昨夜のAS Roma戦でロッテルダム・サイドのサポーターがピッチに投げ込みを行った事でフランス人主審が後半途中に試合を中断。フェイエノールトのジェネラル・ディレクター エリック・フッデはクラブに重い罰金処分が科せられることを危惧している。「また厳しい罰金処分になるだろう。我々は今シーズンすでにかなりの罰金処分を受けているが、当然それより低額なことはないだろう。そんなお金があるなら我々はユース育成に使いたい」と試合後のフッデ。
ただフッデは2006年のNancy-uitの時のようなUEFAによる欧州戦からの締め出しの可能性は心配していない。「欧州の試合は何試合もしているし、これで締め出しになるならもっと閉め出されているクラブがあるだろう。私は専門家ではないが、罰金処分で終わると思う。試合の結果同様にガッカリな気分だ。人々の不満は分かるし、なぜDe Rossiがまだピッチにいたのかも含めて私も主審の判定には驚いているが、線審にものを投げる行為は許されない」
前半にフェイエノールトの伝統的な応援グッズであるバナナ風船が投げ込まれたことが、フランス人主審とRomaの選手たちにラシズムと取られたことについては、フッデは全く問題無いと心配していない。「UEFAにも行ったが、あれは我々のもとではもう何年前から起きていること。ラシズムとは全く関係無いと断言できる。ラシズムはここでは全く問題になっていない。たまたまGervinhoのところに飛んだけだが、主審は激しいリアクションを見せた。HTに説明したよ。彼らがそれを理解してくれるのを期待している」