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酷い夜で欧州戦から敗退(EL:AS Roma-thuis結果)

フェイエノールトは木曜の欧州戦で酷い夜を経験し、AS Romaを倒すことはできず。長く議論になるであろう試合で予想外の主役を張ったのは主審のClément Turpinだった。彼はミチェル・テ・フレーデと控えGK エルヴィン・ムルデルにレッドカードをだし、後半には10分間の試合中断。デ・カイプにもうもうとした靄が立ちこめる頃にはAS Romaが1-2で勝者となっていた。フェイエノールトの唯一のゴールを決めたのは途中出場 エルヴィス・マヌ。コリン・カジム・リチャーズが30分過ぎに怪我でピッチを退いている。

 

前半ロスタイムにAdem Ljajicが決めたゴールがフェイエノールトにとってとてつもなく痛い一撃だった。そこまで大きな期待に応えようとプレッシャーの中で戦っていたチームは、なんとか無傷でHTに入れるかと思われた。しかしAS Romaの前半最後の攻撃でそれは叶わず。フェイエノールトは数回の連続シーンを上手く凌いでいたが、右サイドからのクロスからAdem Ljajicのシュートが最終的にネットを揺らすのを防ぐことはできず。

 

15分前にコリン・カジム・リチャーズを怪我で失っていたフェイエノールトにとっては、この失点はそれに続く痛手だった。このスピッツは全力でのスプリントで突然ハムストリングが吊り、それ以上プレーを続ける事はできず。その前には彼はイェンス・トールンストラの危険なシュートのリバウンドに詰めた際に、Daniele De Rossiの全力での肘打ちの犠牲となっていた。

 

0-1というHTのスコアにより、フェイエノールトは後半はもう無失点で守りきるという考えを捨て、同点ゴールを目指すしか無くなった。前半の内容からして、それはそこまで難しくは無かったが、後半開始10分で手。フレーデがレッドカーで退場に。イエローカードで済まされるべきファールに対し、あまりに重い罰を受けてしまった。

 

騒然としたブーイングを受けたTurpinは、カジム・リチャーズへの肘打ちもまだ記憶に鮮明だったヘット・レヒューンがテ・フレーデへの退場処分でフラストレーションを露わにしたことで、即座に試合を中断させた。

 

その結果として、フェイエノールトは試合最下位から残り20分で追いつこうとプラスαの力を発揮。チームがそれに1分以内で成功したのは、欧州戦でのフェイエノールトにとって一度ならずゴールハンターとしてのステータスを築いてきた途中出場 エルヴィス・マヌのおかげだ。この試合で自身初のボールコンタクトで、ピッチ中央から見事なアクションでGK Skorupskiを破ってみせた。

 

しかしデ・カイプの喜びは(その中で控えGK エルヴィン・ムルデルが同点ゴール後によく分からない理由でレッドカードを受けたが)長く続かず。AS Romaが再開から最初の攻撃でGervinhoによって即座に再びリード。

 

この失点はハードワークしていたフェイエノールトの側に運がなかったという、試合全体のイメージに完全にフィットするものだった。チームはそれでも残り時間で特にマヌのスピードを活かしてまだゴールするベストチャンスを作った。同点ゴールは生まれなかったものの、フェイエノールトはファイティング・スピリットを見せ、頭を上げてELの舞台を去る事ができる。

 

Feyenoord – AS Roma 1-2

Scoreverloop:

45+2’ 0-1 Ljajic

55’ 1-1 Manu

57’ 1-2 Gervinho

 

Scheidsrechter: Turpin (Fra)

 

Geel: Boulahrouz, Clasie (Feyenoord), Torosidis, Pjanic, Paredes (AS Roma)

 

Rood: Te Vrede (54’, Feyenoord), Mulder (56’, Feyenoord)

 

Bijzonderheden: Wedstrijd na 54 minuten spelen tijdelijk gestaakt.

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Boulahrouz (54’ Manu), Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Toornstra, El Ahmadi; Karsdorp, Kazim-Richards (30’ Te Vrede) en Vilhena (82’ Achahbar).

AS Roma: Skorupski; Torosidis, Manolas, Yanga Mbiwa, Holebas; Keita, De Rossi, Pjanic (72’ Nainggolan); Gervinho, Totti (80’ Paredes) en Ljajic (72’ Iturbe).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-as-roma-europa-league-1415/verslag

 

**フレッド・ルテン **

「ピッチの外でも中でもあらゆることが起きた非常に奇妙な試合だった。監督としてこれほど奇妙な試合はまだ経験が無い。我々は自分たちのプレーを出せず、AS Romaにプレッシャーをかけられなかった。Romaは2回の大チャンスがあり、我々は本当のチャンスを創れなかった。カジムが下がった後は無傷で前半を終えられるのを期待していたし、それに成功すると思ったが、HT直前の48分目に失点した。あれは大きな精神的打撃だった」

 

「ミチェルへのレッドカードは私は正当なものだったかどうか分からないが、かなり試合に影響した。その後エルヴィスを投入したが、リスクを冒すことになるのは分かっていた。彼は30分間しかプレーできなかったからね。追いつくことはできたが、その直後に失点したのも新たな打撃だった。我々はそれも乗り越えようとはしたが、もう無理だった。2-1のゴールがトドメの一撃になったと感じている。これで我々の欧州戦も終わったのはとても残念。しかしここからは次の試合に向かって行かなければいけない」

