Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

2019-2020シーズンだいたいのまとめ

232試合での統計

得点数 715. 1試合平均 3.08

penalty回数 91 (内15回失敗)

rode kaarten 45

 

数値を1,32倍 (306,26試合)して近年の比較

レッドカード 57→47→67→59.4
PK 77→84→103→120.12

 

coronacrisis
残念ながら今シーズン最大のトピックはcoronacrisisによるcompetitie中断と打ち切りに。欧州各国でじわじわと感染が広がる中、第一感染者の発見が遅かったNederlandはその後感染者数が急速に拡大、Eredivisieは3/8の第26節を最後に政府のイベント中止の措置を受けて中断され、最終的に4/24に中断時の順位をeindstandとして打ち切りが決まった。kampioenを決めず、promotie/degradatieも行われず、bekerwinnerもいないという異例のシーズンに。

 

titelrace
莫大な予算と貯金額を持つajaxが圧倒的大本命ながら、補強失敗によって今シーズンはさらに低調なパフォーマンス。その一方で苦しむFeyenoordとPSVを尻目にAZが互角のtitelraceを繰り広げ、直接対決でも2勝。同勝ち点でシーズンが打ち切られた。

 

subtop
FeyenoordとPSVがsubtopに飲み込まれながらシーズン後半に巻き返して例のごとく上位を形勢。一方でFC Utrecht, Vitesseが低調なシーズンを過ごしたが、その中で近年上昇ムードのWillem IIが快進撃。一時は3位に付け、最終的にはFeyenoordとPSVに抜かれたが、1試合少ないFC Utrechtに3 3pt差を付けて運も味方して久々のEL ticketを得た (全てのEuropees ticketsはUEFAの確認待ち)。

 

degradatiestrijd
RKCの最下位は予想通りで、戦力を大きく落としたADOが全く良い所無く17位に。シーズン後半戦にVVV, FC Twente, PEC, Fortunaがコツコツ勝ち点を稼いで至ったのに対してADOはほとんど伸びず、competitieが続いていても追いつけなかった可能性は非常に高かったが、打ち切りになったことでKNVBの決定によりdegradatie無しという奇跡的な幸運で残留。

 

1 ajax 25 (18 2 5) 68-23 +45 56pt
CLと移籍市場で得た莫大な収入を浪費したシーズン。超高額な補強選手で役に立ったのはcentrale verdedigerのMartinezだけで、jeugd上がりの大ブレイクも無く停滞。特にBlindの衰えと昨シーズン ポスト役として得点源としても大きな存在感を出したTadicの低調さ、Promesの負傷離脱でパフォーマンスを大きく下げ、例のごとくTen Hagへの批判が高まった。

 

2 AZ 25 (18 2 5) 54-17 +37 56pt
新trainer Slotが見事に期待に応えて今シーズンベストのvoetbalを見せた。Bizot, Midtsjø, Svensson, Idrissiの主力がパフォーマンスを維持した上にWijndal, StengsにBoaduのtalentenが躍動、Koopmeinersも不満のあったcentrale verdediger起用からmiddenveldに戻ってチームリーダーとして存在感を高め、非常に良い正のスパイラルに。Vlaar, Hatzidiakos, Stijn Wuytensが揃って負傷離脱でcentrale verdedigersが不在の危機もあったが、低身長のClasieを代わりにachterinで起用するなどのSlotのらしい采配で凌いだ。確かに若いチームのために時に低調な試合もあり、特にwinterstop明けにフォームを失ったかにも思われたが、第25節 ajax-uitで見事に0-2勝利など、traditionele top drie相手に4試合4勝10得点無失点という圧倒的な成績で強さを証明。

 

