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終了間際にValenciaを突き放して勝利(練習試合:Valencia-thuis結果)

PSVとのヨハン・クライフ・スハールを1週間後に控えたフェイエノールトは土曜夜にValencia相手にオープニング・ヴェーツトライトを行い、ニコライ・ヨルゲンセンのデ・カイプでの初ゴールの後、エリック・ボテギンの最後の1分でのゴールで2-1の勝利を納めた。

 

ヨルゲンセンがデ・カイプでの初ゴールを決めるに要した時間は30分弱。この夏 FC Kopenhagenから加入してプレシーズン最初の数週間で力強い印象を与えいたスピッツは、左サイドからのエルジェロ・エリアの素晴らしいクロスから得点チャンス。見事なヘディングを決めると拳を突き上げて自らのゴールを祝い、新加入選手として新たなクラブでこれ以上望みようの無いスタートを切ってみせた。

 

フェイエノールトはこのデンマーク人尾ゴールでリードをしてHTに。これは前半のプレーから見れば相応しい結果だった。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはやや優勢で十分な回数のチャンスを作っていた。15分過ぎにはディルク・カイトがニアポストに強烈なシュートを放つもGK Diego Alvesの拳に弾かれ、HT直前にはカリム・エル・アマーディが遠目からのシュートでGKを試した。

 

後半も試合展開はほとんど変わらず。HTに9人を、15分後にさらに2人を入れ替えたValenciaが何度かチクチクと攻撃に出るも、ほとんどチャンスを作ることはできず。

 

70分過ぎの同点ゴールは文字通り天から振ってきたようなものだった。途中出場 Alvaro Medranがゴールから30mほどの距離のFKを蹴ると、ボールは強烈な弧を描いてGK ペル・ハンソンを破った。

 

これが最終スコアになると思われたが、エリック・ボテギンだけはそう思っていなかった。90分直前のCKからこのDFがフェイエノールトに勝利をもたらし、チームは1分後に好結果と好パフォーマンスのご褒美として大きな拍手を受けることができた。それは来週のアムステルダム・アレナでの試合に向けて自信になるだろう。

 

Feyenoord - Valencia CF 2-1

Scoreverloop:

33’ Nicolai Jørgensen 1-0

76’ Álvaro Medrán Just 1-1

90’ Eric Botteghin 2-1

 

Scheidsrechter: Reinold Wiedemeier

Gele kaart: Fernando García Puchades

 

Opstellingen:

Feyenoord: Pär Hansson; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Terence Kongolo, Miquel Nelom (70’ Lucas Woudenberg);

Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena, Dirk Kuyt; Jens Toornstra (70’ Bilal Basaçikoglu), Nicolai Jørgensen (73’ Michiel Kramer), Eljero Elia.

Valencia: Alves; Cancelo, Santos, Ayala, Lato; Soler, Enzo, Eugeni; Rodrigo, Mina en Nando.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-valencia-cf-friendly-matches-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「我々は重要な試合に向けて良い形でプレシーズンを締めくくった」

 

「特に前半は満足できる内容。ここしばらく取り組んできたことが全てチーム内で反映され、狙い通りのプレーだった。非常にコンパクトで、プレッシャーをかけるタイミングを待ち、その瞬間には間を置かずにValenciaの組み立てに時間を与えなかった。まだまだ良くできるし、良くしなければいけないが、我々は良い方向に向かっている」

 

「後半は我々の側に多少疲労が出た。パワーが落ち、逆にValenciaは多くの交代でよりフレッシュになり、高いテンポでプレーできていた。それでも我々のチーム内の規律は保たれたままだったし、最終的に最後の数秒でのゴールで勝てた。そのおかげでとにかく我々にとってポジティヴな試合になった。常にモノを言うのは勝利だからね」

 

「前半のニコライのゴールは教科書通り。未済度から始まった攻撃が最後は左サイドに行き、見事なヘディングで締めくくられた。ニコライはとても経験豊富な選手であり、最高のレベルでプレーしてきている。特に多くのハードワークによってそれを今日も見せてくれた。彼のパフォーマンスに満足しているよ」

