VVV Venlo - FC Twente 0-2
VVVはカラブロ、ボイマンスの2トップ。トゥエンテはティオテ、ストッホ共にベンチスタート。
序盤からトゥエンテが完全にコントロール。VVVはボールを持っても前で回すことができず、アウアサルが立ち尽くす場面が数回。前半ヌクフォが今季50回目のオフサイドを達成するなどなかなかテンポが上がらず、30分過ぎかからはミスも出始めたトゥエンテだが、CKから大外にいたヌクフォがごっつあんで先制。
後半途中からティオテとストッホを投入。ティオテがファーストアクションでイエロー。後半VVVが反撃を見せるがチャンスを活かせず、終盤例のごとくルイスが決めて勝負あり。
トゥエンテは今季24勝目で1973-74シーズンのクラブ記録を更新。
「我々は45分間だけフットボールをしたが、それでは不十分。頂点に立ちたいのなら来週はもっとやらないと」
「前半の45分で試合を決めるべきだった。HTの後にVVVは良くなり、我々は集中力を失った。DF陣が良くやってくれたのが良かった」
ヌクフォ
「VVV相手にプレーするのは決して簡単ではない。彼らは失うモノがないからね。1点目は大きかった」
ペレス
「ルイス自身は『ブライアン・ショー』と言われるのを喜んでいないが、彼が好調なおかげでチームは効率的にやれている」
「あと4試合勝ちたい。私たちはフットボール選手だから、それいじょう数が数えられないからねw」
ファン・ダイク
「トゥエンテはカンピューンになるだろう」
「前半は我々のサイドで4回CKがあり、最初の20分間は全員見ているだけ。あの時間帯はノーチャンスだった。若いチームがHT後に流れを戻したのは良かったと思う。引き分けにすることも可能だっただろう」
AZ - FC Utrecht 2-0
AZはスハールスがスタメン復帰。ユトレヒトはファン・ヴォルフスヴィンケルの1トップ。
メルテンスの強烈ミドルでAZ先制。ユトレヒトはCKから狙うもスハールスがライン上でクリア。五分五分の展開ながらどちらも精度を欠き決定的なチャンスに至らずHT。
後半AZがペースを上げるも精度は上がらず、両チームのゴール前でめまぐるしい展開。
ローファルが負傷交代。エル・ハムダウイのクロスにマルテンスがファーで飛び込むもあと一歩。
レンスキーがドリブルで抜け出しかけたレンスをエリア内で倒してレッド&PK。エル・ハムダウイが決めて2-0。
「前半は良くなかったが、後半は素晴らしかった。前半は多くを求めすぎて前がかりになってしまっていた」
ドゥ・シャティニエル
「我々は何度かAZよりも良いプレーをしていたが、2点目で試合は決まってしまった」
VITESSE - FC GRONINGEN 3-0
前半お互い攻め合うも決められず、後半に入って試合が動く。カヤのクロスにクラウデミール、ビュートネル、コルクが飛び込み
重なるも、こぼれ球にいち早く反応したクラウデミールが決めてフィテッセ先制。直前に負傷しカヤに交代したファン・ディールメンが通路で担がれながら後ろ姿でガッツポーズ。
そこからフローニンゲンが圧力を強めるがペデルソンの強烈ミドル、ステンマンのヘッドをフェルトハイゼンが尽くセーブ。
コルクがニルソンに出そうとしたパスがグランクフィストに当たり、こぼれ球をコルクがミドルを決めて2-0。ロスタイムにはビュートネルが美しいループシュートを決めてトドメ。
フィテッセは崖っぷちで大きな3pts。
テオ・ボス
「我々にとって重要な試合だったが、選手たちは見事扉を開いて見せた。RKC戦のある今週は非常に重要。もし勝ち点が取れなかったらプレッシャーが大きくなる。今日はチームはよくやれた。試合の序盤がかなりアグレッシブで良かったので、あの時間帯にリードすることもできただろう」
「ウィンターストップ明けのフローニンゲンに私はとても感銘を受けていたたので、この試合がどうなるか以前からかなり気にかけていた。だがチームは素晴らしい姿勢でファンタスティックな勝利を挙げた。選手たちは自分たちのすべきことを分かっている。このままのやり方を続ければもっと勝ち点が取れるし、順位を上げられるだろう」
ヤンス
「POへのプレッシャーが少し高くなったが、我々はプレッシャーがあった方が良いプレーができる。数多くの怪我人と出場停止者で我々にとって小休止となったが、今日の試合に参加した選手たちにとって弁解にはならない。我々は前もってフィテッセのビルディングにプレスをかけ、中盤のエクストラ・マンを創って試合を支配しようとしたが、最初の10分間フィテッセをひたすら追いかけるだけだった。あらゆるシーンで第一歩が遅すぎた。ボールを持っても戻すだけで、集中力が欠けていた」
