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Besiktasに敗れてEL予選POラウンドへ

フェイエノールトはEL予選POラウンドへ回る事になった。チームは水曜夜にBesiktas相手に2-1のビハインドを取り返す事はできず、CLから姿を消した。フェイエノールトはしっかり組織されたプレーでイスタンブールのOlympisch Stadionでサプライズを起こしかけたが、終盤エルヴィス・マヌの同点ゴールの後にBesiktasが2得点で2連戦の勝負を決めた。リック・カルスドルプが残り20分でフェイエノールトでの公式デビューを果たしている。

 

前半は先週のデ・カイプでの第1試合と似たようなシナリオに。ルテンのチームは序盤優勢に立つも、フェイエノールト側の個人のミスでBesiktasが先制。

 

1週間前はフェイエノールト側のベストプレイヤーであり、イスタンブールでは右バックに入ったスフェン・ファン・ベークが30分すぎにサイドライン際でボールを失う。そこからSahan Olcayがエルヴィン・ムルデルの守るゴールにドリブルで迫り、Besiktasにとっての最初のシュート。このシュートはGKが防いだが、リバウンドをスピッツのDemba Baが至近距離で押し込んだ。

 

フェイエノールトは数万人のトルコ人の騒音の中でここまで完全に試合をコントロールしており、このゴールは内容を全く反映したものではなかった。チームはDFラインからの慎重な組み立てに重心を置き、前戦でピッチを広く使えていた。だがフェイエノールトはこのプレースタイルでBesiktasを押し込むも、トルコ人の守備を崩す事はできず。HTまでミチェル・テ・フレーデのミドルシュート(枠外に浮いた)と、同じくこのスピッツオフサイドポジションからのヘディング以外にシュートを放つ事はできなかった。

 

失点はしたもののフェイエノールトが少なくとも2得点が必要な状況は変わらず。そのために試合無いようも後半はほとんど変化無く、フェイエノールトが攻め手を探り、Besiktasがカウンターに賭けるというお互いの役柄もいっそう鮮明に。

 

フェイエノールトは残り30分でトニー・フィレーナとルーベン・スハーケンを攻撃的バックスに変え、ジャン・パウル・ボエチウスと途中出場 エルヴィス・マヌを前戦に置く5-3-2のフォーメーションに。これによりフェイエノールトはすぐさま前掛かりなプレーになり、それは残り15分で結果に表れる。ファン・ベークが奥のマヌへボールを送ると、このスピッツはボールを浮かせて飛び出したGK Zengin Tolgaをかわし、そのままゴール上部へシュートを決めて1-1.

 

このゴールと共に爪を噛むような終盤に入り、フェイエノールトは2試合を通じてタイに持ち込むのにあと1点という状況に。残り12分にはレクス・インマルスがそのゴールを決めるシュートを放ったかに思われたが、至近距離からのシュートはGKにセーブされてしまった。

 

それから間もなくしてピッチの反対側でBesiktasがカミソリのような鋭い連携でフェイエノールトの守備を崩し、Olcayのパスをバが決めてこの夜自身2点目、ロッテルダマース側の望みを打ち砕いた。残り5分にもDemba Baがムルデルのゴール前でフリーになり、そのままシュートを決めて最終スコアに。

 

Besiktas – Feyenoord 3-1

Scoreverloop:

28’ 1-0 Demba Ba

74’ 1-1 Manu

81’ 2-1 Demba Ba

86’ 3-1 Demba Ba

 

Scheidsrechter: Zwayer (Dui)

 

Geel: Nelom, Boëtius, Schaken (Feyenoord), Necip, Ersan (Besiktas)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Van Beek, Kongolo, Mathijsen, Nelom (58’ Vormer); Clasie (69’ Karsdorp), Immers, Vilhena; Schaken, Te Vrede (57’ Manu) en Boëtius.