 

「ブレッド・ジョーンスは今日トレーニングピッチに戻ったし、来週はまたグループ練習に参加できるだろう。一週間あればPSV戦で起用できると思うが、フィットするために段階を踏んでいかなければいけない」

 

PSVは非常に堅固で成熟したチーム。しかし我々もプレシーズンを終えて良いフィーリングを持っている、素晴らしい試合になるだろう」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98voorbereiding-goed-afgesloten%E2%80%99

 

ディルク・カイト

「良いチーム相手の面白い試合だった。70分間は良いプレーだったけど、その後はちょっと疲れが出たね」

 

「僕らは良いプレシーズンを過ごした。チームが長く一緒にいて、一体感が増してチーム内にかなりオートマティズムが生まれてるいるのが分かる」

 

「攻撃的MFのポジションは自分にとってもチームにとってもやりやすい。とっても気に入っているよ」

 

「ニコライはとても才能ある選手。スピッツポジションはいまこれで競争が2倍以上になった。必要なら僕もやれるからね。他のポジションの競争も激しい。トップクラブはこうでなければいけないし、僕らもそれを望んでいる。僕らは最大限の結果を得たいし、その気持ちも出ている。自信はかなりあるよ」

 

「来週のPSV戦はとても面白い試合になるだろう。素晴らしいチャレンジだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/37975-kuyt-we-stralen-uit-dat-we-voor-het-maximale-gaan.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「エリアがボールを上げるタイミングは分かっていた。パーフェクトなクロスをくれたから、僕はそれにあわせるだけで良かった」

 

「デ・カイプでゴールを決めるのは最高の気分。これを夢見ていたし、その夢が実現したのは素晴らしいこと。正直に言えば試合前は少しナーバスになっていた。デ・カイプでの初めての試合だからね。でもゴールを決めて肩の荷が下りたよ。でも頭の中がいっぱいになってどう歓声を上げればいいか分からなかった。終わって振り返って見るととにかくホッとしているし、サポーターに自分の力を見せることができて嬉しいよ」

 

「この試合に勝てたのはチーム無いのフィーリングにとって良いこと。今日の僕らは良いチームパフォーマンスを発揮したし、ヨハン・クライフ・スハールに向けて自信になる。いよいよ本番だし、楽しみだ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/j%C3%B8rgensen-%E2%80%98hier-heb-ik-van-gedroomd%E2%80%99

 

エルジェロ・エリア

「前半は本当に良かった。後半最初に20分間もね。その後はパワーが落ち、ボールをスピーディに回せなくなって、自分たちでちょっと苦しくしてしまった」

 

「昨年と比べれば僕らは大きく前進している。アヤックスPSVとの差を縮めることは可能。そうでなければサインもしていない。僕らは成長する一方だ。来週はオランダ全体に僕らの力を見せる機会」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/37976-elia-over-kansen-in-supercup-wat-zei-willems%3F-99%25.html

 

 

プレシーズンの準備段階での差を感じたり、それを踏まえてもクオリティの差も感じたりという試合。試合全体としてはほどほどに優勢で、特に前半はトニーとカリムがプレッシャーをかけてボールを奪ってからの攻撃がスムーズに行ってました。後半は疲れが出たか、単に集中力が無くなったか、チーム内でどこでプレッシャーを掛けるかの意思統一ができなくなったかで、かなりgdgdになり、ボールを奪ってもほとんど前線に繋げない展開・・・。

 

練習試合全て終えてニコライが早速好印象を残し、カリムとトニーの存在感も変わらず、チーム全体としては1年前より遙かに良い状態なのは確か。欲を言えばやや低調なリックとイェンスの右サイドがもう少しマシになると良いんですが。ネロムのところは早くルーカスに変わる決断がされるのを待つのみ。

 

現状、正直まだPSVとの差は結構あるような気がかなりするので、プレッシャーを掛ける時の統一感とチームの規律面をもう少し磨いて本番に臨んで欲しいところ。