「HTに何かをしようとするなら全員で情熱を見せなければならないとハッパをかけたが、後半も良くならなかった。フットボールをしようとはしていたが、最後までやれなかった。フィテッセの方がまさっており、勝利に相応しかっただろう」
Roda JC - RKC 5-1
ローダが2試合連続ホームで大勝。ベンスホップに先制ゴールを許すも、HT前に逆転し、後半はユンケルがごっつあん×3でハットトリック。
Heerenveen - Sparta 4-1
大雨。
ヘーレンフェーンがジュリチッチを中心に華麗に崩して最後は正面ロサダが決めて先制。
縦パスに抜け出したデュプランをエリア内でディングスダッハが倒しナイハイスは一発レッド&PKの判定。しかしジョンの蹴ったPKをティメルがセーブ!ゴール前のセットプレーでシボンが倒されてPK。セリガ触るも止められず2-0。ベーレンスがセンターサークル付近から飛び出してそのまま1人カウンターで左足で決めて3-0。
雨の弱くなった後半、スパルタはボドゥル、ファルケンブルフ、ファルケンブルフと立て続けに三回シュートを打つも決められず。ヘーレンフェーンが好調ベーレンスを中心に鋭いカウンターでチャンスを創る展開から、スパルタはボドゥルのシュートのリバウンドをファルケンブルフが決めてやっと1点返すも、ヘーレンフェーンもロサダが個人技で決めてトドメ。その後スパルタに何度か決定機があるも、ティメルが尽くシャットダウン。
エーフェルス
「PKになっても心配しなかった。ヘンクはズヴォレ時代からの仲だが、彼は何度も止めてくれたからね」
「10人で1-0から4-1にできるチームは多くない。素晴らしい体験だった。我々の決めた美しいゴールはCLでもそんなに見られないだろう」
ヘンク・ティメル
「自分のパフォーマンスは良かったが、気にしていない。チームとしてあれだけの時間10人で良い結果を出せたのだから賞賛されて良いだろう」
「契約延長の可能性の記事は読んだが、私自身は何の話もしていないよ。ここには4ヶ月間助けに来た。それ以上でもそれ以下でもない」
ADO - Ajax 0-1
スタインが暫定監督となったADOはPascal Bosschaart, Andres Oper, Karim Soltani en Christian Kumがスタメンに。ダニー・バイスは負傷欠場。アヤックスはパンテリッチがスタメンに戻った。アッテフェルトはボックス席で観戦。
前半ADOが激しいプレーで主導権を得るが、デライク、ソルタニがチャンスをモノにできず。後半ヨルはロンメダール、エリクセンを投入するもADOペースは変わらず。
65分にスアレスと衝突したズウィンケルスが負傷交代したが、替わったディトヴィヒに75分デ・ゼーウとの接触後の暴力行為でヴィーデマイヤー主審が一発レッド。ファン・デン・ベルフが残り時間ゴールを守ったがロスタイム93分にアルデルワイレルトが見事な決勝点をあげてADOが力尽きた。
アヤックスはエノーが次節出場停止。
モーリス・スタイン
「チームのファイトする姿勢は賞賛に値すると思う。だがロスタイムに失点してしまったのは残念」
「アヤックスがもっと得点出来たのは誰の目にも明らかだろう。我々にはもうGKがいなかったから、すべてが危険だった。11人でも負けていただろう」
ファン・デン・ベルフ
「私はバリーのことはよく知っているが、誰かを押したり叩いたりするような人間じゃない。デ・ゼーウは完全に自分の頭をディトヴィヒのお腹に向けていた。彼はディトヴィヒを押して、彼が自分を叩くように仕向けたんだ。吐き気がするよ。自分たちがあんな行為で犠牲にされてしまったのはとても残念」
ヨル
「針の穴を通り抜けた。だがこういう事もたまにはある。他のチームなら1点差での勝利はもっと多い」
「デミーは前半も首を締められていた。あれもレッドカードだったと思う。それに第4審判から線審がスアレスにPKが与えられるべきだとヴェヘレーフに言ったと聞いたが、主審は何もしなかった」
「ファン・デン・ベルフが新しいJan van Beverenで無いのは分かっていた。だから最後の15分間我々があまりシュートを打たなかったのは奇妙な事だと思う。幸運にもアルデルワイレルトのゴールが決まって、カンピューンスハップに残れた」
デ・ゼーウ
「ピッチの中はとても社交的だったよw。デン・ハーグを訪れるといつもたくさん戦いが起きるのはみんな知っていること。彼らは何でもやってくるからね。僕らはそれにつきあわずに、フットボールをしようとし続けた」
「前半ボスハールとは僕に肘打ちしたり、僕の頭にあらゆることをして来た。彼はレッドカードを出されるべきだったけれど、主審はそうしなかった」
「ディトヴィヒは僕のお腹で止めたんだ。『何してるんだ』って言ったら彼はまた僕を叩いた。僕はどんな批判も受け入れるけれど、誰だってあんな行為をしたら非難されるのは自分自身だ」
