やった!ドイツ戦最後の数分間でのスペクタクルなカムバック(2-2)により、オランダ代表はNations Leagueでグループウィナーに。オランイェはポルトガル、イングランド、スイスと共に2019年6月に決勝を争う。やった!ドイツ戦最後の数分間でのスペクタクルなカムバック(2-2)により、オランダ代表はNations Leagueでグループウィナーに。オランイェはポルトガル、イングランド、スイスと共に2019年6月に決勝を争う。
2018年1月。あの時点でオランダ代表はロシアでのWKを逃し、初のNLのドローではまだヴェレルトカンピューンだったドイツと、数ヶ月後にヴェレルトベーカーを高く掲げるフランスを引き当て、オランダでは『ノーチャンスのミッション』という意見が大勢だった。
夢のシナリオ
だがどうだ。4試合の内3試合を終えて『新』オランダ代表はヴェレルトトッパースで溢れたグループの中で1位を掴むチャンスを手にしていた。そしてフランスを首位から引きずり下ろすには、すでに降格の決まったドイツ相手の引き分けで十分。1月には夢でしか無かったシナリオだ。
事態はあっという間に変わる。1ヵ月前にオランイェはアムステルダムでドイツを3-0で破り、3日前にはロッテルダムでフランスを2-0で下した。だがロッテルダムでの夢の夜から72時間後、仕事を達成できる状況で、しかしオランダはドイツで早々に悪夢を見ることに。開始20分間でクーマンのチームは2-0のビハインドを背負ってしまった。
オランダはフランス戦で見せたパーフェクトな流れを継続することができず、開始9分でスピッツ Timo Wernerが得点。約10分後にはLeroy Sanéもネットを揺らして2-0.
オランダはほとんど危険なシーンを作れず、HT直前にはライアン・バベルが怪我でピッチを去るアクシデント。代わりに20歳のハヴァイロ・ディルロスンがピッチに入ったが、彼のデビュー戦は短時間で終わることに。後半20分過ぎに彼も怪我でピッチを出なければならなかった。
怪我
この月曜夜にはクーマンは怪我のスティーヴン・ベルフワインを起用できず。その代わりにクインシー・プロメス、デンゼル・ドゥムフリースの代わりにもケニー・テーテがスタメンに並んだ。
グループ1位を決めるためにオランイェはGelsenkirchenで後半少なくとも2得点というハードな任務を課され、時間が経つ毎にそのタスクは困難になる一方に。デパイが個人技でアクションを起こすも、GK Manuel Neuerがテストを受けることもほとんど無かった。
反対側ではSanéが3-0にとてつもなく迫ったが、ドイツ人たちは試合を早めに決めるチャンスを何度も逃していた。良い結果を得られると信じる気持ちは次第に消えていったが、突然プロメスが見事なゴールを決めて終盤 緊張感が高まる展開に。
金でこ
このゴールがフィルジル・ファン・ダイクが最前線に上がり、もう一つの金でこ ルーク・デ・ヨングと並ぶサインに。そしてこのキャプテンはトニー・フィレーナのクロスからNeuerを破り、エヒテ・スピッツとしても非の打ち所が無いことを見せた。
こうして夢が現実に。オランダは来年6月にポルトガルで行われるフィナーレロンデ-de Final Four-に進出。同じく進出を決めたホスト国、イングランド、スイスと最後の勝者を争う。本当に、事態はあっという間に変わる。
Duitsland - Nederland 2-2
9' Timo Werner 1-0
19' Leroy Sané 2-0
85' Quincy Promes 2-1
90+1' Virgil van Dijk 2-2
Opstellingen:
Duitsland: Neuer; Rüdiger, Hummels, Süle; Kehrer, Kimmich, Kroos, Schulz; Gnabry, Werner, Sané.
Nederland: Cillessen; Tete, Van Dijk, De Ligt, Blind; De Roon, Wijnaldum (60' Vilhena), F. De Jong; Promes, Memphis, Babel (45' Dilrosun, 66' L. De Jong).
Eindstand groep 1 divisie A Nations League:
1. Nederland 4-7 (8-4)
2. Frankrijk 4-7 (4-4)
3. Duitsland 4-2 (3-7)
ロナルド・クーマン
「HTに『2-1にできれば2-2にもできるが、それにはもっと良いフットボールをしてもっとシャープにならなければいけない』と話した。我々はリスクを負い、1対1でプレーし、フレンキー・デ・ヨングを最終ラインに置いた。そしてそこから我々が優勢になり、実際本当に同点になった。しかし我々が幸運に不足していなかったことも認めなければならない」
「終盤のフォーメーション変更プランはドワイト・ローデウェーヘスとケース・ファン・ヴォンデレンから出たもの。まだ2-0の時点で2人とも『何とかすべきじゃないか?』と言っていた。3-0や4-0で負ける可能性もあったから最初はまだ早すぎると思ったが、2-1になってこれがとても良いプランだと思った。ただピッチプレーヤー10人にどう並ぶかを説明するのは非常に難しいから、私がメモを書いてテーテに渡したんだ。フィルジルがすぐ前線に上がりそこからゴールが生まれたのは素晴らしいこと」
「Final Four進出はもちろん素晴らしい偉業。このグループが始まった時は誰一人予想シチエ無かったが、それがこの才能溢れるチームのこの数ヶ月かの成長ぶりをとても多く物語っている。これでKNVBにお金が入るし、我々は来夏に2つの素晴らしい、価値ある試合をポルトガルで行える」
「我々は今年の10試合でチームとしてもの凄く成長した。我々は良い対戦相手にも決して圧倒されない。あだドイツ戦で見えたように改善すべき天はまだまだ多い。我々は若いチームだが、上り調子なのは明らか。毎試合トップの状況でなければならないが、それも成長が必要な点。今日は金曜のフランス戦よりもかなり悪かったが、最終的には望んでいた結果を得られた。これもフットボール。どんな可能性もあるということが今日もまた明らかになった。我々は若い選手たちが多く、その中では初めてのCLをプレーしている選手も多くいる。それによってタレントたちの成長が非常に急速に進んでいるのは目に見えるし、もちろんそれは我々がオランイェで助かっている点」
フィルジル・ファン・ダイク
「上手く行ったよ。ルークと一緒になんとか競り合おうとしていた。最終的にボールが上手く入ってくれたし、見事なシュートだったね」「今日は何もかも良くなかったけど、最終的には引き分けで負われて最終ラウンドに進出できた。これはハードワークに対するご褒美。低調な前半を終えて、僕らは後半すぐリベンジしようとしていた。僕らはキャラクターを示した」
さすがに良すぎた金曜の再現が無理なのは分かっていましたが、それを遙かに下回るパフォーマンス。ドイツが3-4-3で上手く穴を突いてきたのに対してほとんど対応できず、ボールを持っても静的で怠惰な印象が強く、普通にノーチャンスゲームな内容でした。結局後半は前にプレッシャーをかけるのを諦めてデ・ヨングをCBの間に入れて数を足して対応。まぁそれでもいつ3点目を入れられてもおかしくない感じでしたが・・・
終わってみればトニーとルーク・デ・ヨングの交代策が綺麗にハマってほとんど何も無かった状況から引き分け。運が良すぎて怖ろしい感じですが、いろいろありつつFinal Four進出という望外の結果。まぁそれよりもまずは年明けから始まるEK予選ですね。例のごとく引いてくる相手が多くなるのでまた違った戦いになりますが、さすがに今の調子なら普通にやれば早々問題に陥ることはないはず・・・