ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストはAlgarveでのトレーニングキャンプの進展に満足している。監督は木曜午後のホテルでポルトガル滞在を振り返り、共に旅してきたメディアに対してチームの成長度合い、監督としての初めての半年間、待ち受けるPSVとのトッパーなどについて語った。
トレーニングキャンプ
「ポルトガルでの滞在に良いフィーリングが持てているよ。天候と最初のピッチの状況でトレーニング場所を移さなければならなかったが、それで問題は無かった。柔軟に対応できないとね。トレーニング自体にも私は満足している。選手たちがハードワークして激しい練習ができている。今日はミケル･ネロムとトニー･フィレーナの間で押し合いになったが、激しい競り合いのある試合形式の練習では起こり得ること。どこでもあることだが、ただ今回はカメラに囲まれていたというだけ。だからスマートでなければいけないし、ピッチを出た瞬間にそれで終わりにしないといけない。今回もそうなった」
シーズン前半戦
「MEC戦の敗戦で不愉快な気分でクリスマス休暇を過ごすことになった。体中に失望を感じていたし、それが数日間取れなかったが、その後はシーズン前半戦全体を振り返って良いフィーリングに包まれている。我々はまだ首位を争っているし、ベーカー戦も勝ち進んでいる。この流れをウィンターストップ以降も引き継いでいかなければいけない。シーズンの中でさらに成長し、タイトル争いを続けられればプレッシャーも高まるだろう。その点ではディルク･カイト、ケネト･フェルメール、エルジェロ･エリアといった経験ある選手たちがいてくれるのは心強い」
「ナイメヘンで勝ていれば2位でPSVに差を付けてウィンターストップに入れていた。いまや我々が追う立場になり、来週の試合はさらに重要になった。これですぐに勝負が付くわけではないがね。直接のライバルとの試合で始められるのは素晴らしいスタート。順位表を見れば勝利で得られるものがとても大きいが、逆に首位との差がさらに開いてしまう可能性もある。」
ポジションプレー
「チームとして我々はまだ多くの点で改善できる。例えばアウエーゲームでのパフォーマンスなどだ。アヤックスはアウエーでもかなり勝っているが、それは無失点が多いからでもある。その点で我々はまだ前進しないといけない。ヘーレンフェーンとのアウエーゲームが我々のやりたいことの高齢。45分間全てが上手くいった。アイントホーフェンでのPSV戦でも良い時間があったが、何もないところから2-2にされてしまった。ポルトガルでもポジションプレーに多くの時間を費やしているよ。ただ我々が昨シーズンとは全く別のチームというのも忘れてはいけない。前線は全て新しくなったし、マルコ･ヴェイノヴィッチとシモン･グスタフソンもフェイエノールトでまだ半年しかプレーしていない。シモンはスウェーデンでは3千人の前でプレーしていたが、いまは満員のデ･カイプでだ。入れ替えが多ければ完全にピースが嵌るのは時間がかかるもの。チームとして我々はまだかなり前進できるはず」
選択
「私は最終責任者として最初の半年間を必死にやってきた。監督として日々選択を迫られるが、それに苦労はしていないよ。時に選手に悪いニュースを伝えることもあったが、相手を倒せると私が思うチームを組むため、最終的な責任は私が取る。それに私はトレーニング、選手のフォーム、選手たちの背景の状況も見ている。誰もが私の選択に賛同はしないだろうが、人々が思い、書くことに私が左右されることは無い」
ユース選手たち
「ジャスティン･バイロー、グスタフォ･ハメル、リック･ファン･デル･メールと我々は今週3人のユース選手をポルトガルに連れてきた。彼らにとってはより高いレベルを味わえる良い機会だし、我々スタッフも1週間かけてじっくり彼らの力を観れる。彼らがトレーニングにしっかりついてこれているのに満足しているよ」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-ziet-scherp-feyenoord-in-portugal
