ヨング・オランイェは火曜日にスペインの Murciaでのトレーニングキャンプ期間2回目、そして最後の練習試合を行い、エジプトに1-0で勝利。後半にコディ・ハクポが決勝点を決めた。
KNVBの監督 エルヴィン・ファン・デ・ローイはVSと0-0で引き分けた日曜とは別の11人を選択。今回も相手はヨング・オランイェよりも平均年齢が1,2歳年上のチームだった。
今年の夏以降に始まるEK予選に向けてファン・デ・ローイは今週 新しい世代でチームをスタート。一方でエジプトは2020年にTokioで行われるOSに出場する遙かに経験を積んだチームであり、監督 Shawky Gharibのもとで11月には自国でのアフリカ選手権に出場する。
金曜にVSに2-0勝利したエジプトは自信を強めてオランダとの試合もスタート。スピーディにボールを回し、オランダを自陣に押し込めたが。オランダもしっかりとスペースを狭めたことでエジプトはほとんどチャンスを作れず。Omar Mohamedに先制する最大のチャンスがあったが、左サイドからのクロスにあわせたシュートはサイドネット。その直前にはすでにGK ヤン・フークストラがRamadán Sobhyの遠目からのシュートに良いセーブを見せていた。
20分ほど過ぎてヨング・オランイェは次第に相手のプレッシャーを上手くかわし始め、より均衡した試合に。ファン・デ・ローイのチームはタイト・チョングから1-0にする良いチャンスがあったが、ディロイ・ドゥアルテとの綺麗なワンツーから彼のシュートはGK Omar Salahに阻まれた。その直後にはアブドゥ・ハルイが遠目から狙ったが枠外に。
ヨング・オランイェはHT後も調子を上げ続けて即座に主導権を取ると、それが1-0のゴールに繋がる。タイレル・マラシアのクリアしたボールを最前線のカイ・シールハイスが上手くコントロール。視界の隅で上がってくるハクポを捉えてボールを出すと、このPSV'erはエジプトのGKとの1対1を外さなかった。
残り20分でここまで友好的な試合だったのが突然凶暴な性格に。Mahmoud Saberが両足でチョングの正面から激しいチャージで倒すと、そこから揉み合いになり、スペイン人主審 Moreno Munozはこのエジプト人にレッドカードを提示した。
その後試合の雰囲気は再び落ち着いたものに。数的優位を得たヨング・オランイェは落ち着いて試合を終わらせ、チャンスには至らなかったもののエジプトももう拳を振り上げることはできず、勝利に危険は無かった。
フィジカルの強いチーム相手の勝利という見事なパフォーマンスでヨング・オランイェはスペインでのトレーニングキャンプを良い形で締めくくった。5月31日金曜日には次の練習試合が組まれており、ドゥーティンヘムのデ・ファイフェルベルフでメキシコと対戦する。
Opstelling Jong Oranje: Hoekstra; Teze, Obispo, Schuurs, Malacia; Harroui, Duarte, Markelo; Chong, Sierhuis, Gakpo.
https://www.onsoranje.nl/nieuws/jong-oranje/75461/jong-oranje-boekt-knappe-zege-op-egypte
エルヴィン・ファン・デ・ローイ
「VSとの試合から別の11人でプレーし、多くの選手がデビュー戦だった。不慣れなおかげでスタートは緊張があったと思う。組み立てでフリーマンを上手く見つけられるようになって自分たちのプレーになっていった。競り合いでしっかりやって良い攻撃を何度も見せた。得点もその中の一つ。最もポジティヴなのは良い結果を得るために全員でファイトしたこと。我々は美しい、良いフットボールをしたいが、諦めないチームでもありたい。選手たちは今日それを見せてくれた」
「今回は自分たちより年長でフィジカルの強い相手を意図的に選んだ。そうすればどれくらい体が出来上がっているか見れるからね。2試合とも我々はしっかり対抗できていたと思うし、今日の勝利は素晴らしいご褒美。もちろんこれですぐ浮かれることは無いが、我々は良い第一歩を踏んだと思う」