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前半圧倒してフリースラントで大勝 (第9節ヘーレンフェーン-uit結果)

フェイエノールトは日曜午後のsc ヘーレンフェーン相手のアウエーゲームで見事な前半のプレーにより大勝。チームHTまでに5得点を挙げてモンスタースコア・ルートに入ったかと思われたが、後半はフリーゼンに2得点を許して2-5に終わった。ディルク・カイトがアベ・レンストラ・スタディオンでハットトリックを決め、ミヒル・クラーメルとシモン・グスタフソンもスコアボードに名前を刻んでいる。

 

グスタフソンがクラーメルのパスから見事なボレーで0-3の得点を決めてスタンドからチャントを浴びたが、それまでにすでに二つの美しいアシスト。7分に素早いカウンターからカイトに彼のキャリアでヘーレンフェーン戦10得点目を決めるアシスト。10分後にはマルコ・ヴェイノヴィッチからのハイボールを頭でクラーメルに落とし、このスピッツが冷静にムるセルを破った。

 

30分ですでに勝負を決めたフェイエノールトだが、HTまでの残り15分も貪欲さを失わずにさらに2得点。実際この時間帯は全てが上手くいく、ホームチームフェイエノールトに全く対抗できていなかった。そうしてカイトのシュートが角度が代わりに、ビリヤードのように幸運にゴールの中に。5分後にはグスタフソンのCKをカイトがゴール前至近距離から決めてハットトリックを達成してHTスコア 0-5に。このゴールでカイトはエールディヴィジ通算129得点目でフェイエノールトのイコン オフェ・キントファルに並ぶという特別なマイルストーンに到達した。

 

ヘーレンフェーンは後半抵抗を強め、フェイエノールトは3ptsを集中にしたと確信したことでハッキリとガスを抜いた。その結果、後半は2チームがより拮抗してホームチームが試合に戻ることさえできる展開に。60分過ぎにヘンク・フェールマンがロッテルダマースの守備陣の不注意を突き、ここまでほとんどシュートを受けていなかったケネト・フェルメールを破る。その20分後にもこのスピッツが今度は右側からゴール逆サイドネットを揺らす。

 

ホームチームはまだ良い結果に戻せるという気持ちでビジターチームのペナルティエリア内にあらゆる方向からボールを入れたものの、フェイエノールトの勝利が本当に危うくなることは一瞬も無かった。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは得失点差で大きく稼ぐことには失敗したものの、重要な3ptsを獲得し、依然コップローパーと勝ち点で並んでいる。

 

SC Heerenveen - Feyenoord 2-5

 

Scoreverloop:

7’ 0-1 Kuyt

16’ 0-2 Kramer

28’ 0-3 Gustafson

32’ 0-4 Kuyt

39’ 0-5 Kuyt

59’ 1-5 Veerman

81’ 2-5 Veerman

 

Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük

Gele Kaart: St. Juste, Veerman, Marzo (SC Heerenveen)

 

Opstellingen:

SC Heerenveen: Mulder; van Anholt, St. Juste (46’ Otigba), Buijs (62’ Cavlan), Bijker; van den Boomen (46’ Marzo), van den Berg, Thern; Slagveer, Veerman, Larsson

Feyenoord: Vermeer; Nieuwkoop (72’ Botteghin), Van Beek, Van der Heijden, Kongolo; El Ahmadi, Gustafson (82’ Toornstra), Vejinovic; Kuyt, Kramer (60’ Kazim-Richards) en Elia.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/programma/sc-heerenveen-feyenoord-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「私はとても幸せな監督だ。ヘーレンフェーン-uitは我々にとって度々難しい試合だが、前半で5-0は大きな自信になる。普通ならここではもっと苦労するからね。前半で試合は決まった。ほとんどすべてのチャンスが得点になった。素晴らしい攻撃と美しいゴール。それにより相手の戦意が喪失したのが我々のアドバンテージになった」

 

「後半集中力を保つのが難しかったのは経験から分かる。理解できることだし、人間とはそういうもの。しかし我々は決して仕事上十分にしっかり試合を終わらせたとは言えない。この点で我々はチームとしてまだステップを踏む必要がある」

 

「エル・アマーディとヴェイノヴィッチが中盤でかなりフリーになれた。ヘーレンフェーンは我々にプレッシャーを掛けることができず、我々は後方から上がってファンタスティックなフィニッシュまでもっていった」

 

「シモンは今日はとても良くやってくれた。この前半は彼にとってもチームにとってもファンタスティック。チームが彼のクオリティをどんんどん良く認識し始めているのが分かる」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98lastige-uitwedstrijd-al-voor-rust-beslist%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/33941-tevreden-van-bronckhorst-bijna-ieder-schot-wa.html

 

ディルク・カイト

「僕らのクオリティなら普通に自分たちの力を出せるはずで、相手のことを考える必要は無いんだ。ヘーレンフェーンが自信を失っているのはピッチ上にいれば感じる。僕らは自信を持っているし、それを最初から出せた」

ハットトリックフェイエノールトに戻る上でのプランリストに入ってたからね。こうして実現できて嬉しいよ。今日の前半は僕らの今シーズンベストの一つ。後半は残念ながらそれを続けられなかったけど、シミを付けるものじゃない。チームに自信が増しているのは誰の目にも分かる」

