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Manchesterで敗戦(CL: Manchester City-uit)

フェイエノールトの欧州での冒険は終了。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは火曜夜にManchester Cityと対戦し、相応しい引き分けに向かっているかに思われたが、終了直前に失点を喫して1-0の敗戦。NapoliがShakhtar Donetskに3-0で勝利したことでCL Groep Fの3位になる可能性は消え、フェイエノールトは欧州での冬越えという野望を諦めても良くなった。

 

9月にロッテルダムで行われたManchester Cityとの最初の試合との違いは非常に大きかった。Cityはデ・カイプで前半のうちに0-3としたが(最終スコア0-4)、火曜夜のフェイエノールトはEtihad Stadiumでしっかり両足で立ち続けていた。

 

それはイングランド人たちがすでに次のラウンドへの進出を決め、過剰な努力をする必要がなかったせいもあったが、大部分はフェイエノールト自身のおかげであり、チームはこれまでのCL4試合から学んだ姿を見せた。ケヴィン・ディクス、レナート・ターピア、ソフィアン・アムラバト、ジャン・パウル・ボエチウスらがスタメンに並んだチームは守備面で集中力を保って組織的にプレーし、特に前半は試合が進むにつれて前へとフットボールもしていた。

 

前半のフェイエノールトの最大のチャンスはHT10分前のサム・ラーソン。逆隅を狙ったシュートはしかし0.5m外側に外れてしまった。その前にはボエチウスがぐらついたGK Edersonに恥をかかせるのに僅かに及ばず、トニー・フィレーナもこのGKを抜けなかった。ピッチの反対側ではブラッド・ジョーンスも前半終わりに向けて何度かCityの選手たちに迫られたが、キャプテンマークを巻いたGKがRaheem SterlingとBernardo Silvaのシュートをセーブするのに特別な努力は必要無く、Sergio Aguëroのヘディングは枠外に消えた。

 

失点せずに居続けたことでフェイエノールトは試合の中で成長していき、アウエーボックスの2.700人以上のサポーターも一晩中声を出し続けて声援を送り続けた。そして後半途中でNapoliがShakhtar Donetsk相手にリードを奪ったという知らせが届き、フェイエノールトが冬越えする可能性を残すには勝つしか無いということがハッキリする。

 

冬越えを信じる気持ちがピッチにあったのは間違いなく、フェイエノールトは後半も何度も攻撃に出ようとしていた。残り20分にフィレーナとラーソンのコンビネーションからスティーヴン・ベルフハイスに解放感をもたらすゴールを決める最高のチャンスが訪れたが、シュートはEdersonが触ってバーの僅かに上に。これがフェイエノールトにとって最後の良いチャンスとなり、チームは間違いなく最初の1ptを得るのに相応しかったが、終盤のSterlingのゴールで5試合連続何も得られず。しかし試合後 プレミア・リーグのコップローパー相手に選手たちが見せたプレーに対して、ヘット・レヒューンの大きな、そして正当な拍手は鳴り止むことが無かった。

 

Manchester City - Feyenoord 1-0

88’ Sterling 1-0

 

Scheidsrechter: Ivan Kružliak

Gele kaarten: Mangala, De Bruyne, Danilo (City), Vilhena, Jones, Toornstra (Feyenoord)

 

Opstellingen:

Manchester City: Ederson Santana de Moraes; Kyle Walker, Nicolás Otamendi, Eliaquim Mangala, Danilo Luiz da Silva; Ilkay Gündogan, Yaya Touré (75’ Philip Foden), Kevin De Bruyne (64’ Gabriel Fernando de Jesus); Bernardo Silva, Sergio Aguëro, Raheem Sterling (91’ Brahim Diaz).

