フィンランドに勝利(2-0)した2日後、ヨング・オランイェはスペイン Murciaでの2試合目にして最後の試合でも勝利を収めることはできず、月曜にオーストリアに1-0で敗れた。
ヨング・オランイェはフィンランド戦からスタメン10人を入れ替え。ヤイロ・リーデワルトがフィットしなかったため、ジェレマイア・シン・ジュステだけが2試合目もスタメン起用された。ヘーレンフェーンのDFは前半だけプレーし、HT明けにFW スティーヴン・ベルフワインと交代している。
オーストリア戦は難しい試合環境。ピッチ上を強い風が吹き、アルト・ランゲレーのチームは前半それを真っ向から受けた。さらにオーストリアの非常にフィジカル的なプレーもオランダにとって楽はさせてもらえず。「オーストリアはチーム全体で即座に当たってきて、我々はその対処法が分かるまで20分間はかかってしまった」とランゲレー。
その時間にヨング・オランイェはすでに1-0のビハインドを負う。開始3分でGK ヤニク・ファン・オスのキックが不運な形でMarko Kvasinaの足元に届き、Austria WienのFWが20mの距離から見事なシュートを決めた。
前半が進むにつれてヨング・オランイェは次第にコントロールを強めたが、チャンスはほとんど作れず。アプデルハク・ヌーリのパスからリハイロ・ジヴコヴィッチがシュートを決めたが、オフサイドの笛が鳴り、反対側ではMichael LercherのFKがバーを叩く幸運もあった。
苦しんだ前半にも関わらず、ランゲレーはHTに自分のチームに十分チャンスがあると見ていた。「今度は我々が風上に立てると考えていた。依然光るプレーは無かったが、次第に良くなっていった」
しかしウサマ・イドリシのレッドカードでさらに難しい状況に。FC フローニゲンのMFが押し合いと引き合いに絡むと、Philipp Lienhartが上手い演技で倒れ、イドリシは退場に。
一人多くなったにも関わらずオーストリアが攻撃的な姿勢を見せることはほとんど無く、自陣ゴール前に引いたことで10人のオランイェの選手たちにとってはそれを突き崩すことは困難に。終了直前にベルフワインが同点のベストチャンスを得たが、ケヴィン・ディクスのパスからジヴコヴィッチのスルーを経てPSVのFWのシュートは至近距離からバーを超えた。
敗れはしたもののランゲレーは良い1週間だったと振り返り。「もちろん2試合とも勝ちたかったが、1試合は典型的な国際試合。EK予選ではなく、いまこれが起きて喜んでいるよ。次回は間違いなくもっと上手く対応できるはず」
ヨング・オランイェは9月1日にイングランドとのホームゲーム、4日後にスコットランドとのアウエーゲームでEK 2019へ向けての予選をスタートする。
Jong Oranje - Jong Oostenrijk 0-1
Scorverloop:
3’ Marko Kvasina 0-1
Rode kaart:
58’ Oussama Idrissi
Opstelling Jong Oranje:
Yanick van Osch; Kevin Diks, Timothy Fosu-Mensah, Jeremiah St. Juste (Steven Bergwijn), Thomas Ouwejan; Guus Til (Bart Ramselaar), Pablo Paulino Rosario (C), Donny van de Beek; Oussama Idrissi, Richairo Zivkovic, Abdelhak Nouri (Sam Lammers).
http://www.onsoranje.nl/nieuws/jong-oranje/68960/fysiek-sterk-oostenrijk-verslaat-jong-oranje