 

「私にはレッドカード(の可能性を含め)、それぞれのシーンを吟味することはできないが、非常に疑問のある判定。両チームにとってそうだが、特に我々の側にとってだ。敗戦を一人のせいにするのはあまり意味が無いが、一貫性に疑問のある主審だったのは明らか」

 

「バナナについてはそれほど気にする必要は無い。あれをラシズムと言う人がいるが、ナンセンスだ。ただモノを投げる行為はクラブのためにならないし、フェイエノールトを傷つけるだけ。こういう事が起きたのは残念」

 

「我々は非常に洗練されたAS Roma相手に最後は3バックでうあった。若い選手たちがTottiやDe Rossiといったすでにこういう試合を100回以上経験している選手たちにしっかり立ち向かっていたのを見ればとても見事だ。我々の選手たちにとってはこういう試合をプレーするのがとても重要。その経験が彼らの成長の助けになる」

 

「契約?私は1週間1週間でやっている。まずは今週末のユトレヒト-uitだ。その先の事についてはまだ何も言うことは無い。サインするかどうか私は分かっているし、クラブ運営陣も分かっている。しかしまだ何も言うつもりはない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98dit-was-een-heel-rare-wedstrijd%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/30662-rutten-ontgoocheld-ik-heb-dit-nog-nooit-meege.html

 

ヨルディ・クラーシ

「試合の入りはとても雑だった。特に前半のプレーが良くなくて自分たちのプレーが出なかった。普段の僕らは後方から上手くフットボールができる。前半の失点の仕方は・・・あれは許されない。ああいう時間帯にもっとシャープでないと。0-0でHTに入らなければいけなかった。でも前半の僕らがまだラッキーだったのも確か」

 

「今日の僕らのフットボールの相手はRomaだけでなく、審判6人もだった。彼(主審のTurbin)だけじゃない、他の5人もだ。ミチェルへのカードが正当なものかどうかは疑問。その一方でカジムへの肘打ちにも罰が与えられるべきだった」

 

「スタンドでいろいろあったと主審が言って、それで試合が中断された。誰でも感情的になる。サポーターだってそうだ。特に疑問の余地のある判定があればね。でもサポーターがしたことについて僕は何もいう事はできない」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/we-speelden-niet-alleen-tegen-roma-maar-ook-de-scheidsrechters-16142/

 

エルヴィス・マヌ

「1-1にした時にはまたああいうセンセーショナルな夜になると思ったよ。今回はそれを維持できなかったのが残念。1-1にした後に僕らはグループとしてもう一度まとまらなければいけなかったのに、一息ついてそのスコアを大事にする変わりに、多分前に出ようとして、そこを彼らに見事に突かれてしまった。とても残念」

 

「もちろん途中出場でピッチに入りたかったけど、怪我の後で長時間プレーできないのも分かっていた。チームのためにまだ価値ある存在でいられて嬉しいよ。でも結局結果には繋がらなかったけどね」

 

「今シーズンの欧州戦では僕らにはいくつもの素晴らしい瞬間があった。今夜が非常に特別な夜だったのも分かっていたよ。最後のトレーニングでの声援や今日のスタディオンの雰囲気は選手だったら誰もがそのためにやろうと思えるもの」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/manu-%E2%80%98dacht-heel-even-dat-het-sensationeel-zou-worden%E2%80%99

 

スフェン・ファン・ベーク

「とても残念。もっと良い結果が得られるはずだった。序盤は上手くいっていたし、数回シュートチャンスもあった。でも次第に後退してしまい、それで受けるプレッシャーも大きくなった。コリンが下がったのと、0-1の失点が痛かった」

 

「ミチェルに何が起きたのかは見ていない。主審はこの試合に大きな役割を果たしたけど、僕らはまず自分たちを見るべき」

 

「エルヴィスのゴールの後の歓喜は大きかった。僕らが頭の中をしっかり整理できないくらいに大きかったんだ。あの瞬間は無理をせずにラインをクローズにキープしなければいけなかった。なんとかしようとしたけど1-2の痛手を僕らはもう取り返せなかった」

 

「今シーズンの欧州戦を振りかえる気にはまだなれない。僕らはここまで来たけれど、もっと良い結果を出せたという気分が抜けないよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-beek-baalt-na-europese-uitschakeling

 

 

楽しかった欧州戦も終わりです!入りはそんなに悪くなかったですが、前半、特にカジムが怪我で下がってからはまぁちょっと酷いもんでした。相手の方が良かったのは確かなので、しょうがない結果ではあります。広い欧州、まだまだいろんな審判がいるもんですね、しかし・・・ 最後は酷く残念な試合になりましたが、全体で言えば大成功の欧州でのシーズン。ようやく立つべき舞台にしっかり戻った、と言えるでしょう。

 

今後の事を考えるとマヌがようやく戻って来たもののカジムがしばらくお休みの可能性もあるので、できれば9番にマヌを見たいですが、まだフル出場は無理でしょうから、やっぱりミチェルの出番ですかねぇ。右バックはもうリック固定を強く期待。

 

ルテンがどうやら今シーズンいっぱいでサヨナラになりそうという雰囲気ですから、あとは念願のJP就任を待ちつつ、なんとか3位キープを目指すだけ。