ルーベン・スハーケンは4年半過ごしたフェイエノールトを去る事に決まった。クラブと32歳のFWは契約解除で口頭合意。これにより今シーズン末までデ・カイプでの契約が残っていたスハーケンは直ちにフリーになり新しいクラブを探すことになった。
「ようやくハッキリしたのは僕にとって良いこと」とスハーケンのリアクション。「フェイエノールトでは僕にはもう展望が無かったから先を見た方が良かった。僕はまだまだフィットしているし、価値ある存在になれると確信している。新たにまた素晴らしい挑戦ができることを願っているよ」
この右バイテンは今シーズン序盤にスタメンを失ったものの、フェイエノールトでの時間を良いフィーリングで振り返ってくれた。「僕はデ・カイプでファンタスティックな時間を過ごせたし、素晴らしいことをたくさん経験できた。代表選手になれたのもフェイエノールトのおかげ。この素晴らしいクラブで4年半プレーできたことを、僕は心から誇りに思っているよ。そして僕を常に支えてくれたサポーターにはとても感謝している」
「我々が若手を選んだこともあり、ルーベンにとってこの数ヶ月の状況は望みが持てないものになった」とテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールは今回の契約解消について説明。「だから両者にとってこれがベストの解決法。ルーベンは他のクラブに進めるし、我々は心からそうしてあげたいと思っている。彼は2010年にVVV-フェンロからフリー移籍してからフェイエノールトで5シーズン目で、代表選手にもなった。我々はルーベンの貢献に感謝しているし、彼の今後の成功を祈っているよ」
ルーベン・スハーケンは2010年夏にVVV-フェンロからフェイエノールトに移籍し、最初のシーズンは苦しんでいたが、ロナルド・クーマンのもとで不動の存在にまで成長して3シーズンの間ほぼ全試合に出場、2012年夏にはオランダ代表にもデビューした。代表でスハーケンは8試合に出場して2得点。だが今シーズンはスハーケンにとってほとんど出場機会が見込めないものとなっていた。フェイエノールトでの出場記録はリーグ戦計113試合に出場して15得点。
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/contract-ruben-schaken-ontbonden
貴重なベテランとお別れです。今シーズンはプレシーズンで右バック起用が続いたり残念な経緯でしたが、結局ルテンがトールンストラの右バイテンを選んだことでほぼ構想外に。もう1年、まだやってくれると期待してましたが、こうなってはしょうがないですね・・・ 今まで散々お世話になりましたし、クラブ間交渉で揉めるよりはきっぱり契約を解除してあげるのがせめてものお返し。クーマンのもとでの3シーズンは本当に素晴らしいパフォーマンスでした。