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オランイェ、歴史的勝利 (NL: ドイツ-thuis)

ヨハン・クライフ・アレナでの素晴らしいオランイェ・アーフォントにオランダ代表はNations Leagueでドイツにで勝利。オランダが西の隣国にこれだけの大差で勝ったことはかつて無い。ゴールを決めたのはフィルジル・ファン・ダイク、メンフィス・デパイ、、ジョルジーニョ・ワィナルドゥム。

 

ボンズコーチ ロナルド・クーマンはスタメンで2人をデビューさせ、右サイドはPSV'erのデンゼル・ドゥムフリースとスティーヴン・ベルフワインで構成。セレクションで3人目のデビュー組の可能性があったパブロ・ロザーリオはヨング・オランイェでのレッドカードによりまだ出場停止だった。

 

相手のドイツはリハビリへの道を模索中。2014年にはヴェレルトカンピューンの栄誉を得た大国は作夏のロシアでのWKでは第1ラウンドで敗退。南コリア相手の敗戦は悲劇的な大会の終わり方を象徴していた。先月のNations League初戦ではフランス相手に-0で引き分けている。

 

前半はお互いのゴール前で何度も危険なシーンが生まれる魅力的な内容に。ドイツは特にThomas MüllerとTimo Wernerが数回先制に迫っていた。

 

しかし30分過ぎに先制したのはオランイェ。メンフィス・デパイのCKからライアン・バベルのヘディングがバーを叩き、跳ね返ったボールはフィルジル・ファン・ダイクの前に。このキャプテンが最後の一押しをした。

 

HT前最後の15分間はオランダが突然攻撃的プレーに移り、その結果素晴らしい攻撃が数回生まれた。自信に満ちたプレーを見せていたデパイはほぼ常に先導者であり、ドゥムフリースはサイドからのクロスで危険な存在となり、ジョルジーニョ・ワィナルドゥムも重要な役割を果たしていた。

 

後半に入るとLeroy Sanéが注目を集める存在に。Manchester CityのFWは60分過ぎにJulian Draxlerと同様にボンズコーチ Joachim Löwbによって代表チームに登場。ドイツが得点を決める完璧なチャンスを得るまで早々時間は掛からなかったが、彼のシュートは枠を外れた。

 

オランダの側ではアルナウト・ダンユマ・フルーネフェルトが3人目のデビュー。クインシー・プロメスと共にバベルとベルフワインに代わってチームに入った。このClub BruggeのFWは急速な成長を遂げており、5ヵ月前まではまだNECでジュピラー・リーグの試合に出場していた。

この2人がドイツにほぼ完全に支配されていた時間帯に攻撃面でフレッシュな勢いを与える。オランダの攻撃はほぼ成功し賭けたが、ワィナルドゥムのシュートはバーの遙か上に飛んだ。

 

追加点が生まれたのは残り5分。プロメスのクロスから、デパイが自身の素晴らしい試合を見事に飾るフィニッシュ。オランイェ・レヒューンは大きな解放感を抱き、ヨハン・クライフ・アレナは歓喜に包まれた。

 

さらにそこからそのデパイの強烈なシュートがバーを直撃。ロスタイムにジョルジーニョ・ワィナルドゥムがオランイェ・フェストとを完成させて3ー0.

 

この勝利でオランイェはNations Leagueのpoule A1の争いに完全に戻った。次の火曜日にオランダはベルギーと練習試合。

 

Nederland - Duitsland 3-0
30' Virgil van Dijk 1-0
87' Depay 2-0
90+3' Wijnaldum 3-0

 

Opstellingen:
Nederland: Cillessen; Dumfries, De Ligt, Van Dijk, Blind;
De Roon, Wijnaldum, F. De Jong (77' Aké ); Bergwijn (67' Groeneveld), Depay, Babel (67' Promes ).

Duitsland: Neuer; Ginter, Boateng, Hummels, Hector; Kimmich; Müller, Can, Kroos, Werner; Uth.


https://www.onsoranje.nl/nieuws/nederlands-elftal/73931/historische-overwinning-op-heerlijke-oranje-avond

 

ロナルド・クーマン
「この勝利が全員に必要だった。ボンズコーチだけではなく、選手たちも、オランダ全体もだ。人々のリアクションを見てもみんながこの結果にどれだけ喜んでいるか分かる。これは本当に誇って良い」
「ハッキリさせておきたいのは、我々はかなり苦しいシーンが間違いなく何度もあったということ。しかし全体的には本当に良かった。これは今後に向けて大きな自信になる」
「序盤は苦戦して先制されてもおかしくなかった。雑なプレーでドイツに対してグリップを得られなかった。後半はプレッシャーをかけ続けたが、中盤もDFラインも後ろに下げられてしまい、スペースがかなり大きくなってドイツ人たちはライン間でフットボールができていた。彼らにも何度も大きなチャンスがあったんだ。国外では『3-0、気分良く帰れるし、何の不満も無い』と言われるだろうが、監督として私はこれも指摘しておかなければいけない」
「選手たちは信じられないほどファイトしていたが、素晴らしいフットボールができることも見せてくれた。そして3人のデビュー選手を見れば・・・ 彼らは3,4年後には遙かに力強くなっているだろう。私にはオランダ・フットボールに大きな未来が見えている」


フィルジル・ファン・ダイク
「ドイツはただのチームじゃない。トップクラブでプレーするトップクオリティを備えた選手たちが揃っている。こんな結果は事前には考えられなかったよ。事前に僕らが3-0でドイツに勝つと言っても誰も信じなかっただろう」
「無失点に抑えられたのはとても素晴らしいこと。ハードワークし、プレッシャーをかけ、中盤でボールを奪った。2-0のゴールはとても大きかった。あれで試合は決まった」
「勝てたのは素晴らしいこと。僕らはまだ何も成し遂げていないけれど、良い方向に向かっていると感じている。いまはこの勝利を味わうべき。でも僕らはまだ何も成し遂げてはいない」

 

デンゼル・ドゥムフリース
「本当に最高。とても嬉しいよ。自分がオランダ代表の選手だなんて現実感が無い。ずっと夢に見ていたし、自分自身を誇りに思う。これを目指してハードワークしてきたからね」

 

DFラインが下がりまくってだいぶ押されてる時間が長かったですが、ドイツが上手いことシュートを外し続けてくれて終わってみればまさかの3-0勝利。なんというか、相手の混迷ぶりが窺えます。

 

今日は特にデパイが素晴らしく、間違いなく代表でのベストゲーム。90分コンスタントに違いを作り続け別格ぶりを示していました。さらに長らく代表では別人モードだったワィナルドゥムもまともにプレーし、デビューのドゥムフリースも力強いパフォーマンスで、デ・ローンも含めて安心と信頼のスパルタ印の健在ぶり・・・

 

ただドゥムフリースは守備面のポジショニングの危うさはやはりあり、デ・リフトとの連携は全く取れてなかったので、まぁ今後の練習課題でしょう。