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キエフで引き分けてグループステージへ視界を保つ(EL: Zorya Luhansk-uit結果)

フェイエノールトは木曜にELのグループステージ到達へ向けて見込みのある位置に立った。監督 フレッド・ルテンのチームはFC Zorya Luhansk相手に1-1で引き分け。キエフのValeri Lobanovksyi stadionでミチェル・テ・フレーデが重要なアウエーゴールを奪った。このスピッツはHT直前に同点ゴール。その前にはウクライナのチームがMaxym BilyyのFKで先制している。

 

フェイエノールトのテクニカル・スタッフが描いていたウクライナのチームの評価が正しかったのは試合が始まってすぐ明らかになった。フレッド・ルテンが前日の会見で語っていたまさにその通り、Zorya Luhanskは堅固な守備組織から、スピードのあるカウンターに賭けてきてた。そのためフェイエノールトが序盤のポゼッションは圧倒し、サイド、特にルーベン・スハーケンから組織的な守備に穴を空けようとした。それは右サイドからのスピードある攻撃がトニー・フィレーナに届いたシーンでほとんど成功していたが、このMFのシュートは浮いてしまい、ロッテルダマースがチャンスをフイにしたことは明らかだった。

 

そのため、およそ30分が過ぎようかという時間帯に突然反対側のゴールにボールが入ったのは大きな失望だった。フェイエノールトウクライナのチームにほとんど怖れを抱いていなかったが、DF Maxym Bilyyの非の打ち所無いFKがGK エルヴィン・ムルデルを破る。ポーランド人の主審 Pawelが簡単に与えたFKだったことで、この失点は余計に辛いものだった。スフェン・ファン・ベークがペナルティエリアから飛び出したプレーは激しかったが、ファールでは無かっただろう。

 

先制点を決めたZoryaがさらに引いた事で、フェイエノールトにとってロッテルダムに有利なポジションで帰るというミッションがかなり難しくなった。しかしだからこそ、監督 フレッド・ルテンのチームがパニックにならずにシンプルにプレーを続けて失点に対して答えを出そうとしたことは見事だった。

 

そしてそれはHTを迎える前に報われ、ミチェル・テ・フレーデが今シーズンこの時期にまたしても非常に重要なゴールを決めた。このスピッツは前半残り7分に、ルーク・ウィルクシャーの低く、素晴らしいクロスをゴール前至近距離で蹴り込んだ。このゴールによって彼はロッテルダムス・カンプに安堵感を与えただけでなく、欧州の舞台においてとても大きなアウエーゴールももたらした。

 

テ・フレーデのゴールはフェイエノールトのプレーに落ち着きと自信を与えたはずだったが、後半所は対照的な内容に。チームは60分を過ぎるとZoryaの前に次第に押し込められ、相手チームには再びリードを奪う良いチャンスが何回もあった。しかしムルデルがMalinovskyi RuslanのFKを辛うじて弾き出し、このGKはKhomchenovsky Dmytroとの2回の1対1のシーンでも素晴らしい対応でゴールを死守した。

 

フェイエノールトは60分から75分までの時間帯をなんとか切り抜けると、チームは試合終盤再び相手を圧倒。その結果最後の10分間で勝ち越す大チャンスは2回あった。まずスハーケンのパスに滑り込んだインマルスがゴール前1mの距離でシュートを浮かせ、さらにその直後にはテ・フレーデがGKと1対1になれたはずだがシュートできず。難しい試合を勝ち越しゴールで終わりたかったものの、フェイエノールトは1-1という結果で勝ち上がりに向けて見込みのある立場でロッテルダムに戻った。

 

FC Zorya Luhansk – Feyenoord 1-1

Scoreverloop:

26’ 1-0 Bilyy

38’ 1-1 Te Vrede

 

Scheidsrechter: Pawel

 

Geel: Chaikovskyi (Zorya Luhansk), Boёtius, Kongolo (Feyenoord)

 

Opstellingen

 

FC Zorya Luhansk: Shevchenko; Kamenyuka, Ignjatijevic, Bilyy, Pylyp; Karavaiev, Chaikovskyi, Malyshev (46’ Grytsa), Khomchevenovky; Segbefia Kossi Prince (56’ Ruslan) en Budkivskyi.

