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ヤープ・スタムが新監督に決定

フェイエノールトは2019年6月1日からヤープ・スタムが監督に就任するとクラブサイトで発表。46歳のスタムは1月に今シーズン限りでの退任を発表したジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストの後任となる。スタムとフェイエノールトは2年契約で合意。

 

このカレンダーヤールからヤープ・スタムはPECズヴォレの監督とし仕事を開始。フェイエノールトが最近関心を示した後、今日フェイエノールトはこの元代表ズヴォレのクラブとも合意に至った。スタムはフェイエノールトで提示されたチャンスを光栄に思っている。

 

ヤープ・スタム
「私はPECズヴォレでとても楽しんでいるが、野望ある監督なら誰でも、フェイエノールトのようなクラブで仕事をするチャンスが生まれたなら、とても真剣に考え始めるものだ」

 

フェイエノールトでできること、できないことについてマルティン・ファン・ヘールと良い、オープンな話し合いができ、私はこのチャンスを全力で掴みたいとすぐに感じた。私の野望を理解し、すぐにフェイエノールトと合意してくれたPECズヴォレに感謝している」

 

「すぐにロッテルダムで仕事を始めることをとても楽しみにしている、ともちろん言いたい。しかしこの数ヶ月はまずはPECズヴォレでのシーズンを選手、スタッフたちを上手く、成功裏に終わらせるために全力を尽くしたい。これからの期間は私は本当にそこに集中する」

 

マルティン・ファン・ヘール
「私たちはかなり以前から知った仲だし、自分たちがどんな人物を迎えるかも分かっている。ヤープはとても印象的な存在感がある。彼によって我々は文字通りの意味でも、比喩的な意味でも、正にこの人を迎えることになる。ヤープはリアリストであり、明確なビジョン、選手としての素晴らしい経歴、監督として必要な経験を備えている。来シーズン前にPECズヴォレの同業者たちのおかげでもうすでに彼を捕まえることができ、当然私はとても嬉しい」

 

豊かなキャリア
ヤープ・スタムは現在監督を務めているPECズヴォレのアシスタント・コーチとして指導者キャリアをスタート。2013年夏にアヤックスに移り、ユース、リザーブ、トップチームのDFたちを指導した。2014年7月からそれ以外にヨング・アヤックスの監督に就任。2016年にスタムはイングランドのReadingで監督として契約し、1年目でプレミア・リーグへの昇格にあと僅かで届かなかった。2019年始めにPECズヴォレに戻っている。

 

選手としてスタムはその印象的なキャリアを同じくズヴォレでスタート。その後このDFはヴィレムIIPSV、Manchester United, Lazio Roma, AC Milan、アヤックスでプレー。スタムは1996年から2004年までオランイェで66試合にも出場している。

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/jaap-stam-wordt-nieuwe-hoofdtrainer-feyenoord---060319

 

というわけで噂のあったスタムに決定。アドフォカートに断られて第2候補ということでしょうか。「悪くは無い」選択という感じで、アドフォカートでの繋ぎよりは少なくともフレッシュな風が吹きそうな気はします。ルテンの時よりは抵抗がないかな・・・

 

ただディレクター陣が言っていた「既に成功した経験のある監督」というプロフィールにはあっておらず、正直監督としてどのくらいのクオリティとポテンシャルがあるのかが未知数な部分が多いのが若干微妙ではあります。