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ケルクラーデで大事な勝ち点を落とす

水曜に行われたエールディヴィジ第29節、フェイエノールトローダJCケルクラーデとの重要なアウエーゲームで0-0の引き分けに終わった。試合全体から見れば妥当なスコアだが、ロナルド・クーマンのチームには貴重な勝ち点を得るための3回の決定機があり、それを決められなかったフェイエノールトは不当に思える気分でピッチを後にすることになった。

 

ローダJCとの試合前に、これがフェイエノールトのリーグ戦にとってまだ決定的な試合では無いと話していた監督 ロナルド・クーマン。チームはローダ戦に続く土曜のエクセルシオール戦にも連勝して初めて、首位争いに本気で参加できる重要なステージに立てるとクーマンは考えていた。

 

だが水曜のケルクラーデではローダが試合開始の笛からハイテンポで高いモチベーションを持ってプレーし、つねにプレッシャーに晒され続けたフェイエノールト。試合序盤から勝ち点をプレゼントして貰えないのは明らかだった。

 

ローダの側で最も危険であり、輝いていたのは夏にフェイエノールトへの加入が決まっているルート・フォルメルであり、HTまでのホームチームの最大のチャンス3つは彼のシュート。しかし流れの中でのシュート、ヘディング、そしてFKも枠を捉えることは無く、ケルクラーデまで旅してきたフェイエノールト・サポーターは喜んで‘Ruudje is een Feyenoorder’と連呼していた。

 

ピッチの反対側では前半最後の15分でフェイエノールトは大きなチャンスを作り続け、オトマン・バッカルが2回先制の決定機を得た。30分過ぎにクラーシのFKからバッカルが良いヘディングで狙うも、GK パウェル・キシェクのセーブに阻まれる。HT直前にはジョン・グイデッティのシュートをGKにセーブされたリバウンドに詰めたが、バッカルのシュートは枠を逸れてしまう。

 

前半はローダがピッチ上で最も危険なチームだったが、後半は両チームより均衡に。勝利すれば順位を上げられる絶好のチャンスであることが分かり、フェイエノールトは特に中盤でより勇敢さを見せ始める。それにサポーターも気づき、フェイエノールトは特に最後の30分間さらに勝利を目指す。

 

しかし攻撃の最後があまりに雑で決められないフェイエノールトのプレーは大いに批判されても仕方ないだろう。不味いクロスやスルーパスで可能性のあるチャンスが次々と消え、後半本当のゴールチャンスがあった唯一のフェイエノールダーはバッカルだけだった。終了20分前にこぼれ球をフリーでシュートしたが、またしてもGK キシェクに阻まれてしまった。

 

Roda JC Kerkrade – Feyenoord 0-0

Scoreverloop:

-

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Schaken (Feyenoord), Ramzi (Roda JC Kerkrade)

 

Opstellingen:

Roda JC Kerkrade''': Kieszek; Monteyne, Biemans, Vukovic, Hempte; Delorge, Vormer, De Beule (75’ Sutchuin), Ramzi; Junker (87’ Hupperts) en Malki.

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi; El Ahmadi, Bakkal, Clasie; Schaken (Fernandez), Guidetti en Cissé.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120411_verslag_roda

 

ロナルド・クーマン

「前半はローダの方が良かった。彼らがルート・フォルメルから何度か危険なシーンを作っていたのは、主に彼らの走り込んでくる中盤の選手に我々がかなり苦しんでいたため。後半は我々が良くなって、より試合をコントロールできるようになった。今日は攻撃的にやったが、残念ながら勝利をつかむためには力が足りなかった。我々には正確性が無かったと思う。だから引き分けは妥当な結果だろう。4位に上がれたし、1ptでも納得できるよ。終盤は意図的に全力で攻撃にも行かなかった。そうすればこの試合に負ける可能性もあったからね。4位になったし、まだ上位争いに残れている」

 

「このピッチは数日間芝を刈られていなかったようだ。水も撒かれてなかったし、試合前の練習前にやっとだ。あり得ない事。それを弁解にはしたくないが、明らかに両チームのプレーテンポに影響していた。特に我々のクオリティの一つはカウンターのスピードだからね」

 

「ローダとの引き分けはそれほど悪い結果ではない。我々は首位を追ってはいたが、カンピューンスハップは実際それほど重要ではないんだ。我々は残り試合でしっかり勝ち点を取っていかなければならない。そうすれば4位、3位、もしかしたら2位にもなれる。そうなったら素晴らしい事。我々の当初の立ち位置を忘れてはいけない」

 

ロン・フラール

「他のチームの結果次第と言うことは分かっていたけど、当然自分たちも勝たなければ話にならない。僕らはそれができなかった。無失点で済んだのが不幸中の幸い」

 

 

カリム・エル・アマーディ

「カンピューンスハップに本当に加わりたかったのなら、勝たなければならなかった。今夜以降は2位か3位を目指さなければならないだろう」

 

「ピッチが凸凹でボールをコントロールするのに毎回2,3回タッチしなければならなかった。それが僕らにとってアドバンテージにはならなかった。でもそれを弁解にはしたくない。僕らに臨機応変さが無かっただけ。それに僕らにもチャンスはあったのにそれを決められなかった」

 

「今日勝てれば本当に良かったんだけどね。でもシーズンを2位で終われたら、それはとても素晴らしい事」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120411_roda_ahmadi

 

ジョン・グイデッティ

「ちゃんとした短い芝に刈れればよかったんだけど。馬鹿げてる。監督も同じことを言ってくれたのは嬉しい」

「FKの時に壁が近いのも主審に2回聞いたのに、彼は壁を見もせずに離れて行った。FKがフェイエノールトにとっても僕にとっても大きなチャンスだったのに。僕らはまだまだ上で終われると思っている。まだどんな可能性も残っている」

 

 

久しぶりのスコアレスドローでなんか夢に見ていたスハールも露と消え・・・ まぁ2位以下みんな落としたのでコップローパーが020以外はそんな悪い状況では無いんですが。とりあえずPSVを抜いて4位に上がったので、これをキープし、できれば3位とか2位とかなれたら嬉しいな~と。

 

今日はちょっと全体にどうしようもない感じで、1ptで満足な内容ですがバッカルが決めてくれてれば、という後味の悪さ。まぁキシェクも当たってたので仕方無しか。休み明けなのになんでこんなにフレッシュさが無いんだとか、中盤にまともにラストパス出せるのがいないんだからトニー入れて勝負でも良かったんじゃとか、久しぶりにダメダメだスハーケンだったとかいろいろありますが・・・クーマンもあえてリスク負って3pts獲りにいかず、結局カンピューンスハップは絶対の目標ではなかったということでまた来シーズン頑張りましょうと。

 

それにしても終盤はボール持ててしっかりやれていたのに、いくらなんでもみんな慌てすぎ。こういうところでベテランの力が欲しいですねぇ。

 

次節は土曜にデ・カイプに戻ってエクセルシオール戦。