3 Feyenoord 25 (14 8 3) 50-35 +15 50pt
新監督に迎えたStamが大きな失望と共に辞任したが、後任のAdvocaatの元で14試合11勝3分けで12位から一気に3位まで上がるという歴史的な巻き返し。出遅れていたコンディション状態がようやくトップフィット、Bijlow, Geertruida, Malacia, Kökcüのtalentenが結果を出し、トップフォームのBerghuisが得点を量産し、新加入spits Boženík もフィニッシャーとして希有なクオリティを見せるなど、良い状態でajax-thuisとAZ-uitを残していただけに、シーズンが打ち切りにならなければ最後までtitelraceを楽しめる可能性もあっただろう。
新シーズンに向けて不安定要素の多い中でAdvocaatがtrainer継続を決めたのは非常に明るい材料。

 

4 PSV 26 (14 7 5) 54-28 +26 49pt
Van Bommel2年目が失敗に終わった最大の要因は間違いなく移籍市場での失敗にある。件案のlinksbackの補強選手 LattoとBoscagliは期待外れに終わり、急遽再獲得のSwaabも低調なパフォーマンス。特に12milと大金を払ったBrumaは見ていて苦笑してしまうほど酷いパフォーマンスで今シーズンのEredivisieで最大のmisaankoop. 冬にRodríguezをレンタル補強でようやくlinksbackが安定したピースとなったがVan Bommel解任の流れを止めることはできず、後任のFaberのもとでも低調なチームパフォーマンスが続いていたが、長期離脱からコンディションが上がってきたThomasを10番起用して奥行きを作らせると、右サイドに回ったIhattareと共に流動性が生まれてようやく破壊力のある攻撃が戻って上向きになったところでシーズン打ち切り。
新シーズンはDuitser Roger Schmidtが就任決定。過去にEredivisieclubsのtrainer候補として何度も名前が挙がった人物で、攻撃的なプレッシング戦術で知られており、PSVに全く新しい風が吹くことになる。

 

5 Willem II 26 (13 5 8) 37-34 +3 44pt
今シーズンの大きなサプライズ。technisch directeur mathijsenによる補強が今シーズンも成功、trainer Kosterがしっかりとチームを形作り、ピッチ外でもVan Geelがalgemeen directeurに就任してclub周辺は非常に良いムードに。個人でも特にcentrale verdediger Holménの力強い守備、10番のNdayishimiyeのパワー、スピード、キックテクニックが注目を集めた。完全なoff-dayで落とす試合もあったが、AZ相手に1勝1分け、PSVajaxにも1勝ずつなど、topploegen相手にも強さを示して2005年以来のEuropees voetbalに参戦。

 

6 FC Utrecht 25 (12 5 8) 50-34 +16 41pt
新trainerにVan den Bromを迎え、EL予選に進んだことから早めに良い補強をしてチームを作ったことを考えれば今シーズンは最低限の結果よりは失望の結果と言った方が近いだろう。特にCernyが早々にbasispositieを失い、Dalmauが怪我でほとんどプレーできず、構想の4-3-3をまともに機能させられなかったのが痛かった。シーズン序盤で波に乗り損ねたことでrechterrijtjeで過ごす時期が長くなり、冬にPetersonを獲得したことでようやく待望のlinksbuitenを得て、Dalmauも復帰と戦力が整い、シーズン終盤に向けて巻き返そうというところで打ち切り。結局 1試合少ない状況でWillem IIと3pt差、doelsaldoでは優り、特にajaxを破ってbekerfinaleに進んでいたことを考えれば何も得られないというこの結果は失望を通り越して受け入れ難いだろう。

 

7 Vitesse 26 (12 5 9) 45-35 +10 41pt
内容は低調ながらまずまず不満の無いシーズン序盤から、突然の5連敗でSlutskyがあっさり辞任。とにかく勝負弱く、先制しても流れを失って逆転負けする試合が続いたシーズン。後任に収まったclubmanのSturingが苦労しつつ5割以上の成績を収めていた所でシーズン打ち切り。Tannaneが数ヶ月離脱の不運もあったが、結局Linssen, Matavsの決定力頼みの状況は変わらず、どちらも今シーズンで契約切れ。
来シーズンに向けてはSturingがtrainer継続に思われたが、新technisch directeurにDuitser Johannes Sporsが就任したことが不透明に。

