Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

第23節結果

NEC - NAC Breda 4-2 (2-2)

18' Bram Nuytinck: 1-0 / 25' Ferne Snoyl: 1-1 / 28' Anthony Lurling: 1-2 / 35' Bram Nuytinck: 2-2 /

57' Arek Radomski: 3-2 /59' Patrick Pothuizen: 4-2

NACのマースカント監督はズワンスワイクをスタメンから外すサプライズ。クワクマンをCBで起用したが、空中戦での弱さを見せてしまった。

序盤コンパクトな陣形で押し気味に試合を進めていたホームのNECがCKから先制。怪我のホイバッハに代わり左バックに入った19歳の新鋭ナイティンクがフリーでヘディングを叩き込んだ。しかし7分後にNACのスノイルが左足で美しいFKを直接決めて同点。完璧なコースに決まり、バボシュには防ぎようがなかった。さらに3分後にはヒリッセンのパスを受けたルールリングが抜け出してあっさり逆転。思わぬビハインドを追ったNECだが、再びCKからリプレイを見ているようにまたフリーのナイティンクがヘディングで決めて2-2での折り返し。NACはマークに付いていた選手が走り込むナイティンクに2度ともついて行けず、周り選手もニアにぽっかりスペース作るお粗末さ。テン・ラウウェラールのポジショニングも悪かった。

後半はNECが力強いプレーを見せてNACを圧倒。サルポンの美しいパスを受けたラドンスキが決めて逆転すると、再びサルポンのFKからポトハイゼンが頭で決めてトドメ。もはやテン・ラウウェラールにゴールを守りきる気力はないように見えた。

NECはサルポンがセットプレーで3アシスト。大きな3ptsを得て11位に上がった。NACは6位に留まり、AZとユトレヒトに追い越される可能性がある。

フルート

「ブラム(・ナイティンク)にとって素晴らしいゲームだった。だが残念だがこの試合にこだわってばかりもいられない。少しでも長くお祭りを楽しんでいたいが、来週にはホイバッハがフィットするだろうから、彼はまたベンチに戻る。ブラムはスパルタ戦でも、そして今日も代役として素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。彼は力強く扉を叩いた」

Vitesse - FC Twente 1-2 (0-0)

50' Paul Verhaegh: 1-0 / 82' Bryan Ruiz: 1-1 / 90' Ron Stam: 1-2

前節アヤックスに今シーズン初黒星を喫したトゥエンテはこの日も「良いリアクション」を見せることなく低調な前半。フィテッセは攻めるも、コルク、ニルソンの二人がフィニッシュを決められず。

後半に入るとフィテッセが崩し、フェルハーフが決めて先制。60分を過ぎてようやく目を覚ましたトゥエンテ。スタムがバーに当て、テオ・ヤンセンが2回FKで狙うもフェルトハイゼンのがセーブ。残り10分を過ぎてグリーンが抜け出したがボシュケルにあっさりと止められると、その直後に縦パス一本でルイスが抜け出し同点。最後はヌクフォの落としをスタムが走り込み、トゥエンテは2連敗を免れたばかりか再び3ptsを手にした。

テオ・ボス

「我々はプレスをかけて中盤の競り合いに勝利した。グリーンが最後の大チャンスを逃したのが不運だっただが、彼はそうそうGKと1対1になる選手ではないので彼を責めることは出来ない。彼が決めていれば、我々が勝っていただろう」

「トゥエンテはロスタイム、ペナルティ・エリアにボールを放り込み、それが成功した。ロングボールが成功しない試合は数え切れないほど見てきたが、この試合ではそれが2回成功した。それがトップと我々の順位の差」

グリーン

「抜け出して周りを見たけれど、自分だけだったのでシュートを打とうとしたしあたが、地面を蹴ってしまった。酷いキックだった」

「僕らのプレーは良かったし、前よりもどんどん良くなっているが、全て無駄になった。これがトップクラブと僕らの差。彼らは小さなチャンスでもしっかり決める。僕らはこのプレーを続けるしかない」

マクラーレン

「英国スタイルでやった。我々にとっては勝利が何よりも重要だったから満足している。二日経てば3pts取ったということだけが記憶に残り、勝ち方などみんな忘れてしまうものだ」

