Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

オランイェ、ポルトガル相手に前代未聞の大勝 (練習試合: ポルトガル戦)

苦手のポルトガルを相手にオランイェにとって前代未聞の大勝。オランダ代表はユーロペース・カンピューンに対して0-3という驚きのスコアで勝利し、スイスのGeneveでボンズコーチ ロナルド・クーマンは初勝利を挙げた。

 

オランダは先週金曜に0-1で敗れたイングランド戦での低調なパフォーマンスから立ち直らなければならない試合。その相手となったポルトガルはフェノメーン Cristiano Ronaldoを擁する現ユーロペース・カンピューンのチームというだけでなく、オランダ代表にとってほとんど勝利したことが無いチームでもある。過去12回の対戦で勝利はリシャルト・ヴィチュが唯一のゴールを決めた1991年の1回だけ。

 

2人の快足選手
ボンズコーチ ロナルド・クーマンは金曜からスタメンを大きく変更。ヤスパー・シレセン、ケニー・テーテ、ナータン・アケー、ドニー・ファン・デ・ベーク、デイヴィ・プロッペル、トニー・フィレーナがスタメンに並び、前線はメンフィス・デパイとライアン・バベルの2人の快足選手で構成された。

 

「ホーム国」ポルトガルは自分たちがなぜユーロペース・カンピューンになれたのかをオランイェによって見せられることに。オランダはポルトガル人たちを自陣に引きつけると、10分過ぎの最初の、かつベストのカウンターでネットを揺らす。駆け上がってきたキャプテン フィルジル・ファン・ダイクがテーテに繋ぎ、ファン・デ・ベークを通してデパイが決めて0-1.

 

0-1の時点でさらに多くの視線がRonaldoに集まる。この多芸なヴェレルトフットボーラー・ファン・ヘット・ヤールは30分にアケーのファールによってPKを主張するも、それは得られず。1分後にはその顔はさらに難しい事態に直面することになった。

 

今度はDF デ・リフトがオーバーラップ。彼のクロスは強すぎるように思われたが、バベルが頭に当ててオランダは0-2という予想外の快適なリードに。さらにデパイの見事なヘディングがポルトガルのGK Lopesによって防がれたシーンで、点差はさらに広がるところだった。

 

前代未聞の贅沢
HT直前にさらに3点目。デパイのFKをデ・リフトが頭で落とし、キャプテン フィルジル・ファン・ダイクが決めて0-3. 悩めるオランダ代表にとって前代未聞の贅沢であり、前半の良いプレーの最高のご褒美だった。

 

2016年のユーロペース・カンピューンは立ち止まらずに後半オープンに得点を狙ったが、シレセンがRonaldoの強烈なヘディングをセーブし、数分間続いたポルトガルの小さなチャンスにも警戒を解かず。そしてJoão Canceloが2枚エメで退場した時点で、ポルトガルの攻勢はもう続かなかった。後半深い時間帯にフース・ティルとジュスティン・クライフェルトの新顔2人が登場。

 

ポルトガルは終盤10人でもプレッシャーをかけ続けたが、DF陣とシレセンも倒れること無く持ちこたえ続けた。0-3勝利はロナルド・クーマンとオランダ代表にとってとてつもない弾みであり、近い将来に向けて大きな自信になるのは間違いない。

 

Portugal - Nederland 0-3
12' 0-1 Memphis Depay
32' 0-2 Ryan Babel
45'+2' 0-3 Virgil van Dijk

 

Opstelling Oranje: Cillessen, Tete (78' Til), De Ligt (83' Fosu-Mensah), Van Dijk, Aké, Vilhena (67' De Vrij), Van de Beek, Pröpper, Wijnaldum (67' De Roon), Memphis (78' Kluivert), Babel (83' Berghuis).

 

https://www.onsoranje.nl/nieuws/nederlands-elftal/72275/ongekende-weelde-voor-oranje-tegen-portugal

 

ロナルド・クーマン
「我々にはもうベストプレイヤーたちはいないが、とても良いチームを作ることはできるし、全てが嵌まれば我々はかなり良いフットボールができる。それを今夜見せることができた。特に前半のプレーの仕方には満足。規律を守ってプレーしなければいけないのは分かっていたし、そういうトレーニングもしていた。それが上手く結果に繋がるのが見れたのは素晴らしいこと。ポルトガルがほとんどチャンスが無かった。ライン間で上手くプレーできたのが今日の違いになった。いくつかの局面で我々はそこを上手く利用できた。特にプロッペルが素晴らしかったが、ファン・デ・ベークとワィナルドゥムのポジショニングもかなり良く、コンスタントにフリーマンを見つけていた。先制点も自信を与えてくれた」
「0-3の大勝は驚き?この結果は予想してなかった。ポルトガルの選手たちが『OK、後は上手くやろう』と思っていたのも見えたが、それでも彼らはギアを重くしなければならず、ファールの数が増え、カードも貰っていた。ポルトガル人は負けず嫌いだ。Ronaldoが下がった時の顔を見れば、喜んではいなかった」
「トニーがRonaldoと激しく競り合っていたのは普通のこと。Ronaldoも当てられて良いはずだし、それはトニーに任せられる。彼のことは私のフェイエノールト時代で良く知っているからね」
「デ・リフトは素晴らしい成長ぶり。イングランド戦もポルトガル戦もだ。彼はフットボールが上手くやれる。今日の彼は金曜よりもボールを持った時が良かった。そこは我々も彼と話し合っていた。中盤のフリーマンを見つけることで良いフットボールになった」

 

ポルトガル相手にまさかの大勝。前半は守備が安定し、ポルトガルが簡単にボールを失ってゴール前でドフリーにしてくれたりと、いろいろ都合良く行きすぎた試合。まぁシンプルにオランイェもイングランド戦と比べるとだいぶ良くなってはいました。というかやはりイングランド戦のシステムは無理があった気が・・・

 

3人に戻った中盤は遂にストロートマンがいなくなって機能。基本的にはプロッペルとワィナルドゥムの2コントローラーでvdベークが10番な雰囲気でした。特にボールの扱いが上手く、スペースに蹴れるプロッペルと、奥行きを作る動きが豊富なvdベークが入ったことでまともなフットボールに。・・・多分数ヶ月後にはストロートマンもワィナルドゥムもほとんど居場所が無くなってる気がしますが。

 

トニーはなぜか左バック起用で普通のお仕事。後半は相手が変わってちょっと苦戦してましたが、まぁ十二分に働いてました。両バックは満足できるスペシャリストがいなければMFがこなすケースも多そう。