 

8 Heracles Almelo 26 (10 6 10) 40-34 +6 36pt
Kuwasの抜けた穴は埋められないと思われたが、新spitsのDessersが得点力を見せてトップタイの15得点に加えて5アシストと大きな貢献。Mauro Juniorの6得点6アシストと共にlinkerrijtje入りの最大の原動力に。middenveldではボール狩りの名手 Kiomourtzoglouが存在感を増し、チームとしてのクオリティ不足を組織と最小限の個人で見事に補完した印象。

 

9 FC Groningen 26 (10 5 11) 27-26 +1 35pt
夏の移籍市場で出入りが多かったが、2年目のBuijsのもとで今シーズンも苦しみはしたが残留争いから抜け出すことに成功。linkerrijtjeでのシーズン打ち切りは十分満足できる結果だろう。Mahiが抜けたことで得点力不足に陥るのは予想通りで、とにかく失点を防ぐことが勝ち点を稼ぐ第一条件に。その中でSierhuisが7得点を活躍したが、冬にオファーが届いて売却されると、代わりにレンタルで獲得した19歳 Redanが全く期待に応えられず、後半戦は8試合中7試合が1点差、2得点は2試合のみとEredivisieでは非常に稀なロースコアを量産するチームに。戦力的に同情すべき点はあるが、その中でもZeefuikが力強く成長して国内有数のrechtsbackになり、middenveldではMatusiwa, Lundqvistの若手組も価値を示した。

 

10 sc Heerenveen 26 (8 9 9) 41-41 0 33pt
Johnny Jansenが久々に良いvoetbalをさせるチームを作ったが、結果には繋がらず、今シーズンもrechterrijtjeで終了。新加入 Veermanが圧倒的なvoetbal能力の高さで期待に応え、2年目のRodny Kongoloが10番起用で見違えるようなプレーを見せ、新戦力のドリブラー Ejukeも脚光を浴びたが、BotmanとDreševićの新centraal duoが組み立てで高い評価を受ける一方で守備面のミスも多く、新spits Odgaardが怪我から戻った後半戦は完全に得点能力を失ったことでチーム全体が迷走。最後の10試合でわずか1勝と3分け6敗と悪循環に陥り、シーズンが続いていてもこれ以上良い順位は得られなかっただろう。
Johnny Jansenとは契約を延長。チームを作る手腕は見せたが、キープレイヤーのVeermanを留められるか。

 

11 Sparta Rotterdam 26 (9 6 11) 41-45 -4 33pt
POからの昇格シーズンでmiddenmootでの残留は見事。夏に決して大きな補強を行わなかったが、Bryan Smeetsがチャンスメーカーとして決定的仕事をし、5-3-2システムでAcheとDervisogluのtalentenで組んだ2 spitsがスペースを得て躍動。Dervisogluが冬に移籍したが、後半戦も連敗することなくシーズン打ち切り。結局シーズン1度も残留争いに巻き込まれることは無かった。

 

12 FC Emmen 26 (9 5 12) 32-45 -13 32pt
昇格2年目で大きくselectieが入れ替わりながらmiddenmootで残留に成功。特に今シーズンも果敢にvoetbalをするスタイルを貫いたことが見事だったが、その原動力となったのがDe Oude Meerdijk. thuisで9勝2分け2敗とEredivisieトップの成績を残した一方で、uitでは3分け10敗とEredivisie最低の成績という対照的な結果に。新加入 PeñaがEredivisieでも最多のチャンスメークを記録。驚くことにアシストは第24節での3つのみと留まったが、それでもFC Emmenのvoetbalには不可欠なファンを魅了する存在だった。

 