Feyenoord - NAC 0-0
サロモン・カルーがスタンド観戦。
引いて守るNAC相手にフェイエノールトがボールを回すも、マカーイ、ワィナルドゥム、途中出場のシセらがチャンスを決められず。
ロン・フラールの前半32分の25mFKが時速137kmを記録したが、GK テン・ラウウェラールが弾いてゴールならず。
マリオ・ベーン
「非常にガッカリしている。今季得点数11位というのが物語っている。我々はほとんどゴールを決められないでいる。この試合でまたそういう所を見せてしまった。シーズンを通して自分たちの陣内に引いてくる相手に対して苦しんでいる。前線はもっとリラックスしないと。次の夏に何か起こるのも期待しているが、フェイエノールトにはお金が無いからね」
「欧州戦のチケットはもう確定したが、4位は難しくなってきている。AZが2pts差に迫り、我々には難しいアウエーゲーム2試合が残っている。」
Heracles - NEC 2-0
Willem II - PSV 0-1
PSVは中盤にスタイン・ヴァイテンスをスタメン起用。前半から試合をコントロールしジュジャク、バッカル、クーフェルマンス、ヴァイテンスが決定機を得るがアーツがセーブ。ヴィレムIIもVdハイデンを起点にフットボールを見せるがゴール前へ近づけない。バッカルの凶悪タックルでVdストライクが負傷交代。
後半クロスにデムージュとイサクソンがわずかに交錯し、イサクソンがこぼしたボールからナイラントがゴールを決めたがリンゲはノーゴールの判定。後半もPSVが試合をコントロールしトイヴォネン、バッカル等がチャンスを得るが尽くアーツがセーブ。
後半アムラバトがエリア内でVdハイデンに倒されてリンゲがPKの笛。ジュジャクのPKにアーツ反応するも取れずPSV先制。
終盤ヴィレムIIがPSVゴールに迫り、混戦の中デムージュが倒れるもリンゲは吹かず。
ルテン
「自分たちの試合にも、エキサイティングなシーズンを送っていることに対しても私はポジティブな気持ちを持てている。自分たちだけでなく、他の2チームのおかげでもある」
「VVV戦は自分たちのプレーに不満だったが、この試合はアフェライ、エンゲラールを欠いたにも関わらず良かった。選手たちの中には現在違うポジションでプレーしている者もいるが、それは短期的にも長期的にも意味通しを与えてくれている」
Stand
1 FC Twente 30 (24 5 1) 77 57 - 22
2 Ajax 30 (23 4 3) 73 89 - 19
3 PSV 30 (22 6 2) 72 66 - 25
4 Feyenoord 30 (15 11 4) 56 45 - 27
5 AZ 30 (17 3 10) 54 59 - 33
6 Heracles Almelo 30 (15 4 11) 49 45 - 41
7 FC Utrecht 30 (13 9 8) 48 33 - 28
8 FC Groningen 30 (12 6 12) 42 39 - 42
9 NAC Breda 30 (11 8 11) 41 40 - 46
10 Roda JC 30 (11 5 14) 38 44 - 53
11 sc Heerenveen 30 (11 2 17) 35 40 - 54
12 Vitesse 30 (8 6 16) 30 32 - 50
13 VVV-Venlo 30 (6 11 13) 29 37 - 45
14 NEC 30 (7 8 15) 29 31 - 51
15 Sparta Rotterdam 30 (6 7 17) 25 28 - 56
16 ADO Den Haag 30 (5 9 16) 24 28 - 52
17 Willem II 30 (7 2 21) 23 34 - 58
18 RKC Waalwijk 30 (4 0 26) 12 24 - 69
Topscorer
Suarez Ajax 29 6 29 100
Ruiz FC Twente 23 2 30 76
El Hamdaoui AZ 17 1 23 73
Junker Roda JC 17 0 30 56
Assists
speler club assists
Suarez Ajax 16
Dzsudzsák PSV 13
De Zeeuw Ajax 9
フェルトハイゼン、ティメル、アーツが神がかってました。
それぞれいろいろありながら上位3チームは勝利。その一方で4位フェイエノールトと好調AZの差がついに2ptsに。
残留争いはフィテッセが一歩抜けだし、スパルタが危うい位置に。
いよいよ残り4試合です。