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カイトのハットトリックでAZに勝利 (第10節AZ-thuis結果)

フェイエノールトは日曜夜にAZにとのスリリングな試合。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはアルクマールダース相手に簡単にはいかなかったが、ディルク・カイトの2試合連続ハットトリックにとって3-1で勝利した。キャプテンはチームをアヤックスと並んでコップローパー・タイに留めただけでなく、自らも今シーズン8点目、9点目、10点目を決めてエールディヴィジのトップスコアラー・リストの1位に立った。

 

フェイエノールトはデ・カイプでのエールディヴィジ2000試合目に素晴らしいスタートを見せ、序盤を完全に試合。コンビネーションを何度も仕掛け、AZの守備陣はホームチームのスピーディで攻撃的なプレーに答えを出せないでいた。シモン・グスタフソンとの連携からエルジェロ・エリアのシュートは惜しくも決まらなかったが、15分もせずにふさわしい先制ゴールがスコアボードに刻まれる。

 

グスタフソンが今度は右サイドから非常に勤勉なプレーを見せていたエル・アマーディにボールを出すと、背後に相手を背負いながら視野を失うことなく、ペナルティエリア際のカイトへ。この数週間好調を維持しているカイトのシュートは今回も見事な弧を描いてネットを揺らした。

 

ここからさらに問題に陥らせられると思われたAZだが、何もないところから同点に。ケネト・フェルメールをかわしたマルクス・ヘンリクセンのシュートをヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンがゴールライン上でクリアしきれず、ヨリス・ファン・オーフェレームにとってこのチャンスは逃しようが無かった。

 

同点ゴール直後はまだあったフェイエノールトのダイナミズムも前半が進むとともに修復が必要に。HT明け当初もファン・ブロンクホルストのチームはまだ探り探りだったが、60分過ぎにようやく再びリード。テレンス・コンゴロが左サイドを上手く突破し、クロスはクリアされたものの、そこからバルト・ニューコープが相手よりも素早く反応しでシュート。カイトの足に当たり、AZのGK ジノ・コウティーニョが届かずに2-1.

 

フェイエノールトはここから数回最終ラインで雑なプレーが出るも、好調のフェルメールのおかげで15分を残して試合を決めることができた。この試合すでにマティアス・ヨハンソンのハンドを流していた主審 カイパースが、グスタフソンを倒したコウティーニョに笛を吹き、カイトがこの棚ボタのチャンスでエールディヴィジ10得点目、今回も完売になっていたデ・カイプに安堵感をもたらした。

 

Feyenoord - AZ 3-1

 

Scoreverloop:

13. Kuijt 1-0

18. Van Overeem 1-1

60. Kuijt 2-1

77. Kuijt 3-1 (pen.)

 

Scheidsrechter: Björn Kuipers

Gele kaarten: Henriksen, Coutinho, Gouweleeuw, Haps (AZ), Kongolo (Feyenoord)

 

Opstellingen

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Bart Nieuwkoop (72. Eric Botteghin), Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Karim El Ahmadi, Simon Gustafson, Marko Vejinovic (61. Tonny Vilhena); Dirk Kuijt, Michiel Kramer, Eljero Elia (88. Bilal Basacikoglu).

AZ: Gino Coutinho; Mattias Johansson, Jeffrey Gouweleeuw, Jop van der Linden, Ridgeciano Haps; Joris van Overeem (67. Alireza Jahanbakhsh), Derrick Luckassen, Markus Henriksen, Ben Rienstra, Dabney dos Santos (72. Thom Haye); Vincent Janssen.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-az-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「15分を過ぎてフットボールが低調になった時、我々は意思と粘りを見せた。そうやって我々は試合に勝つこともできたんだ。我々は勝利を目指してファイトした」

 

「スタートの勢いを前半の間続けるのが狙いだった。最初の15分間はハイテンポでボールを動かし、相応しいリードも得たが、早々に試合を決めることができなかった。1-1にされた後に下がり過ぎてしまった。正しいポジションに入れなくなったことでプレッシャーを上手くかけられず、中盤でもう競り合いに勝てなくなり、AZは簡単にフリーマンを見つけていた。テレンスは前進守備をすべきだったし、エリアもマークすべき相手についていくべきだったた。そこはHTに修正して後半はまた良くなった。クラーメルとグスタフソンが上手くプレッシャーをかけたおかげでもあり、中盤によりファイトをもたらした途中出場のトニーのおかげでもあったのは見ていてわかっただろう」

