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カイトの100ゴール目でローダJCと引き分け(第24節ローダ-thuis結果)

フェイエノールトは日曜にデ・カイプでローダJCケルクラーデと引き分けてリーグ戦の連敗をようやく7で終わらせた。チームはディルク・カイトのフェイエノールトでの公式戦通算100ゴールで勝利に向かっているかに思われたが、ビジターチームが後半半ばに追いついて1-1.

 

ディルク・カイトをスピッツヒル・クラーメルの後で起用したことがファン・ブロンクホルストがスタメンに加えたおそらくもっとも重要な変更だっただろう。今週アドバイザーに就任したディック・アドフォカートがスタンドから見守る中、カイトの背後ではカリム・エル・アマーディとフェイエノールトで初のホームゲームとなるレナート・ターピアが堅固なブロックを形成した。

 

これによりファン・ブロンクホルストは7連敗の後で守備の安定感を第一に選択。この選択は前半上手くゆき、HTまでケネト・フェルメールが真剣に試さるシーンは一つも無かった。それはフェイエノールトのクローズな組織だけではなく、ボールを追い続けたチームの意欲的姿勢のおかげでもあった。

 

だがその一方で攻撃面ではフェイエノールトは開始直後から正確さに欠けた。チームはエルジェロ・エリアとビラル・バサチコグルの両バイテンスペーラーのスピードをなるべく活かそうという戦術プランだったが、それに成功したのはわずか数回だけ。それでも特にエリアの個人技から危険なシーンを創ったが、大きなチャンスには至らなかった。

 

それでも前半終了直前のカイトのゴールによってフェイエノールトがリードしてHTを迎えられた。それまで2回ベンジャミン・ファン・レールのゴールに強烈なシュートを放っていたこのキャプテンは、バサチコグルのFKから見事ヘディングでネットを揺らした。フェイエノールでの公式戦100ゴール目はおそらくもっとも解放感をもたらすもでもあっただろう。

 

だが先制で得たフェイエノールトの自信が脆いものなのも後半で明らかに。前半あった守備面の安定感に欠けた結果、ビジターチームに最初のチャンス。ライデル・プポンが60分過ぎにケネト・フェルメールと1対1になるも、このスピッツのシュートはバーを越える。

 

そしてその2分後には同点ゴールが現実に。素早いスローイングにフェイエノールトが驚き、そこからローダJCが上げたクロスを途中出場 メッキー・ヌゴンボが至近距離から決めた。

 

逆境に満ちた時期を送るフェイエノールトにとってこの失点は新たな痛手に。チームは残り時間で決勝点を決めようと必死になったが、ローダの守備の壁に跳ね返される。ロスタイムにエリアが決勝点にこれ以上なく近づいたものの、このFWのシュートはバーを直撃。それから間もなく最後の笛が鳴り、連敗は7で終わったものの、デ・カイプは失望に包まれた。

 

Feyenoord - Roda JC 1-1

Scoreverloop:

45’ Dirk Kuyt, 1-0

69’ Maecky Ngombo, 1-1

 

Scheidsrechter: Richard Liesveld

Gele kaart: Martin Milec, Rydell Poepon, Henk Dijkhuizen (Roda JC)

 

Opstellingen:

Roda JC: Benjamin van Leer; Martin Milec, Jordy Buijs, Arjan Swinkels, Henk Dijkhuizen; Georgy Zhukov (46’ Marcos Gullón), Ugur Inceman, Kristoffer Peterson (67’ Maeky Fred Ngombo), Tom van Hyfte; Rydell Poepon, Mike van Duinen (79’ Hicham Faik),

