重するようにもなる」
ヨハン･クライフ
「オランダ代表の選手たちがお金を出し合ってくれたのは注目すべき事。オランイェによって設立されたコートはすでに4つ目になる。我々も、ここにいる子供たちもとても幸せだ」
「とても良い事ができた。ここにいる全ての子供たちのためになれば。雰囲気は素晴らしいよ」
ハリド･ブラルーズ
「ストリートにフットボールをする場所が無くなっていくのは自然な事。ここの子供たちにとって素敵な事だと思う。太陽も気持ちいいしね」
イブラヒム･アフェライ
「最高だ。モロッコにクライフ･コートを開いた時のように、人々に何かを残したかった」
アシストを好むファン･ペルシ
オランイェのナンバー1スピッツに上り詰めたロビン･ファン･ペルシだが、新しい役割で挑戦する事はたくさんあると感じている。「僕は単に得点を獲る以上にゲームに貢献したい」
「アーセナルでは今季は別にして5年間10番でプレーしていた。僕もいつもそれを望んでいたし、良かったと思う。でも今は新しい局面に入ったんだ。アーセン･ヴェンゲルが僕に、センターFWでプレーしたいか聞いてきた。僕は喜んで受けたよ。新しい事に取り組むのはとても素敵な事。周りの選手たちの助けを借りてやり遂げたい」
「今のところ上手く行ってるね。どんなスピッツもゴールで判断されるけれど、僕はそれよりも試合に貢献するプレーがしたい。ゴールよりもアシストの方が好きだ。おかしな事言ってるように思われるかもしれないけれど、それが僕の望む事なんだ。だってチームが良くなるなら、それで良いからね。自分なりのやり方でこのポジションの役割を十分に果たしたい。そこについては頑固に考えているよ。自分のやり方でできると自信を持っている」
「オランイェはたいていピークが早すぎる」
元代表選手のルート･フリットはオランダ代表のWKでのチャンスについてポジティブながら、リアリスティックな面も見せた。「我々の問題はいつも、悪いプレーの時に勝つ事ができないということだ」
「ヴェレルトカンピューンの第1ラウンドの通過の仕方を見れば、彼らはカードを手元に残している。だが我々はすぐにテーブルに手持ちの札を晒してしまう。2年前のWKのようにね。イタリアとフランス相手には、むしろ1-0で勝って通過すれば良かったと思った。オランダはたいていピークが早すぎるんだ」