フィテッセを讃えたい。彼らは60分過ぎまで完璧に試合を支配し、我々を殺していた。しかし彼らが1点しか取れなかったために、我々には引き分けにする望みがあった」

ADO Den Haag - Willem II 3-0 (1-0)

15' Ricky van den Bergh: 1-0 / 56' Ricky van den Bergh: 2-0 / 68' Santy Hulst: 3-0

年末に悪いニュースで話題になったリッキー・ファン・デン・ベルフが大活躍。15分についに、やっと、とうとうFKを決めて先制すると、後半にもゴールをあげてADOを勝利に導いた。17位に沈むヴィレムⅡは若きスピッツ フルストが1点返しただけで貧しいプレーに終始。

SC Heerenveen - Ajax 0-2 (0-0)

49' Dennis Rommedahl: 0-1 / 90' Luis Suarez: 0-2

前節ユトレヒトに快勝したヘーレンフェーンはこの日も同じスタメンで序盤アヤックスを攻めるも、なかなかチャンスを作れず。15分過ぎにやっとベーレンスがゴールを脅かしたが、浮かしたシュートはステケレンブルフがさわり、最後はアルデルワイレルトがギリギリでクリアした。アヤックスは前半リスクを冒そうとしない中盤のために攻撃は数回のカウンター程度。

しかし後半に入るとアヤックスが効率の良さを見せ、右サイドに流れたパンテリッチから中央へ入ったロンメダールが決めて先制。直後にスアレスが試合を決める決定機を得たがシュートはバー直撃。73分に抜け出しかけたロンメダールを後ろから倒したグリントハイムにレッドカード。終盤は攻めに出るヘーレンフェーンアヤックスにスペースを与えることになり、エリクセンのミドルからファンデンブッシュが弾いた所をスアレスがしっかり詰めて試合を決めた。

エーフェルス

アヤックス戦はみんな勝手にテンションが上がる素晴らしい試合。我々の出だしは良かった。決して劣ってはいなかったが、我々はギアを6速に上げてプレーしていたようなもの。どん欲に前へ進んだが、何度も何度もボールを失った。アヤックスの攻守の切り替えの速さにもっと注意すべきだっただろう」

「(失点シーンのポポフとバク・ニールセンのミスは)大失敗だった。傲慢で無頓着なプレーだと思う。誰でも止められたはず。アヤックス相手に犯していいミスではない」

バク・ニールセン

「我々はまだ順位表でベストの位置にいない。ELよりもジュピラーリーグに近い所にいる。それが現状だ。失点は私とポポフのミス」

ヨル

スアレスが100ゴール目を決めるまでが長かったが、そこからやりやすくなった。リードしてからは落ち着いてプレーできた」

「いくつかのポジションをいじったが、その点でも3pts取れてアムステルダムに戻れるのに満足している」

「(途中交代のリングレンは)膝の負傷。後半はシーム・デ・ヨングとエリクセンを中盤で使った。一緒にプレーしたのは初めてだったが、かなり良かった」

AZ - Roda JC 2-0 (0-0)

70' Pa-Modou Kah: 1 - 0 - (Eigen goal) / 83' Rasmus Elm: 2-0

アドフォカートはヤリエンスを右バックに戻し、出場停止のスハールスに代わりオルティスを起用。ローダJCは28分にデロージュが負傷し、スチュインに代わり、この時点で多きな不利。AZはチャンスの山を築くもエル・ハムダウイがなかなか決められず。本気で決定力不足を嘆きだした70分にローダJCのDF カーがヨナタスを狙ったエルムのクロスを自分のゴールに入れてしまい、AZはラッキーな先制。2点目はエルムが直接FKを決めた。これはAZの史上3.000ゴール目。

AZはカーに助けられて6位浮上。

アドフォカート

「我々は勝利に相応しかった。たとえ相手の助け(OG)が必要だったとしてもだ。私の関心はどれだけチャンスを作れたかという事だけだが、フットボールではどうやって得点を決めるのかが重要。我々はなかなかそれができなかった」

「試合はコントロールしていたが、2週間前のフローニンゲン戦は同じようにやて結局負けた。だから後半は必死に落ち着くことなくゴールへ向かった。結局相手の助けが必要だったが、それがこの勝利を変えるものではない」

