CL予選敗退と金曜に行われたEL予選POラウンドのドローについて考えている時間はフェイエノールトにはそれほど無い。イスタンブールから戻った翌日にはすでに来たる日曜のデン･ハーグでのアウエーゲームに向けてセレクションはトレーニングを再開している。そこでフェイエノールトはエールディヴィジの新シーズンをスタートさせることになる。「最も重要なのはBesiktau戦の失望の結果をポジティブなエネルギーに変える事だ」と監督 フレッド･ルテンは金曜のデ･カイプでの会見で語った。
フェイエノールトにとって大事なのはADOとの対戦がすぐに迫る状況でできるだけ良い準備をするためにボタンをかけ直すことだ。その点で今週平日のイスタンブール遠征の後で選手たちのフィジカル･コンディションが重要な部分となる。「Besiktas戦から全員がフレッシュな状態に戻ったわけではない」とルテン。「だから今日は軽めなトレーニングにした。選手たちはしっかり回復して日曜の試合にはフィットできるだろう」
シーズン初戦に勝てばグループに自信が生まれ大きな勢いがつくのはルテンも分かっている。「3ptsを獲れれば、チームのメンタル面には間違いなくポジティヴな効果がある。一方でリーグ戦は序盤で決まる訳ではなく、3月4月までかかる。さらに移籍市場は9月1日まで開いているし、全てのチームのセレクション構成にまだかなりの変化が起こり得る」
フェイエノールトはここまでの移籍期間で数多くの重要な選手を失ったが、自身も狙っていた補強に成功している。先週末にビラル･バサチコグルとルーク･ウィルクシャーがデ･カイプで契約にサイン。この二人はBesiktas戦ではまだ出場資格が無かったものの、バサチコグルはイスタンブールに帯同。ルテン：「獲得が決まる前から、ビラルはトップ選手に成長するポテンシャルがあると私は確信していた。彼はボールを取るためにファイトする姿勢を見せているが、それこそ欧州のトップリーグで成功するためには重要なんだ」。彼ら二人がデン･ハーグでプレーするかどうか、監督はまだ明言せず。「それはまだ分からない。日曜になってから決める。その時には全員がどれだけフィットしているかもっと分かるだろう」
監督はいずれにせよハリド･ブラルーズと長期負傷のロドニー･ロペス･カブラルを日曜は起用できない。今週Besiktas戦から戻ったヴェスリー･フェルフークは怪我のために欠場、金曜はルーカス･ヴァウデンベルフと共にリカバリー･コーチ マルセル･カスと共に別メニューだった。
ADO Den Haag - Feyenoord
Zondag 10 augustus om 12.30 uur in het Kyocera Stadion
Scheidsrechter: Danny Makkelie
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/ado-den-haag-feyenoord-eredivisie-20142015
待望のエールディヴィジ新シーズン。まずはここ2シーズン敗れているADO-uitとなかなか厳しい試合から。うざったかったベウヘルスダイクが抜けたものの、コルテを補強してアルベルフ、ファン･ダイネンもまだ残っているので攻撃面はなかなかやっかいです。
フェイエノールトとしてはおそらくスタメンはそのままでビラルはベンチからか。欧州戦とはまた別の試合なのでまずはしっかりフットボールをして攻撃面で自信を付けたいところ。