 

「我々は多くのチャンスを与えていた。AZのプレーは非常に直接的でヘンリクセン、ドス・サントス、ヤンセンで容易にカウンターができ、プレーにかなり奥行きがある。フェルメールが数回ファンタスティックなセーブをしてくれて助かった。特に終盤のセーブは重要だった」

 

「もちろんベストゲームを見せたい。最初の15分間はかなりそれに近かったが、後半もそこまでは良くなかった。しかし良い相手との試合だったのもみんな分かっていること。望んでいたのとは違う形でも勝てたのは素晴らしいこと。選手たちは勝利を目指して見せてくれた。チームのパフォーマンスを誇りに思う。」

 

14分目のスタンディング・オベーションについて

「我々みんなのヘルトであるクライフ氏へのフェイエノールトとAZサポーターの素晴らしい支援表明。彼だけではなく、この病に苦しむ全ての人々への支援表明でもある」

 

「水曜の試合は最高のタイミングで来るし、また満員のデ・カイプでやれる。1シーズンでこれ以上は無いビッグゲームだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98hebben-wils-en-veerkracht-getoond%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/34061-van-bronckhorst-je-wil-het-beste-spel-laten-z.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/20478/er-zijn-geen-grotere-wedstrijden-dan-deze

 

ディルク・カイト

「2週続けて3得点はもちろん最高の気分だよ。1点目が一番美しかったけど、PKが最も重要なゴールだった。あれで試合が決まったからね。2点目はバルトが上手く蹴ってくれて、僕の左足に当たった。彼にはまずアシストの味を味わってもらおうw 彼は素晴らしい印象を与えているし、もうすでにとても良い。僕にとっても重要な存在になったね」

 

「僕らは序盤に点差を付けられたはずだった。同点ゴールで相手が試合に戻ったけど、僕らはこの試合 かなり相応しい勝者だと思う。自分たちの力を信じる気持ちがチーム内で次第に大きくなっているよ」

 

「1試合1得点は良いペース。チームはどんどん良くなっているし、それが僕のプレーにも良い影響を与えているんだ。でもトップスコアラーは一度獲ったから、それよりもチームとの賞を獲りたい」

 

「僕はこのフェイエノールトを信じている。僕らはとても面白い事がやれるはず。それが現実的かどうか?それはこれからを見てみよう。でも僕らはもっと良くなれる」

 

「次のベーカー戦はもうずっと楽しみにしていた試合だ。生きるか死ぬかの試合だし、ベターチームとで自分たちの力を測りたい。デ・クラシケルはプレーでできる最高の試合」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kuyt-%E2%80%98heerlijk-om-weer-een-hattrick-te-maken%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/34059-kuyt-blijft-scoren-ze-gaan-er-tegenwoordig-le.html

http://www.fr12.nl/nieuws/34063-kuyt-we-willen-iets-tastbaars-winnen.html

http://www.fr12.nl/nieuws/34066-kuyt-gebrand-woensdag-wedstrijd-op-leven-en-d.html

 

 

10分か14分かで揉めてましたが、結局なし崩し的に大きな流れに流されて14分に。まぁ良いでしょう。

 

試合はなかなか苦労しました。出だしはかなり良かったものの、AZもかなり良いプレーでフィンチェントと裏に飛び出してくる他の選手の連携をほとんど止められず、終始フェルメールに助けられる流れ。特に前半はまた中盤は全く機能しなくなり、マルコもシモンも消える展開。カリムがああいう展開でも頑張ってたのが逆に成長の跡か。後半多少良くなったものの、相変わらずライン間広がり過ぎでAZに良いようにスペースを使われるという、かなり怖い試合でした。まぁ運もクオリティもあるうちが華。良いタイミングでデ・クラシケルを迎えられると思いたいところ。

 

とにかく前にプレッシャーをかけられている時間帯は良いですが、それができなくなると非常に脆くなるので、仕方がないと思いつつも正直ヤナーリーを使い続けるのが怖いところ。

 

水曜にはようやくリックが復帰とのこと。バルトも頑張ってくれましたが、攻撃面での能力の差は明らかなので、しばらくお休みです。