オルティスは最初冷静さに欠けたが、次第に試合に入っていった。何度か素晴らしいパスもあった。後半変えたのは彼のプレーが悪かったからではなく、純粋に戦術的な理由」

ファン・フェルトホーフェン

「ウィンターストップ前から何度か良いプレーが出来ていたが、また戻ってしまった。昨年の我々と比べたら別世界だろう」

カー

「これがフットボール。僕は不運だった」

FC Utrecht - Feyenoord 0-0 (0-0)

フェイエノールトはホフラントが病欠、シセが負傷で欠場でベンチにはレールダムとカスタイニョス。ユトレヒトはファン・ヴォルフスヴィンケルとコルネリッセをベンチに置き、レンスキーを高めの位置で起用。スタンドではファン・マルワイクが観戦。

ファーストチャンスはCKからフェイエノールトが得たがワィナルドゥムがシュートする前にフォルムがつかんだ。その後はユトレヒトが終始試合をコントロールメルテンス、ムレンガのスピードを中心にフェイエノールトの守備を切り裂き山ほどチャンスを創るがファン・ダイクの壁を越えられず。ユトレヒトのプレスの前に苦しんだフェイエノールトは、何度かボールを回して押し込むことができても最後はエリア内のトマソン、デ・グズマンに向けてビセスワールが放り込むという創造性の無さに終始。CKでフェルがヘッドで狙ったのが前半最大のチャンスだった。

後半フェイエノールトデ・グズマンに替えてレールダムを中盤の底に投入するとようやく中盤のコントロールを取り戻し、少しずつ押し返したが得点を奪うまでには至らず、前半と同じく多くのチャンスを創ったユトレヒトも最後までフィニッシュを決められなかった。

後半フェイエノールトに有利な判定が続いた主審 シーヘムに対し、ユトレヒトサポーターが中傷するコール。シーヘムは10分ほど試合を中断させた。

マリオ・ベーン

「我々は負けたわけではない。前半に何度か大チャンスがあったユトレヒト相手に負けなかったのは成功だと言える」

「私はユトレヒトの2トップ相手にフラール、ホフラント、バイーアの3CBで戦いたかったが、ロードマップはキャンセルされてしまった」

Heracles Almelo - PSV 0-1 (0-0)

58' Ola Toivonen: 0-1

首位PSV相手にヘラクレスはホームで力強いプレーを見せ、終始試合をコントロールして攻め続けたが最後までイサクソンの壁を破れなかった。PSVはスリッピーになった人工芝のピッチに苦戦。特にジュジャクがまったくドリブルできず突破口を見いだせなかったが、後半CKからトイヴォネンがヘッドで叩き込み決勝点。ヘラクレスはドストがゴール前でドフリーになる最大のチャンスを得たが、バウンドしたボールを蹴ったシュートは明後日の方向に。

終盤まで猛攻を繰り返し、決定的な崩し、強烈なシュートでPSVよりも遙かに得点の気配が濃厚だったヘラクレスだが、ビッグセーブを連発したイサクソンと、シュートがバーに当たる不運、PSVのDF陣のギリギリのクリアなどで最後までゴールを奪えなかった。

この試合は両チームとも黒色のパンツでプレー。通常両チームは違う色のパンツを着用するが、黒のヘラクレスに対し、アウエーのPSVが白のパンツを持ってきておらず、フェルベークは抗議したが主審のファン・ブーケルがPSVも黒のパンツでプレーすることを許可した。

PSVは我々の白パンツを使用することもできた。当然我々のスポンサーが入っているがね」とフェルベーク。

フェルベーク

「我々の方が良かったが、得点できなかった。我々がやりたくてもできなかったことをPSVはやった。それがクオリティ。我々はかなりのチャンスを創ったが、PSVのGKがファンタスティックだった。彼はほとんど止めようのないボールを何度かセーブして見せた。その上バーも我々の前に立ちはだかった」

