Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

チャンスを逃してデン・ハーグでも勝てず(第11節:ADO-uit)

フェイエノールトはADOデン・ハーグとのアウエーゲームで大きく優勢に立ちながらも1ptしか得られず。ニコライ・ヨルゲンセンの序盤の先制点の後、チームは早々に勝負を決めることに失敗し、ホームチームに逆にリードを許してしまった。カリム・エル・アマーディのゴールで最終的には1ptを拾ったが、これでリーグ戦4試合連続勝利無しに終わり、試合後のフェイエノールトは失望感に支配されていた。

 

ローダJCとShakhtar Donetskとのアウエーゲームに続いてフェイエノールトはデン・ハーグでも早々に先制。4分に駆け上がってきたバルト・ニューコープの測ったようなクロスをニコライ・ヨルゲンセンが頭であわせ、自身にとって人工芝での初ゴール。そして先の2試合とは違い、早々の先制点からすぐに失点する流れにもならなかったことで、フェイエノールトに必要な自信が生まれるように思われた。チームは前半残り時間をADO相手にかなり楽に進め。落ち着いた組み立てを見せ、事前に予想されていた”格闘技試合”にもそれほどならずに済んでいた。

 

フェイエノールトは2つの良いチャンスを得るも、優勢な展開をスコアに反映させることに失敗。前半半ばにニューコープとベルフハイスが再び右サイドで危険なタンデムとなったが、今回はニューコープのクロスをヨルゲンセンが正確に決められず。HT直前にはサム・ラーソンの見事なアクションとヨルゲンセンの横パスからベルフハイスが自ら狙ったが、オランイェに招集されたFWの逆サイドを狙ったシュートはゴール横に外れてしまい、おそらくニアサイドを狙った方が良かっただろう。

 

これらの失敗が高く付くことになり、HT明け10分にはチームは突然2-1のビハインドを背負うことに。最初の失点はベルフハイスのチャンスの直後。素早いFKからフェイエノールトはボールを十分にクリアできず、そこkらアロン・マイヤースが強烈なシュートを決めた。HT明け10分に再び失点。CKで飛び出したブレッド・ジョーンスが中途半端に飛び出してしまい、ヴィルフリード・カノンがヘディングでネットを揺らした。

 

フェイエノールトにとってまだ良かったのはこのビハインドを取り戻す時間が十分残されていたこと。2-1にされた直後にもエル・アマーディとベルフハイスに良いチャンスがあったがこれは決まらず、終了4分前になって右サイドから上手く飛び込んできたエル・アマーディがGK ロベルト・スヴィンケルスのニアを抜いてようやくゴール。ロスタイムにフェイエノールトはそのまま勝利も目指したが、ベルフハイスが2度の大チャンスを逃し、10月1日以来の3ptsも取り逃した。

 

ADO Den Haag - Feyenoord 2-2

Scoreverloop:

4’ Nicolai Jørgensen 0-1

44’ Aaron Meijers 1-1

55’ Wilfried Kanon 2-1

86’ Karim El Ahmadi 2-2

 

Scheidsrechter: Bas Nijhuis

Gele kaart: Jørgensen

 

Opstellingen:

ADO Den Haag: Robert Zwinkels; Tyronne Ebuehi, Thomas Meißner, Wilfried Kanon, Aaron Meijers; Lex Immers, Abdenasser El Khayati (89’ Donny Gorter), Danny Bakker; Sheraldo Becker, Erik Falkenburg (74’ Bjørn Maars Johnsen), Melvyn Lorenzen (85’ Elson Hooi).

Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop (59’ Sofyan Amrabat), Renato Tapia (83’ Michiel Kramer), Jerry St. Juste, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi, Jens Toornstra (62’ Jean-Paul Boëtius), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Sam Larsson.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/ado-den-haag-feyenoord-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「今は勝ち点がどうしても必要な状況だし、この引き分けはとても残念。序盤に先制して上手く試合に入っていたし、2点目を決めるチャンスもあった。前半の内に試合を決めてしまわなければいけなかったが、最近の我々の試合と同様にまたしてもチャンスを決められなかった」

 

「この数試合我々は常にミスで失点している。多すぎるし、今日もそうだ。1-1のシーンは素早いFKに対してチームが半分眠っていたし、2失点目・・・ あれはあり得ない。ブレッドもそれは分かっている。昨年との差がもの凄く大きいのは事実。まだ昨シーズンのレベルに達していない選手が何人もいるし、彼らのレベルを上げなければいけない」

 

