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フローニゲンで見えない鎖を引きちぎる(第13節:フローニゲンuit)

フェイエノールトは土曜夜に説得力のある内容でFC フローニゲンに0-2勝利。試合全体を通しての優勢は後半開始15分間にトニー・フィレーナとニコライ・ヨルゲンセンの得点によってスコアに反映された。

 

リードしてHTを迎えるのに相応しいチームが一つあったとしたら、それは間違いなくフェイエノールトだった。チームは寒い北部で最初から試合をコントロールし、前半与えたチャンスは一つだけ。開始5分のトム・ファン・ヴェールトのシュートはブラッド・ジョーンスによって無害化された。

 

反対にフェイエノールトは前半クオリティの差をスコアに反映させるためのチャンスを数多く作るも、レナート・ターピア(ヘディングがライン上でクリアされる)、トニー・フィレーナ(至近距離からシュートがバーの上に)、サム・ラーソン(ヨルゲンセンのクロスかのシュートが枠外に)が揃ってフィニッシュに運が無かった。さrにヨルゲンセンはサミル・メミセヴィッチに引き倒されて主審 マッケリーに不満を言う正当な資格があったが、主審はペナルティスポットを指すことを拒否。

 

共に旅してきたヘット・レヒューンが歓声を上げることができたのは後半開始直後。素早いカウンターから見事な個人技を見たベルフハイスのボールが、最後は油断せず詰めていたフィレーナによって決められた。10分後のフェイエノールトの2点目でも主役を担ったのはベルフハイス。このバイテンスペーラーのハックでボールを受けたヨルゲンセンが難しい角度から美しい浮き球で今シーズンリーグ戦4得点目。

 

その間にはフローニゲンの危険な攻撃にミケル・ネロムが素晴らしい守備で対応。この左バックは20分に守備の際に負傷して担架でピッチを後にしなければならなかったリチアーノ・ハプスに代わってピッチに入ったが、この交代もフェイエノールトの守備の堅固さには全く影響せず、0-2になった後も無失点で試合を終えるために全力を尽くしていた。

 

フェイエノールトは集中力を切らすこと無くプロフェッショナルに試合を終わらせ、ロスタイムにホームチームの強烈なシュートがバーを叩いたこともあって、無失点で終えることに成功。フェイエノールトも点差を広げるチャンスが数回あったが3点目を決めることはできず。しかしそれもチームの力強いパフォーマンスを損なうことは全く無く、エールディヴィジでは10月1日以来の勝利を手にすることができた。

 

FC Groningen - Feyenoord 0-2

Scoreverloop:

49’ Tonny Vilhena 0-1

59’ Nicolai Jørgensen 0-2

 

Scheidsrechter: Danny Makkelie

Kaarten: -

 

Opstellingen:

FC Groningen: Sergio Padt; Todd Kane (73’ Django Warmerdam), Samir Memišević, Mike te Wierik, Yoëll van Nieff; Ruben Yttergård Jenssen, Juninho Bacuna, Ritsu Doan; Oussama Idrissi (77’ Jesper Drost), Tom van Weert (74’ Lars Veldwijk), Mimoun Mahi.

 

Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop, Sven van Beek, Renato Tapia, Ridgeciano Haps (20’ Miquel Nelom); Sofyan Amrabat, Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (92’ Jens Toornstra), Nicolai Jørgensen, Sam Larsson (86’ Jean-Paul Boëtius).

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/fc-groningen-feyenoord-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「3pts取れただけでなく、多くのチャンスを作り、守備面で規律を見せてくれたことに喜んでいる。引き分けが続いた後でこの勝利が必要だった。これが自信を与えてくれる」

「我々は火曜日の流れを継続した。良いプレーだったが、残念ながら前半チャンスを決められなかった。後半は素晴らしい2ゴールを決め、その後もコンパクトさをしっかり保ってほとんどチャンスを与えなかった。その点は満足している」

「ベルフハイスは非常に奔放な選手であり、ああいうアクションで我々がサドルを回すのを助けてくれる。それを今日もファンタスティックな2アシストで見せてくれた」

「スフェンのプレーは驚嘆に値する。特に長い怪我から戻ったばかりの1週間に3試合目だからね。しかし彼は非常に力強かった。彼の落ち着きと守備のクオリティは我々にとって非常に重要なもの」

「アムラバトもCity戦に続いて良いプレーだった。フィジカルの使い方が上手く、上がれる時はピッチ上にスチームを上げてくれる。それを今日はとても上手くやっていた」

「ハプスの怪我は良くない。ドクターは鎖骨が折れていると言っており、数週間かかるだろう」

「改善点はたくさんあるし、いつだってもっと良くならなければならない。来週もだ」

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-na-zege-blij-met-spel-en-discipline

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33571/van-bronckhorst-strooit-met-complimenten-na-fc-groningen-feyenoord

 

