フェイエノールトはデ･クラシケルでの敗戦からボタンをかけ直すのにたった3回しかない。ロッテルダマースの失望は大きいが、すぐ次の土曜日のADO デン･ハーグとのリーグ戦はベーカー戦敗退の後遺症を払拭する理想的機会だ。「我々はリーグ戦に全力を尽くすし、リーグ戦での良い流れを継続させたい」と監督 ロナルド･クーマンは金曜のデ･カイプで語った。
アムステルダムでのフェイエノールトは序盤の好調を続ける事に失敗した。それは集中力の欠如が大きな原因だとクーマン。「コンパクトなプレースタイルを選んだ前半30分間は上手くいっていた。それは全員が集中して約束事を守っていたから。2失点目は我々がそれを続けられなかった最大の証拠だ。あの状況は我々がライン感のスペースを広くしすぎてしまったことがよく分かる。だから試合後の検討ではあの瞬間の映像だけを見せた。集中力の維持という点で我々はまだ前進しなければならないということが最大の教訓」
ベーカー･トーナメント敗退から立て直すための時間はフェイエノールトには多く与えられていない。全力を傾けられるリーグ戦は土曜にまたやって来る。「タイトルを獲る良いチャンスがあったが失われた。しかしベーカー戦でタイトルを獲るチャンスの大きさは大抵ドロー次第。我々は昨年 PSVとのアウエーゲームで敗れ、今回はまたアヤックス-uitと運がなかった。だが一方で我々はまだリーグ戦でチャンスを残しているし、目標を修正する必要は無い」
今シーズン最後に残されたタイトルのチャンスを継続させるためにも、デン･ハーグで良い結果を出すことが絶対に必要。対戦するADOは難しい状況に陥っているチーム。「不穏な状況だが、ピッチ上のチームのパフォーマンスによって悪いリアクションを消してしまいたいのは間違いない。我々の仕事はそれにしっかりと集中して対応すること。リーグ戦での良い流れを継続させたい」
クーマンは出場停止のトニー･フィレーナの代わりに土曜はジョン･ホーセンスが出場すると示唆。ステファン･デ･フライが出場停止から戻り、ルート･フォルメルは股関節の怪我でまだプレーできない。
ADO Den Haag – Feyenoord
Aanvang: 18.45 uur
Scheidsrechter: Kuipers
Laatste vijf ontmoetingen
UIT
05/05/2013: ADO Den Haag – Feyenoord 2-0
22/04/2012: ADO Den Haag – Feyenoord 1-2
20/02/2011: ADO Den Haag – Feyenoord 2-2
29/11/2009: ADO Den Haag – Feyenoord 0-2
26/04/2009: ADO Den Haag – Feyenoord 2-3
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/ado-den-haag-feyenoord-eredivisie-2013-2014
残り15試合で4pts差。コールシンゲルに到達できるかどうかはアウエーでのパフォーマンスにかかってますが、まずはどん底で苦しむADOとの対戦でもう一度高いパフォーマンスを見せられるかどうか。中2日の後にまた中2日という意味不明な日程ですが･･･
この数試合好調だった出場停止のトニーの代わりにホーセンスが久々中盤起用なのでしっかりやってもらいたいところ。