「結果が出ないために今はチームから自信が失われすぎている。だからこそ多くのチャンスを作る試合ではチャンスを決めなければいけないし、さもなければ自分たち相手にフットボールをすることになる。それはあってはならないこと。我々は2つの失点でどちらもショックを受けてしまい、最後の10分間になってようやく全力で前に出始めた。引き分けにして我々はキャラクターを示したが、その後まだ勝てるチャンスも十分作っていた。ベルフハイスは普通なら一つは決めていただろうが、今日は彼の日では無かった」

 

「バルトは怪我で代えざるを得なかった。深刻な怪我かはまだ分からない」

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-te-veel-tegengoals-door-eigen-fouten

https://www.fr12.nl/nieuws/44850-gio-op-dit-moment-zit-er-weinig-vertrouwen-in-het-team.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33300/gio-geeft-fouten-toe-dat-weet-jones-ook

 

カリム・エル・アマーディ

「前半は支配していたし優勢だったけれどゴールを決めることだけ忘れていた。3-0にできたところを前半終了直前に1-1にされてしまったのは自分たちが悪い。あれでチーム全体に不安定さが広まってしまい、約束事を守らずに別のことを始めてしまった。後半はあまりにたるんだプレーだったし、2-1にされた後は完全に道を失ってしまっていた。あんなに慌てる必要は無いんだ。僕らは慌てすぎているし、頭の中がちょっとおかしくなっている。それは全く必要無いこと。理由は分からないけれど、疲労のせいはあるかもしれない。2-2にした後はまだチャンスもあったけれど、残念ながらそれも決められなかった。結果は2-4でもおかしくなかっただろう。言い方が悪くて申し訳ないけど糞ったれな気分だよ。毎週同じ話。今の僕らにはティートルを口にする必要はもう無い」

「カイトの力が足りないという話は笑うしか無い。そんな議論に付き合う気は無いよ。TVでそういう話をしている人を見ると、彼らがその人生で何をしてきたのかと思うね。昨年もカイトに批判が起きたのに、今ではそれが全く違ったかのような話しぶりだ。。突然彼を褒め始めている」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33292/el-ahmadi-ik-zal-het-zo-even-vragen

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33298/als-ik-sommige-mensen-op-tv-hoor-praten-denk-ik-wat-zij-in-hun-leven-hebben-bereikt

 

スティーヴン・ベルフハイス

「僕の日では無かった。たくさんチャンスがあったし、決められたはず。今日の僕は良くなかった。人工芝でボールの転がり方が違うのも否定できない。それでいつもよりトラップを気にしなければいけあかったし、それで上手く行かなかった。でも簡単に失ったボールも多かったし、酷い試合をしてしまった」

「そういう時でも頭を上げてポジティヴでいつづけないといけないのに、それも僕はしなかった。頭の中が冷静では無くなったおかげでさらにチャンスを逃したいるかもしれない。自分にとって良い日ではなかった。僕は自分自身にもっと期待しているし、もっとやれると思っている」

「これがフットボール。どのチームにも一度はこういう事が起きるもの。PSVも昨シーズンは何度も引き分けた。そういう時期に今の僕らはいる。カンピューンになるには僕らはあまりにも多くの勝ち点を失ってしまっているだろう。これは望んではいなかった」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/44851-berghuis-misschien-mis-ik-daardoor-later-wel-die-kansen.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33302/kampioenschap-is-uit-zicht-het-is-iets-wat-we-niet-zo-hadden-gewild

 

 

「それなりにチャンスは作っていた」というコメントが多いですが、前半の先制から10数分ほど多少良いフットボールがあったくらいで、全体的にはかなり低調でした。そして後半は悲劇的としか言い様のないレベルに・・・ こんな試合でアウエーの人工芝で1pt取れたのは正直驚き。まだ助かった感がありますが、当然いまは3ptsが必要なのでどうにもならない感しかありません。

 

人工芝でニコライがようやくゴールを決めて早々に追いつかれることも無く良い感じに機能していたので、ようやくまともなフットボールになりそうでしたが、残念ながらトニーとイェンスが相変わらずの出来。両バイテンもパッとせず、ニコライもその後は存在感が無く・・・ フォームに戻ってエネルギッシュな動きを見せていたバルトも後半早々に負傷交代と、11月になってもまだまだ苦しい時期が続きそうです。

 

シーズン前の高かった期待はどこへやらという感じですが、この2週間で多少リフレッシュしてウィンターストップまでの残り試合で何とか3位との差がこれ以上大きくならないように踏ん張って欲しいところ・・・