カリム・エル・アマーディ

「ようやくだね。自分たちに報いたと思う。前半もチャンスがあったけど、後半それをしっかり決めた。これが僕らには必要だったんだ。なるべくたくさんチャンスを作ろうと前もって約束していた。毎回崩せていた訳では無いけど、チャンスもほとんど与えていなかった。City戦も僕らはほとんどチャンスを与えていなかったし、そして僕らにも全繊維得点を決められるクラッセを持った選手たちがいる。それを今日は見られた」

「後半は『もう失敗はしない』という気持ちでピッチに入った。前半絶好のチャンスを逃していたからね。でも自信は持ち続けていたし、後半しっかり得点もできた」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33570/we-hebben-net-als-tegen-city-gespeeld-met-klasse-voorin

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「先週と大きな違いなのは間違いない。ようやくまた勝てた。また3ptをロッテルダムに持って帰れる。相手がかなり守備的でとても難しい試合だったけど、僕らは良いプレーだった。今日は結果だけは重要だと言っていたけれど、こういうプレーができたのは大きな自信になる。特に80分まで攻守共に僕らは力強かった。無失点に抑えられたのもチームに良いフィーリングを与えてくれる」

「僕のゴールは美しい得点だったね。僕がフェイエノールトで決めた最も美しいゴールだと思う。全てスティーヴンのパスのおかげ。そこからフィニッシュを決められた。嬉しいよ」

「昨年の自分のレベルに戻りつつある。今シーズン出だしもすでにそうだったけど、そこから怪我をしてしまった。またプレーできるようになって嬉しいし、自分のベストを作りしている。これでここ5試合で4得点。ハードワークすればこういう素晴らしい結果が出る」

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/jrgensen-zulke-goals-maak-je-alleen-op-de-training

https://www.fr12.nl/nieuws/45109-jrgensen-een-van-mijn-mooiste-goals-als-feyenoorder.html

 

ソフィアン・アムラバト

「いつだってもっと上手くやれるけど、今日の僕は良かったと思う。ずっとチャンスを待っていたし、今日またチャンスを貰えたのは嬉しい。だからそのチャンスを両手で掴みたかった。それができたとも思うよ」

「このところいろいろあった。モロッコ、オランダ、そしてミス。自分にたくさん言い聞かせて一生懸命トレーニングした。間にモロッコ行きを挟んで自信を得て戻って来れた。今日のこの調子を続けて生きたいし、これからの数週間でもっと良いプレーになっていくのを願っている。中盤でプレーできて嬉しいよ。僕はフェイエノールトでまだ自分のベストを見せていないし、今後数週間でそれを見せたい」

https://www.fr12.nl/nieuws/45107-amrabat-blij-maar-heb-mijn-beste-spel-nog-niet-laten-zien.html

 

トニー・フィレーナ

「ずっと勝っていなかったから3pts取れて嬉しいよ。フィーリングがまた良くなる。前半のチャンスは後ろから押されてバランスを崩してしまったんだ。でも後半しっかり立ち直った。ここでの0-2は良い結果」

「この数週間僕らはたくさんチャンスを作っていたけど、いつも結果が出なかった。Manchesterでは無失点に抑えるために全力を尽くし、その点では良いパフォーマンスだったと思う。その自信を持って僕らはここに来ていた」

「ゴール後のジェスチャー?自分を外界から切り離したいんだ。外の声は何も聞きたくない。メディアの批判?いや、自分に対してのことだよ」

https://www.fr12.nl/nieuws/45110-vilhena-ik-sluit-me-af-voor-de-buitenwereld.html

 

 

ようやくです・・・。苦しい時期にユーロボルフで苦しい戦いになるかと思いましたが、予想外にそれほど苦労せず、後半出だしの2得点で終わってみれば気持ち良く無失点で勝利。相手が良くなかったということもありますが、まぁ自信にはなります。

 

前半は確かにあまりフットボールが上手く行かず前線が停滞気味でした。それでもトニーのベストチャンスはお願いだから決めて欲しいもの。後半はおそらく前半左よりだったトニーとベルフハイスのポジションチェンジが増え、ベルフハイスとニコライの距離が近くなったことでいろいろ上手く行き始めた印象。ニコライの2点目が一つの理想の形でしたので、ああいう崩しがもっと今後もっと見たいところ。全体にはトニーも悪くなかったので、しばらくトニーの10番で行ってみるのは手でしょう。中盤の得点力の無さを解決するためにもトニーが10番でゴールの決め方を思い出してくれるのが一番ですが。

 

守備面は久しぶりに90分間崩れること無く集中力を保って守れていました。時々ターピアが前に出忘れて危なかったですが・・・ ターピアの能力は本当に素晴らしいモノがあるのはよく分かるものの、果たして今後もCBで使い続けるのかどうか。単純にシン・ジュステが100%フィットしていなかっただけなのか・・・。そして残念ながらハプスも怪我で年内はお休みに。ネロムも悲劇的なクロスを上げつつも全体的にはそれほど悪くないのも確かですが、これで多分マラシアがベンチ入りのチャンスを得るはずなので、上手いことデビューして良いプレーを見せてくれると将来に夢が広がります。