KNVBは4月28日日曜日に予定されていたエールディヴィジ 第33節を5月15日水曜日(19.30開始)に移すことを最終決定した。今シーズン 「欧州戦に出場するチームの日程を最大限に考慮する」という方針ですでに数回 アヤックス関係の試合を移動させ、その度に議論になっていたが、UEFAがCLの試合を4月30日火曜日に設定したことで、アヤックスがリーグ戦から中1日となる事態に。さらに「最後の2節は同時開催」という原則を貫き、アヤックス(とティートルを争っているPSV)の試合だけを動かすというプランを最初から全く検討しなかったことで、KNVBは日程的に非常に困難な状況ながら「変更は不可避」と判断。第33節の全試合を最終節(第34節)の3日後に行うことを発表した。
各クラブと各自治体はそれぞれの反応を示し、一部が賛同、多くが「嬉しくは無いがやむを得ない」と受け入れたことで、シーズン後のバカンスを含む予定を完全に狂わされた(アヤックスを含む)全てのサポーターが反対したにも関わらず日程変更が最終決定された。
エリック・フッデは「これは不可避の変更であり、1クラブのためだけの措置でも無い」と理解を求めた。
「この日程変更がサポーターにとって問題を引き起こすのは非常に良く理解している。我々もなるべくそれを裂けようとした。何らかの解決策は必要であり、残念ならが誰も傷つけない選択肢を選べなかった」
https://www.knvb.nl/nieuws/betaald-voetbal/eredivisie/55163/slot-eredivisie-definitief-op-15-mei
欧州戦収入の分配は2020/2021シーズンから
エールディヴィジCVはリーグ改革として欧州戦参加クラブがUEFAから得た全収入の5%を共同基金として他のクラブに分配することを合意しているが、今シーズンはまだそれは行われない。「リーグ戦のスケジュールを欧州戦参加クラブのために考慮する」という点もエールディヴィジCVが2020/2021シーズンからの事として合意しているが、今シーズンはKNVBが独自ポリシーとして行ったために、欧州戦収入の分配という点は考慮されていない。
ケネト・ペレスは「アヤックスはこれだけの大金をすでに得たのだから、TV放映権料はもちろんもう全く必要無い。それをオランダ・フットボールのために使い、人工芝というオランダ・フットボール最大の問題が解決できればばとても良いだろう。これはエールディヴィジとオランダ・フットボール最大の問題。アヤックスが年間のTV放映権料で得る9milがあれば多分人工芝問題は解決できる」と主張しているが、現実的な期待は持てない。