ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストはここまでのオーストリアでのトレーニングキャンプの進展にポジティヴな感想を抱いている。土曜の2部練習の間に選手が滞在するホテルでオランダ人ジャーナリストたちを前にして、フェイエノールトの監督はプレシーズンの序盤について語った。
今週フェイエノールトのセレクションがシーズンスタートに向けて励んでいる場所は、ファン・ブロンクホルストがオランダ代表時代に知った所だ。「2010年にWKに向けての準備をオランイェとここでやったんだ。フェイエノールトがオーストリアに行くという選択肢が出た時に、すぐにSeefeldのことを思いついたよ。私はここの環境を知っているし、素晴らしいコンディションで良いトレーニングができると分かっていた」
アルプスでのトレーニングは月曜まで続き、計8日間。「ちょっと長いから金曜には選手たちに休養日を与えてリラックスできるようにした。この週末から最終ブロック。もう数回トレーニングして、日曜はFortuna Düsseldorf千。それで水曜のKematen戦で出なかった選手たちも全員出場するだろう」
オーストリアのチーム相手にはカルフィン・フェルドンク、ヤーリ・スフールマン、バルト・ニューコープらがプレー。監督はこの3人にポジティヴな印象を抱いており、GK カミール・ミアゼクと怪我でロッテルダムに残ったステフ・フロンスフェルトもトップチーム昇格を果たしている。「彼らには適応とトップチームの高いレベルに慣れる時間が必要。今のことろ彼らは上手くやっていると言わざる得ないだろう。いずれにせよ彼らはプレシーズンは一緒にトレーニングする。セレクションの最終構成をどうするか、もちろん選手たちの移籍がどうなるかにもかかってくる」
ファン・ブロンクホルストはここまで競争の激しいグループを使えている事に満足していると語った。「選手たちは治部のポジションをつかむために戦わなければならないし、特にこのプレシーズンはそれが見えている。競争することで選手たちはお互いに強くなっていく。それがトレーニングを見ていて分かるんだ」。そのために監督は難しい選択を迫られることになるが、尻込みはしていない。「その不安は全くないよ。それは付きものだし、最後には11人を選べる」
監督としての最初のプレシーズンだが、ファン・ブロンクホルストは今のところリラックスしているように見える。「監督としての役割を楽しんでいるよ。アシスタントの時より注目されるが、ポジティヴに捉えている。それに言いスタッフに囲まれているし、我々はみんなで一緒にやっているからね。シーズンに向けて全員でなるべく上手くこのグループを磨き上げなければいけない。それがピッチ上でのフェイエノールトの勝利に繋がる」