Besiktas: Tolga; Necip, Franco, Ersan, Motta; Koyunlu (74’ Köybasi), Veli, Hutchinson, Olcay; Pektemek (85’ Özyakup) en Demba Ba.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/besiktas-feyenoord-champions-league-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「我々は失点までは試合をコントロールしていたが、個人のミスが試合のトーンを決めてしまった」

 

「勝つのも全員でなら負けるのも全員で。特に若い選手は時にミスを冒すもの。我々にとっては試合をコントロールしていたし、とても残念な瞬間だったがね。だがすぐに立て直せたのは良かった」

 

「相手のペナルティ・エリアまでは我々は良いプレーをしているが、そこから引き金を引かなければいけない。マヌが1-1にした後はあと僅かだったし、ベンチの我々もまだやれるという気持ちだった。残念ながらそうはならなかったが、我々はこの試合から学んだと私は確信している。チームの成長が見れた」

 

「私は誰も責めるつもりはない。ミスは選手の成長過程に付きもの。ミスをしまいというプレーをするなら私はその選手を責めるだろう。明らかなミスはあったが、我々はこのやり方で勝利を目指していたんだ。この敗退では経験が最大の要因だったと言える」

 

「今日はスフェンの番だったが、彼が学んでくれると確信している。彼にとって苦しい経験だが、しっかり乗り越えてくれるだろう。これがプロ・フットボール。彼は将来非常に高いレベルでやれるだけのポテンシャルがある」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98elftal-is-groeiende%E2%80%99

 

レクス・インマルス

「僕のチャンスでまだまだ可能性はあるとみんな思っていた。その後に2-1にされたのが決して許されない事」

 

「先週同様に僕らは個人のミスから1-0のビハインドを背負った。でも僕らにとっては2得点必要という状況はほとんど変わらなかったし、良い結果を出せると信じ続けていた」

 

「2-1にされるまでは僕らはとても上手くやっていた。今日のフットボールは今後に見通しを与えてくれるもの。とても若いチームで僕らはこのレベルでBesiktas相手に良いフットボールをした。これは欧州戦を含めて今後の試合に良い見通しをくれる」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/immers-%E2%80%98lang-geloofd-in-goede-afloop%E2%80%99

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らがノーチャンスだったとは思わない。僕らの方が優勢だった。彼らはミスを待ち構え、それを上手く利用した。僕らは決して劣っていなかったけれど、ミスを冷酷に罰せられた」

 

「終盤は別として、僕らは先週よりも危険なシーンを作れていた。彼らはチャンスとカウンターのシーンで僕らの上をいっただけ。フットボールの面では僕らは決して追っていなかった」

 

「ここからの目標はEL。これは僕らにとってもクラブにとっても重要だ」

 

エルヴィス・マヌ

「ゴールシーンはDFが出てきたのが見えたからボールを浮かせてかわそうとしたんだ。綺麗に決まった」

 

「結果はとても残念。僕らは2試合を通して十分チャンスはあったと思う。今夜は1-1の後にもっとプレッシャーをかけ続けなければいけなかった。インマルスには勝ち越しの大チャンスがあったし、あれが決まっていれば相手は完全に崩れてそのまま勝負を決める事もできたかもしれない」

 

「僕らはあまりにも簡単にゴールを許しているし、時にもっと激しくやれるはずだと思う。これは欧州戦。Besiktasはボールがゴール前に来た時にはフルパワーを掛けていたけど、僕らは違う」

 

 

いつもの展開で順当に敗退。経験の無さでの失点とクオリティの無さでのチャンスの少なさで、まぁこれで欧州で勝つのはなかなか難しいところ。それでも光明としてはコンゴロが冷静に良い組み立てを見せてくれ、レクスの走力が戻り、マヌも待望のゴール。今後はビラルとウィルクシャーが入ってどうなるか楽しみですが、組み合わせ的にコンゴロはやはり左バック起用ですかね・・・

 

日曜にはエールディヴィジ第1節。補強が終わるまではいろいろ大変でしょうが何とか頑張ってもらいたいところ。EL予選は例のごとくくじ運を祈るだけ。