Europa League - Groepsfase
両チームともすでに欧州越えが困難になったことで、首位を争うエールディヴィジでのトッパーを前に欧州での無理は敢えてせず。怪我の怖れがある選手たちを揃って『温存』。代わりに起用した選手たちに賭けたが、予想通り仲良く敗退を決めた。
Groep F
PSV - Dnipro 1-2 (1-1)
18' Georginio Wijnaldum: 1-0 / 24' Yevhen Seleznyov: 1-1 / 74' Yevgeniy Konoplyanka: 1-2
Rood: 84' Jaba Kankava (2xGeel)
すでにエールディヴィジに重心を移したPSVは完全にフィットしていないとの名目でファン・ボメル、ストロートマン、ナルシン、ヴィレムスを外し週末のフィテッセ戦に備えた布陣。
当然ピッチ上で最近のPSVらしい力強さはなく、Dniproの情熱的な闘争心に対抗できずに悲劇的なボールロストと守備のミスを連発。ワィナルドゥムのゴールで先制したが、ミスから早々に追いつかれると後半はもはや冬越えへの気合いを見せることもなく決勝点を奪われて終了。
PSVは欧州戦ホーム無敗が22でストップ、2008年12月にLiverpool(1-3)に敗れて以来約4年ぶりのホームゲーム敗戦。。
Stand
1. Dnjepr 12pts (12-8)
2. Napoli 9pts (11-9)
3. AIK 4pts (5-10)
4. PSV 4pts (5-6)
ディック・アドフォカート
「勝たなければならないのは分かっていた。1-1にされた後はオープンにしすぎてしまった。それで危険なシーンを作れれば良かったが、そうもならならず、スペースを与えすぎてしまった。Dnjeprは代表選手がたくさんいるチーム。彼らはそのスペースを上手く使う術を知っている」
「欧州戦敗退は残念だが仕方がない。先へ進まないと。今夜の我々はキープレイヤーを何人も怪我で欠いていた。他の選手たちも最善を尽くしてくれたが、残念ながらいつも上手く行くわけではない」
Groep L
Hannover 96 -F C Twente 0-0
Rood: 84' Rasmus Bengtsson
Stand
Hannover 11pts (9-6)
Levante 10pts (8-3)
FC Twente 4pts (4-7)
Helsingborgs 1pts (6-11)
現在まだエールディヴィジ2位ではあるがフィテッセ、ユトレヒトと連続して引き分けているトゥネンテ。Hannoverでもチャドリ、ミハイロフ、スヒルデルを欠き、フェルもまだ万全では無いチームは完成にはほど遠い状態。スピッツには今シーズン初めてカスタイニョスを外してブリキンを起用。さらにユースのペルペシーもスタメン。
序盤から明らかに様子見のHannoverに対してトゥエンテが延々とボールを回す展開。ヴィレム・ヤンセン、ベンソンにチャンスはあったがどちらも決められず。後半のほとんど何も起きず、HelsingborgでLevanteがリードを奪ったことでトゥエンテにとっては意味の無い試合に。
トゥエンテの冬越えは4シーズン連続でストップ。UEFA杯の第1ラウンドでGetafeに敗れた2007-2008シーズン以来の欧州での冬越え失敗に。
スティーヴ・マクラーレン
「チャンスはあった。ラスムス・ベンソンの退場で一人少なくなった終盤も我々はまだチャンスを作っていた。それが決まっていれば」
「我々はドイツのトップチーム相手に良いプレーをした。嬉しいのは我々がゲームの中で強くなっていったこと。ゴールを決められなかったのが残念。だがこういう事が起きたのは初めてではない。だから我々は今こうして敗退したんだ。それが非常に残念だよ」