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ズヴォレで悪夢のシナリオが現実に(最終節PEC-uit結果)

フェイエノールトのシーズンは望まない形でまた続くことになった。フレッド・ルテンのチームは日曜午後にPEC ズヴォレとのアウエーゲームを行い3-0の敗戦、AZに順位を抜かれてしまった。フェイエノールトは5試合連続勝利無しの末に4位でシーズンを終え、残された欧州戦へのチケットを賭けてPOへ進まなければならない。PEC ズヴォレ戦ではリック・カルスドルプが後半半ばにレッドカードで退場している。

 

他のピッチでの結果に救われるかもしれないというフェイエノールトの希望は開始30分で消える。AZ、フィテッセ共にリーグ戦最終戦に早々にリードを広げ、フェイエノールトは暫定5位に。この時点でズヴォレで勝つしかないということは疑いようもなかった。

 

ライバルたちが3位に向けて早々にゴールを決めていくのに対し、フェイエノールトズヴォレの人工芝で苦戦。しかしチームは前半半ばに力強い時間帯を迎え、ホームチームにかなりのプレッシャーをかけたが、今シーズン何度もあったように大チャンスに繋げることができない。唯一ジャン・パウル・ボエチウスが試合序盤に本当に危険なシーンを迎えたが、遠目からのシュートは枠を逸れた。PECもCKから2回のチャンスがあっただけで、無得点でのHTは妥当だっただろう。

 

前半の展開を考えれば、PEC ズヴォレが後半2回のチャンスで即ゴールを決めたのはあまりに痛かった。ライアン・トーマスのミドルシュートはケネト・フェルメールが見事にセーブしたが、ベン・リーンストラの至近距離からのシュートにはこのGKもどうしようもなく1-0.

 

ルテンは即座にヨリス・マタイセンに代えてアナス・アチャバールと攻撃的な交代策を切る。これによりフェイエノールトは当然DF陣のスペースをかなり広げるリスクを冒し、次第に向上していったPEC ズヴォレの連携が後半半ばにそこを突くと、リック・カルスドルプが自陣ペナルティエリア内で緊急事態に。この右バックは相手のライアン・トーマスを掴み倒してしまい、主審 ナイハイスがレッドカードをPKを与える判定。

 

途中出場 トーマス・ネシドが11mから決めて、試合は決着。フェイエノールトはそこから10人でホームチームの守備陣に対して本当に危険なシーンを作る力は無く、ロスタイムにはネシドがこの午後自身2点目を決めた。こうして悪夢のシナリオが現実に。フェイエノールトは次の木曜日にsc ヘーレンフェーンとPO第1ラウンドを戦わなければならない。

 

PEC Zwolle – Feyenoord 3-0

Scoreverloop:

52’ 1-0 Rienstra

72’ 2-0 Necid (strafschop)

90’ 3-0 Necid

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Van Hintum (PEC Zwolle)

 

Rood: Karsdorp (71’, Feyenoord)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Van Beek, Mathijsen (54’ Achahbar), Nelom; Clasie, Immers, Vilhena; Toornstra (63’ Manu), Kazim-Richards (73’ Kongolo) en Boëtius.

PEC Zwolle: Hahn; Van Polen, Sainsbury, Van der Werff, Van Hintum; Brama, Drost, Rienstra; Lukoki, Nijland (68’ Necid) en Thomas (73’ Becker).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/pec-zwolle-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「酷いショックを受けている。特に何に?全てにだ。責任は私にある。今夜ファン・ヘールと話をしなければならない。この試合の結果如何という約束はなかった。ファン・ヘールとクラブにとって何がベストか話し合う」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31768-rutten-loopt-weg-bij-interview-erg-geschrokke.html

 

ヨルディ・クラーシ

「失点が痛かった。前半は悪くなかったのに、後半は完全に道を見失ってしまった。失点後はみんなバラバラになってやり続けられなかった。悲劇のシナリオだけど、先へ進むしかない。立て直すのは難しいだろうけど、やらなくちゃいけない。POに向けても僕らは監督を信頼している」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31766-clasie-hoopt-op-aanblijven-rutten-dat-hebben.html

 

ケネト・フェルメール

「誤解を与えるようなことは言いたくない。僕は自分自身に怒っている。僕らは間違いなく監督を支持定ルシ、この結果はとても辛い。僕らのこの数週間のプレーを見れば、何もかも失敗している。監督がどうするか、辞めるかどうか僕には分からない」

 

「ロッカールームで声を荒げたよ。それも当然だと思う。今日のようなプレーを見せてしまった後ではね。僕のキャリアで最もガッカリな午後の一つ。こういう結果は期待してなかった。でも正直になれば今日の僕らは一つも枠内シュートが無かったし、良い結果に相応しくもなかった」

 

「何が悪かったか、敢えて言うことはしないけど、AZ戦の後にこれでもう決まったと思ってしまったせいかもしれない。そのせいかもしれないし、もっと理由があるかもしれない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31770-vermeer-aangeslagen-trainer-laten-vallen.html

 

 

はい、予想通りの結果でPOです。前半は予想以上にやっていたので何とかなるかもと期待を持てる内容でしたが、後半序盤に押されて失点するといつも通りに。

 

え~と、マタイセンは非常に良かったです。最初3年契約は長いかな~と多少思ってましたが、条件があえばもう1年お願いしたいくらいですね~。

 

ラスト5試合はたった2pts. ルテンのシーズン後半の成績が悪いのは周知の事実としても、これはさすがに予想外でしょう。ルテンだけの責任にもできませんがルテンに一番責任があるのは当然なので、さすがにPO前に自分で辞めていく雰囲気。

 

ということであと2試合、上手く行けば4試合。とてもPOチケット獲れる気はしませんが、ジオ&JPに思う存分やってもらいましょう。