ロナルド・クーマンはSouthamptonでの時間を存分に楽しみ、オランダ代表のことは複雑な気持ちで見つめている。この監督はオランイェのボンズコーチの候補に挙がっていたが、KNVBは結局 フース・ヒディンクを選択。ヒディンクがEK予選で失望のスタートを切ってもクーマンが満足する訳ではない。
「私に人間としておかしなことは何も無い。オランイェがアイスランド負けた時、私が腹を抱えて笑ったということは無い。せいぜい、ちょっとほくそ笑んで、『それ見たことか』と思ったくらいだ。それから全ての事の成り行きを振り返ったよ。私は自分の野望を隠したことは1度も無い。是非ボンズコーチになりたかったが、KNVBはそのポジションに他の人物を選び、私もフットボール界の非常に多くの人々も理解できなかった。しかし私の方が上手くやれた、とは言わない。それは誰にも分からないこと。しかし私がそう思っても人間として普通のことだろう」
「正直になろう。オランイェは大成功のWKでようやく再び地図の上に載ったのに、その名前が数ヶ月でまた値を下げてしまったのは恥ずかしいこと。それに加えて私は選手たちの非常に多くを知っている。私は彼らのベストを発揮させてあげられるし、アイスランド相手のあのような夜は決して起こさせなかった」
一方でクーマンはプレミア・リーグ 9月の月間最優秀監督に選ばれ、チームはイングランドのリーグ3位に付けている。彼の指揮の下、Southamptonは予想を上回って上手く行っている。「これは非常に注目すべきこと。オランイェで上手くいっていないことが、私のもとでは上手くいっている。この前の土曜は我々はSunderlandに8-0で勝ったんだ。そのスコアを見れば以前の我々ならエールディヴィジの試合だと思っただろう。(・・・) 我々の力は規律と組織。我々はまだ5失点しかしておらず、全クラブで最も少ない。得失点差はコップローパーのChelseaとほとんど同じだ。それがしっかりしたベースになっている。我々はまだ1試合も圧倒された試合が無い。League CupでArsenalに相応しい内容で勝利し、LiverpoolとTottenham Hotspurに負けた試合も我々は決して負ける必要は無かった」
「私がSouthamptonに来た時に受けた最初の質問の一つは残留争いについてだった。クラブはキー・プレイヤーを何人も売り、かなり不安視されていたんだ。それが今は消えて無くなった。街中のみんなが誇りにしているし、私自身もそうだ。(・・・) Southamptonは本当にあらゆる面で成長しているところ。それに加われるのは素晴らしい事だよ。私たちはこの瞬間瞬間をみんなで楽しんでいるし、ハードワークを続けている。そう、ここを正真正銘 自分の居場所と感じているんだ。だからオランイェのことはもう考えない。すでに言ったとおり、『それは私の問題では無い』」
http://www.vi.nl/premium-promo/met-oranje-gaat-het-niet-best-met-mij-uitstekend-1.htm
http://foxsports.nl/nieuws/238220-koeman-over-oranje-denk-ik-niet-meer-na.html