 

「もちろん僕らはもっとゴールを決めたかったし、僕自身もそうだった。HTにみんなで言い合ったけれど、言うよりも実践は難しいということだね。でも大事なのは3ptsだ」

 

「グスタフソンはクオリティのあるとても良い選手。まだとても若いし、監督に焦らずにチームに入れられたけど、伊達にいまスタメンになっている訳じゃないのは誰の目にも明らか。彼は素晴らしいフットボール選手。今日は全得点に絡んだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-en-kuyt-slechten-mijlpalen-tegen-heerenveen

http://www.fr12.nl/nieuws/33938-kuyt-zo-winnen-we-iedere-week.html

 

マルコ・ヴェイノヴィッチ

「今日の前半の僕らのプレーを誇りに思うよ。上手くプレッシャーを掛け、優勢に立ち、多くのチャンスを作って、さらにそのチャンスを決めもした」

 

ヘーレンフェーン-uitは決して簡単な試合じゃない。それをHTに0-5は、どれだけ素晴らしい前半だったかということ。僕らは本当にとても良かった」

 

「シモンはボールを持ちたがるフットボール選手だけど、走り込む動きも上手いし、守備の義務もしっかり果たす。僕らの中盤はとても良いと思う。シモンは大活躍だったけど、バルトのことも忘れてはいけない。彼はまだ2試合目だけど相手を完全に封じ込めていた。これも賞賛に値するよ」

 

「僕はプレーをもっと良くして成長しなければいけない時期。新しいクラブに来たら、誰もがそのプロセスを通らないといけない。感触は良いけど、改善点はまだまだ十分にあるし、そこ毎回の試合とトレーニングでやっていく」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vejinovic-%E2%80%98trots-op-hoe-we-gespeeld-hebben%E2%80%99

 

シモン・グスタフソン

「信じられないよ。僕の右足での初めて上手くいったシュートだ」

 

「ゴールよりもアシストの方が嬉しいよ。説明は難しいけど、友達をゴール前の良いポジションにさせるのはとても素晴らしい気分になるんだ」

 

「僕らはとても良いプレーで、コンスタントにヘーレンフェーンを痛めつけ、彼らのミスを全て活用できた」

 

「僕らは毎試合勝ちたいし、参加している大会は全て勝ちたい。僕らはティートル候補の一つだと思うよ」

 

「新しい選手たちが加わったチームではお互いを知ってチームワークを作っていかなければいけない。それには時間がかかるし最初は苦労するけど、僕らがどんどん良くなっているのは明らかだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33939-gustafson-eerste-bal-die-ik-lekker-raak-met-r.html

 

コリン・カジム・リチャーズ

「シモンはシャイではないけど、とても物静か。僕らも冗談で一度からかったことがあるよ。肩を叩いて『ハロー、そこにいたのか?』と聞いても何も言わないんだからね。でもそれも当然だと思う。シモンは若いし、母国から初めて外に出てロッテルダムで独りぼっち。とても大変なはず。でも今日はその状況もピッチ上での彼のプレーには影響しないことを見せてくれた」

 

「アグレッシブなのは彼のキャラクターではないけど、ピッチ上ではもっと自分を出すべきだろう。スウェーデン・リーグはエールディヴィジほどアグレッシブでないのは彼を見れば分かる。彼が自分のプレーにほんの少しでもアグレッシブさを出せれば、彼は間違いなくかなり先まで行けるはずだ」

 

「シモンにもっともっとやれる力があるのはウィンターストップ明けに見せてくれるはず。スウェーデン・リーグから続けて彼がほとんどバカンス無しだったのを忘れてはいけない。1月から長い間フットボールをやり続けているんだからね。それでも代表戦期間で1週間休めて、すぐに力を発揮してくれた。信じられないくらい見事だよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33947-kazim-daar-pesten-we-gustafson-wel-eens-mee.html

 

 

なんとまさかの大勝です。ヘーレンフェーンがここしばらくの不調で自信を失っていたのとフロントのゴタゴタで完全に迷走状態だったところに良い勢いで試合に入れたのが大きかったです。全面的に圧倒した感は実際それほど無かったものの、少しプレッシャーをかけると簡単にボールが獲れるので楽なもんです。しかもシュート6本で5得点という記録的な効率の良さ。まぁHT前に力を抜かずにしっかりやり切ったのが良かったですね。後半もこのままだと二桁行くんじゃないかと思いましたが、さすがに相手が多少立て直したのと、あからさまに力を抜いて結局得失点差は+3止まり。まぁ良いですけど。

 

シモンが1ゴール3アシストと大当たりでした。狭いところでボールを持っても全く慌てず、落ち着きと視野は素晴らしいものがあります。本当に久しぶりにスカウトが良い仕事を…

 

今日はやけにボールを持った時にカリムがバックの位置に入ってバックを上げてましたが、あれでフリーマンを作る作戦だったようで、まぁまぁ機能してたようですが、さすがに今日の前半だけだと何とも言えないので来週のAZ戦ですね。

 

クラーメルの処分は月曜に決定ということで、ベーカー・クラシケルに引っかかりそうですが、エールディヴィジのデ・クラシケルにかからないことを祈ります。