Feyenoord: Mulder; Wilkshire, Van Beek, Mathijsen, Kongolo; Clasie (71’ Vormer), Immers, Vilhena; Schaken, Te Vrede en Boёtius (61’ Basaҫikoglu).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/fc-zorya-luhansk-feyenoord/verslag

 

フレッド・ルテン

「結果についても私は完全には満足していない。フェイエノールトのようなクラブはここでは勝てなくてはいけない。実際我々は勝てたはずだと本当に感じている。最後の10分間で得た数回のチャンスは少なくとも一つは決めなければいけなかった。試合終盤に相手はスペースを与えてくれていたからね」

 

「我々はあまりに落ち着きがなかった。こういうチーム相手にはなるべくラインの間を通してプレーしなければいけない。それができている時は我々は危険なシーンを作れる。しかしそれがほとんどできず、あまりに慌てていた。1-0の失点は何も無いところからであり、我々はコントロールしていたが、プレーは元気のあるものではなかった。ボールテンポが低すぎた」

 

「特にボールを持った際にもっと落ち着いてやれるようにならないといけない。そうすればチームにもっと落ち着きが出てくるだろうし、もっと簡単にフットボールができるようになるはず。我々は若い選手が多く、伸びシロはある。だからこそこういう試合をなるべくこなせることがとても重要だ。我々は是非ともグループステージに到達したい、全てはそれにかかっている」

 

「我々は前もって相手をしっかり分析していたし、彼らがカウンターの素晴らしいチームだというのは分かっていた。そのことは今日の試合でも見れた。我々がZoryaを侮っていなかったのは間違いない」

 

「この試合はしっかり反省しなければいけない。何が悪かったか明日見るよ。少なくともフィジカル面のダメージはそこかしこにある」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98gevoel-dat-we-konden-winnen%E2%80%99

http://netwerk.to/f/32692

 

レクス・インマルス

「もう相手との力の差は明らかだ。彼らにはほとんど1回のチャンスも無かった。FKから失点した後は数分間気が狂っていたよ。またくそったれなゴールだ。僕らはこの数年欧州レベルで多くの不運があった。でもこれを来週でしっかり終わりにしないといけない。僕らは前半で1-3や1-4にできるチャンスがあった。来週への展望はかなり開けているよ。良い結果に不安を持つ必要は無い」

 

「あの決定機に何があったか?本当のところは僕にもよく分からない。僕は決まったと思ったんだ。足首を蹴られた気がする。それでボールが枠内に行ってくれなかった」

 

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/32691__.php

 

ルーベン・スハーケン

「アウエーゴールを奪って良いポジションではあるけど、僕らはもっと良い結果を得られたはず。終盤のチャンスはどれも入ると思ったし、決めていればかなり楽になれた」

 

「僕らは優勢だったし、コントロールしてほとんどチャンスは与えなかった。攻撃面だけもっと注意してやらないといけなかった。スペクタクルではなかったけど、この結果は十分良いポジション」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/27556-schaken-geen-spektakelstuk-wel-goede-uitslag.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「序盤は良かったけど、最後のパスだけもうちょっと上手く行けば3,4回の良いチャンスを作れただろう。そこから彼らはFKを得て、僕はあれはFKじゃないと思ったけど、残念ながらそれが決まってしまった。でも僕らの方が優勢だったと思うし、フィニッシュをしっかり決めないと」

 

「来週は僕らは相手を破壊するプレーが必要。テンポを高く保てれば簡単にやれるはずだ。熱狂の渦のデ・カイプでは完全に虐殺しないといけない」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/van-beek-in-een-kolkende-kuip-moeten-we-ze-afslachten-13006/

 

 

久しぶりに十分に勝てるレベルの相手と当たったようで、これはなんとかしないといけないという雰囲気の試合でした。結果的に引き分け止まりは残念ですが、まぁアウエーゴール奪えたので良しとしましょう。

 

思ったより前に出てきてくれた感がありますが、ゴール前で圧力をかけられてちょっとドタバタ感。慌ててマークがずれてフリーな選手を作るシーンが数回あったので、これは修正してもらうとして、ボールを持った際のプレーは中盤ではボールは回るものの、どうも今シーズンはプント・ナール・アハテレンになってるせいかミチェルが孤立しがちな印象が。まぁまだまだ改善点は多いですが、少しずつ前進している気もしたりしなかったり。何にせよアウエーゴール奪って欧州のアウエーで負けなかったのは久しぶりなので、来週希望を持ってデ・カイプで戦えます。