13 VVV-Venlo 26 (8 4 14) 24-51 -27 28pt
長らく降格ラインを下回る苦しいシーズンだったが、Maaskant解任後にDe Koningを新trainerに迎えると低いラインで守備を固める戦術を徹底してwinterstop明け7試合で3勝4分けとあっさり残留争いから抜けたところでシーズン打ち切り。長く怪我に苦しんだDalfalouが戻って来て状態が上がってきたタイミングだっただけに、シーズンが続いていればEredivisie最低の得点数が改善されてもう少し上も狙えた可能性も。新加入ではDuitser rechtsback Pachonikが大活躍で高い評価を受ける存在に。
自陣から前に出ようとしないスタイルは批判もあったが、今シーズン限りで去ると思われていたDe Koningと契約延長し、路線継続か。

 

14 FC Twente 26 (7 6 13) 34-46 -12 27pt
KKDを制して出戻りのシーズンは第6節終わって3勝3分けの順調な滑り出しから一転、4連敗と7試合未勝利など負けが続く苦しいシーズンを何とか残留に成功という形に。若き新trainer GarciaがSpanjaardenの多いチームにらしいvoetbalをさせようと試み、序盤は評価を受けたが、フォームを失うと修正能力が無いことを露呈。特にシーズン途中からclubicoonのBramaが外されてbankにも座らず、supportersの不満をさらに高めて余計な騒動に繋がる結果に。
何とか残留した以外のポジティヴな要素が無く、元々厳しい財政状態がcoronacrisisによってさらに緊迫。

 

15 PEC Zwolle 26 (7 5 14) 37-55 -18 26pt
新trainerにJohn Stegemanを迎え、KKDで活躍していた選手たちを補強して迎えたシーズンだったが苦しい戦いに。3連敗が3度あった前半戦からwinterstopに5-3-2システムを導入し、HamerとPaalの走力を活かす形にしてようやく多少良い流れになり、8試合で2勝4分け2敗と勝ち点を稼いで何とか残留成功。Mous, Dennis Johnsenらが期待を裏切り、Stegemanも飲酒運転事故以来表情が冴えず、club全体が暗いムードのシーズンだった印象。
Stegemanはもう1年契約が残っており、フレッシュな風を入れるのはtechnisch directeur Mike Willemsの仕事に。

 

16 Fortuna Sittard 26 (6 8 12) 29-52 -23 26pt
例のごとく出入りの多い夏の移籍市場から10月以降はthuisで5連勝など6勝3分け1敗と勝ち点を稼いで直接降格を免れた。一方でuitでは1勝もできず、主導権を取った時の強さと受けに回った時の脆さが対照的。Diemersが7得点4得点と高い価値を示し、spitsのDamascanも6得点で存在感。
来シーズンは長らくライセンスを持たない事実上のtrainerだったHoflandが遂に正式にtrainer就任で独り立ち。。

 

17 ADO Den Haag 26 (4 7 15) 25-54 -29 19pt
BeckerとEl Khayatの抜けた穴は予想通り大きく、例年に上に厳しいシーズンとなり、危機感が募ったGroenendijkもkerst前に辞任。しかしwinterstopに迎えたPardewと新加入のEngland組の選手たちは全くプラス要素をもたらすことができずに他のclubsを追い抜く力にはならなかった。唯一18歳のSummervilleがスピードに乗ったアクションで違いを作る存在だったが、チームを救う決定的な存在にまではなれず。夏に補強費を得られなかった時点でこの結果は避けられず、United Vansenに身売りして以来の近年のポリシー迷走のツケを払う形になるはずだったが、最後の最後で運が味方して残留。

 

18 RKC Waalwijk 26 (4 3 19) 27-60 -33 15pt
POを制しての昇格シーズンだったが、予想通りEredivisieで戦うには足りなすぎる戦力だった。前半戦には8連敗で大きく差を付けられてのhekkensluiterとなり、シーズン終盤も他のclubsが立て直す中で良い試合も時にあるが、Eredivisie唯一の60失点チームでは勝ち点差を逆転するのは夢のまた夢という状況のままでシーズン打ち切りとなり、KNVBのgdgdに助けられて残留。