Feyenoord: Brad Jones; Kevin Diks (72’ Bart Nieuwkoop), Renato Tapia, Sven van Beek, Ridgeciano Haps; Sofyan Amrabat, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (82’ Bilal Basaçikoglu), Jean-Paul Boëtius (70’ Nicolai Jørgensen), Sam Larsson.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/manchester-city-feyenoord-uefa-champions-league-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「チームをとてつもなく誇りに思う。特にCityとのホームゲームとの違いを見れば、我々がCLの中でいくつものステップを踏んだのは明らか。今日はほとんど1ptをつかみかけていたが、終了直前の失点が残念。我々はもっと良い結果に相応しかったし、欧州からの敗退も決まったからもちろんガッカリ。しかし選手たちが今日フェイエノールトに相応しいプレーを見せてくれたことには満足している」

 

「競り合いに行き、ボールを持った時のテンポを高くし、コンパクトにプレーする。我々はそれを全て見事にやっていた。ゴールシーンを除けば集中力を保って競り合いに行くタイミングを決断できていた。しかしCLは90分間正しい選択が求められる。たった1シーンでもシャープさを欠けば、Manchester Cityのようなチームは得点を決めてしまう」

 

「我々にも何度も良いチャンスがあったし、ここで得点を決めることは間違いなくできた。ベルフハイスのシュートは良かったが、残念ながらボールがGKの右手に当たってしまった。我々がCity相手にもチャンスを作れたことは自信になる」

 

「CLはタフなコンペティション。特に我々が引いたチームとではね。しかし我々はもちろん自分たちが犯したミスから学ぼうとしているし、学んでいることを見せている。それは誇りに思う。これからはCLで得た自信と学んだことをリーグ戦に持っていかなければいけない。まずはフローニゲンでだ。今日と同じようなプレーをしなければいけない。ただチャンスを決めなければいけないがね」

 

「自ずと上手く行くわけでは無いが、チームはハードワークしているし、我々は全てのエネルギーを注いでいる。ハードワークをしてやり続けるのができる唯一のこと。今日の我々のプレーは素晴らしかった。ただ結果だけがそうではない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-trots-op-het-team

https://www.fr12.nl/nieuws/45052-gio-hoe-je-speelt-is-uitstekend-alleen-het-resultaat-niet.html

 

スティーヴン・ベルフハイス

「僕らは簡単に諦めはしなかったし、他のCLの試合より良かった。終盤のゴールは残念。フラストレーションが溜まる。全力を尽くしたけど上手く行かなかった。僕らはいくつかのシーンで愚かなミスをして、そのせいで自分たちを苦しめてきた。それが残念。素晴らしいキャンペーンになるはずだった。Napoli-thuisでまだそれを見せられるのを願っている」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/45050-berghuis-alles-gegeven-maar-het-mocht-niet-zo-zijn.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「僕らは試合全体をとおしてしっかりコンパクトだったし、ほとんどチャンスを与えていなかった。最終的に失点したのは彼らのクオリティ。僕ら1試合ごと常に前進している。最初の試合はCityに本当に圧倒されていたけど、今日は全くそうでは無かった。これで終わってしまったのが残念だけど、名誉を守るためにあと1試合ある」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/45051-van-beek-nog-een-wedstrijd-voor-de-eer.html

 

ソフィアン・アムラバト

「試合に必死だったけど、もちろん楽しんでもいたよ。この前のSjachtar戦はちょっと低調だったけど、僕はCLでここまで概ねしっかりやれていると思う」

 

「今日の僕らはスタートからかなり良かった。ほとんどチャンスを与えなかったし、自分たちは何度も良いチャンスを作れていた。もう少し運があればここで勝つこともできたはず」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/45053-amrabat-met-iets-meer-geluk-kan-je-hier-zomaar-winnen.html

 

 

5試合目でや~っとそれらしい試合になりましたが、残念ながらまたも勝ち点を取れず。まぁしょうがないですね。内容的にはほとんど言うことは無く、かなり良くやってました。特にスフェンは期待通りさすがのプレー。今日はターピアも失点シーン以外は良い出来だったので、守備ブロックはかなり安定していました。まぁスフェンが戻ればこれくらいできるのは分かっていたこと・・・

 

中盤から前はいかにボールを繋ぐかの問題で、フットボール面の向上はまだまだ必要ですが、まぁニコライがいるかいないかでそもそもかなり違います。アムラバトがカリムの代役を見事にこなして力強いプレーを見せたので、やはりベンチに置く理由が見当たらず、ここはスタメン固定のためにもう一度考えるべきところでしょう。

 

今日は久しぶりにかなり良かったですが、依然フォームに無いと明らかに感じるのはイェンスとボエチウス。特にタイプ的にイェンスの代役をこなせる選手がセレクションにいないので、ウィンターストップまでどうしますか・・・