ルテン

「辛勝だった。最後の最後まで相手には同点にするチャンスがあった。だからこの勝利は誰でも喜ばずにはいられない」

「年々ここで勝つのは難しくなってきている。特に今年はスリッピーなピッチがハンディキャップになった。ヘラクレスのプレーが良かったのはそのためだ」

アフェライ

「今日はアンドレアス・イサクソンが僕らに3ptsをもたらしてくれた。それがシンプルな事実。特に後半は危険だった。でも何週間かすればみんな忘れてしまう。最後までこのプレーをして勝ち続ければ何の問題もない」

Sparta - VVV Venlo 2-0 (2-0)

1' Joshua John: 1-0 / 32' Edouard Duplan: 2-0

長らく勝利から遠ざかっていたスパルタだが、試合開始直後に駆け上がったデュプランのパスを受けたジョンがいきなり決めて40秒で先制。VVVのDF陣は完全に眠っていた所を突かれ、まったく対応できなかった。前半半ばからVVVが試合をコントロールし始め、ガルシアが何度か狙ったがセリガがセーブ。しかしVVVが同点を考え始めた頃に、ボドゥルのクロスからデュプランが決めてあっさり2-0に。

後半に入り52分に、スハーケンへのファールでスラインハールトが一発レッド。VVVのファン・ダイク監督は立て続けに3人を交代しスパルタゴールに襲いかかったが、最後までセリガの壁を越えられなかった。

スパルタは11月1日NEC戦(2-0)以来の勝利。

FC Groningen - RKC Waalwijk 2-1 (1-0)

44' Fredrik Stenman: 1-0 / 61' Andreas Granqvist: 2-0 - (Penalty) / 89' Derk Boerrigter: 2-1

フローニンゲンは出場停止のサンコー、バクナに代わりルシウス、ゾンネフェルトをスタメン起用。出だしからRKCを圧倒し完全に試合をコントロールするとマタフスらが度々決定機を得る。HT直前エネフォルセンが蹴った8回目のCKからステンマンが頭で叩き込んで先制。

後半で出しからRKCが積極的な攻めを見せ、同点のチャンスを創るも、フローニンゲンもノルトストラントがシュートをバーに当てる。60分過ぎにローフレがエリア内でメタイに倒されて得たPKをグランクフィストが決めて2-0。その3分後にRKCはベンスホップが2枚目のイエローで退場。終盤ブーリフテルが30mのFKを誰もが想像しなかったスーパーシュートで直接叩き込むもそれまで。

フローニンゲンは再びVVVに3pts差を付けて9位に上がった。

Stand

1 PSV 23 (19 4 0) 61 52 - 14

2 FC Twente 23 (18 4 1) 58 44 - 19

3 Ajax 23 (16 4 3) 52 65 - 17

4 Feyenoord 23 (12 7 4) 43 33 - 19

5 Heracles Almelo 23 (11 3 9) 36 31 - 32

6 AZ 23 (11 2 10) 35 37 - 25

7 FC Utrecht 23 (8 9 6) 33 24 - 22

8 NAC Breda 23 (9 6 8) 33 33 - 35

9 FC Groningen 23 (8 6 9) 30 30 - 33

10 VVV-Venlo 23 (6 9 8) 27 31 - 32

11 NEC 22 (6 7 9) 25 27 - 37

12 Vitesse 23 (6 5 12) 23 25 - 38

13 Roda JC 23 (6 5 12) 23 27 - 43

14 sc Heerenveen 23 (7 2 14) 23 25 - 41

15 Sparta Rotterdam 23 (6 5 12) 23 23 - 39

16 ADO Den Haag 23 (5 6 12) 21 23 - 40

17 Willem II 22 (5 2 15) 17 25 - 44

18 RKC Waalwijk 23 (4 0 19) 12 18 - 43

なんだかんだでEL組の上位3チームは揃って勝利。フェイエノールトは4位に腰を据える・・・。

フィテッセ、ローダ、ヘーレンフェーン、スパルタが揃って23ptsで並び、NECも含めてどこが抜け出せるか。ヴィレムⅡは危機的状況。

Topscorer

speler club goals pen. wed. gem.(%)

Suarez Ajax 23 6 23 100

Ruiz FC Twente 16 0 23 69

Toivonen PSV 13 0 22 59

Assists

Dzsudzsák PSV 12

Suarez Ajax 12

Lazovic PSV 8

得点王レースは上位3人が揃ってゴール。ジュジャクが1アシストでスアレスに並ぶ。