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Bart Nieuwkoop (90’ Sven van Beek), Eric Botteghin, Terence Kongolo, Miguel Nelom; Renato Tapia (72’ Tonny Vilhena), Dirk Kuyt, Karim El Ahmadi; Bilal Basacikoglu (77’ Anass Achahbar), Michiel Kramer, Eljero Elia.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-roda-jc-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「1ptは得たが、今日の我々は3pts得るのに相応しかった。チームは苦しい時期にあるが、我々は勝利を目指してファイトした。チャンスの数で見れば勝つべき試合だったし、この試合に勝てなかったのは辛い。ただあまりに簡単に失点してしまった」

 

「失点シーンのスローイングで我々は無警戒だった。我々はあのシーン以外はほとんどチャンスを与えていなかったし、一瞬の不注意が高く付いてしまった。ああいう失点はこのレベルでは許されない」

 

「もっとテンポを上げなければいけないとは言ってきたが、まだ相手を壊すにはテンポが不十分。だがこういう時期に煌めきのあるフットボールにならないのは当然のこと。それでもチームはこの数週間よりはるかにコンパクトにやれていたし、勝てるだけの多くのチャンスを作っていた。それは自信になる。負けなかったことはポジティヴだが、今日はもっと良い結果が得られたはず」

 

「最後はあそこから試合をモノにするために多少の運が必要だった。残念ながら今の我々にはその運が無い」

 

アドフォカートはロッカールームには入っていない。昨日はクラブにもいなかった。彼は週に数回来てスタッフと話をする。もちろんスタメンや選手のことも話をするが、彼は完全に私に任せてくれている。私が監督であり、チームの変更は私が決めたこと」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98er-zat-meer-in-vandaag%E2%80%99

http://www.fr-fans.nl/nieuws/23011/van-bronckhorst-het-kan-niet-zo-zijn-dat-je-daaruit-een-goal-tegenkrijgt

https://www.fr12.nl/nieuws/36004-advocaat-was-niet-in-de-kleedkamer.html

 

ディルク・カイト

「前半の僕らは良いプレーだったと思うし、先制もできた。後半は逆風になって押されてしまった。失点の仕方が酷い。今回もまた僕ら自身の責任。あのシーン以外では全くチャンスは与えていなかった」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/35998-kuyt-die-tegengoal-is-gewoon-verschrikkelijk.html

 

エルジェロ・エリア

「本当に辛い。残念だよ。僕は多くの情熱をもってプレーする感情的な選手。これだけ負けが込めば頭の中でいろいろ考えてしまう。でもピッチに立てば全てを振り払ってプレーしたい。何度か良いアクションがあったし、それが報われて欲しかった。

 

「火曜にクラスメートだった親友が亡くなったんだ。一緒にとても多くのことを体験した仲だった。自分の寝室から彼の寝室を覗けた。二人の子供を残して逝ってしまった。そのことも僕の頭にあった」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/36000-elia-emotioneel-na-wedstrijd-doet-gewoon-pijn.html

 

 

クラブとしてはスタディオン外の出来事の方がいろいろ大変ですが、とりあえず連敗ストップです。

 

まぁそんな良くならないのは例のごとく分かってたので、あのまま逃げ切れれば良かったですが、そうは上手くいかないのも当然。出だしは割と積極的に前に向けてプレーしようとしてましたが、ローダも手堅く守ってたのでそれを圧倒できるほどのポジションプレーができるならこんな苦労はしていないということで、多少のgdgdはまぁしょうがないでしょう。

 

ディルクがゴール前に入るシーンが多かったので4-2-4的な4-3-3はそれなりに成功。ただエリアが久しぶりに良いアクションを見せたのに対してビラルはアシストがついたものの相変わらず低調。ターピアもミスが多くまだまだ甘さが残っている感じ。一方でクラーメルはかなりマシになったような気が… まぁおそらく来週もこのシステムですかねぇ。途中出場で割と上手く絡めたアナスにスタメンのチャンスは来るのか。

 

失点はミスを悔やんだボテギンがぼーっとしてる間にチーム全体がローダのスローイングの場所を見誤って素早く入れられたボールに対応できず。アマチュアレベルですね~。